1
/
5

All posts

「帰り道こそ、ゆっくり」――私が夕暮れの賀茂川で、仕事モードにさよならを告げる理由。

こんにちは、UCHU wagashiの大山です。私の毎日の通勤路は、一年中、四季折々の景色を楽しめる贅沢なルート。本当にありがたい環境だなと感じています。朝は、少し早めに家を出ても、ついつい気持ちが先走って急いで職場に到着してしまいがち(笑)。だからこそ、仕事が終わった帰り道は、意識してゆっくりと自転車をこいで帰るようにしています。オフィスを出て自転車を走らせていると、ちょうど夕暮れどきに川へ差し掛かることが多いんです。いつもは川沿いの道を走っているのですが、夕陽が綺麗な日は、ちょっとルートを変えて橋の上へ。自転車を止めて、橋の上から広大な賀茂川の景色をじっと眺めます。忙しかった日、新し...

ルールに縛られない、もっと自由で新しい「おいしい」の形。

時代は常に流れています。「どこから始まったか」という起点に縛られるのではなく、常に「ここから始まる」という予感とともに私たちは歩んでいます。アイデアがルールや常識に縛られたり、何かに依存したりするのではなく、もっと自由に、いまの生活を豊かにするお菓子を作りたい。そんな純粋な思いから誕生したのが、私たちの新ブランド「NEXT 100 YEARS(ネクスト ワンハンドレッド イヤーズ)」です。丁寧な手仕事から生まれる「宝石」今回ご紹介するのは、そのラインナップの中でも象徴的な「宝石の菓子」シリーズ。 今では珍しくなった「球断器」を使い、ひとつひとつ丁寧に、手作業で整形していきます。手間を惜し...

和菓子ブランドの新しいチャレンジ

UCHU wagashiでは昨年より「もち米とこんにゃく粉で作る和グミ」を販売しています。グミ市場はここ10年以上右肩上がりで伸び続けていて、スーパー・コンビニエンスストア・ドラッグストアでの販売が主な大手メーカが中心になりマーケットを作っています。日々、味や食感などのバリエーションが生まれ、グミ市場は活況の中、進化を続けています。UCHU wagashiでは、昨年ゼラチンで作るグミと差別化した「もち米とこんにゃく粉」を使った和グミを開発し販売を始めました。フルーツを刻んで素材に加えるなど、食感だけではなく美味しさを大切にした、どの年代の方にも美味しいプレミアムなグミです。これからUCH...

売り場から見えてくるもの

「ありがとうございます」とお店側が言うのは、接客・販売をする中ではごく当たり前のことです。お客様から「ありがとう」と言っていただける回数が増えるほど、そのお店は、自然と選ばれていくようになります。たくさんの方に選んでいただいている状態が、売上につながっていく。そのために必要なのは、ただ商品を販売することではなく、お客様との関係をつくること。そして、そのお店にしかない価値をきちんと届けることだと思います。どれだけ良い商品でも、お客様の気分や状況に合っていなければ、手に取っていただくことはできません。目の前のお客様を見て、感じて、その方に合う提案をしていく。そこで、自然と「ありがとう」が生ま...

UCHU wagashiができる瞬間

京都でなにか始めるのは決めていたし、和菓子を作ろうとも決めていたけど、何をどうしたいかは具体的には決まっていなくて、毎日まいにち図書館に行って和菓子の本を読んだり、和菓子店を見て回ったり、1年くらいずっとなんともいえない便秘のような日々を過ごしていました。ある日、京都駅の大きなお土産コーナーをいつものように徘徊してた時でした。ガラスケースにいろんな老舗和菓子店の商品が並んでいるんだけど、どれも同じに見えてつまんないなー。と思っていたその時・・・、ビビビッ!と。「もしマリメッコがここに和菓子屋さんを開いたら!?」って急に思い浮かんで、このガラスケースにカラフルなマリメッコのお菓子やパッケー...

企画をしながら、売り場に立つ理由

4月の後半は、京都を飛び出して、日本橋三越本店にて1週間のpopup shopを行います。昨年に続き、お声がけいただいての出店です。京都から商品だけでなく、スタッフも現地へ出向き、商品とあわせてブランドのことも直接お伝えできるチャンスです。ありがたいことに、UCHU wagashiをご存知のお客さまも多く、売り場でお話しする時間も、この仕事の楽しさのひとつです。popup shopは、当日だけでなく、そこに至るまでの準備も多くあります。先方との打ち合わせから始まり、予算立て、商品選定、製造との調整、プライスカードの準備など、通常業務とは異なる仕事も多く、やることはたくさんあります。イレギ...

旅してきました!竹富島

【島の美しさ】4月2日から2泊3日で、竹富島を訪れました。海も、集落も、すべてが美しく、とても気持ちのよい場所でした。「手つかずの自然」というよりも、島の人たちが日々、大切に守っている美しさでした。朝になると、だいたいの家の人が、家の前の道をほうきで掃き、白砂を整えています。(よく観察していると、朝だけでなく昼も夕方も)道のわきや石垣の中まで丁寧に手入れがされていて、草もきれいに取り除かれています。その様子は、家の中を整えるのと同じような感覚で、島全体を大切にしているように見えました。【自分ごととして関わるということ】自分のためだけでなく、近所の人のため、子どもたちのため、そして島を訪れ...

和菓子を使ってサービスを提供する仕事

UCHU wagashiは和菓子を作って販売していますが、実は「和菓子を使ってサービスを提供する仕事」だと考えています。ただ美味しいお菓子を提供したいだけなら、インターネットで販売したり、自動販売機でも良いし、その方がビジネスとしては効率がいい。でもUCHU wagashiは人をワクワクさせたり幸せにするためにあります。お菓子が主役でもなければ、お客様が主役でもない。サービスをするスタッフが主役なのです。どうすれば和菓子で「人をワクワクさせれるか」何をすれば「人を幸せにできるのか」を楽しく思い悩み、実現してくれる方を募集しています!

UCHU wagashiで働くということ

大きい会社が大型船だとしたら、株式会社UCHUは小さなヨットです。風や波が起きると、大きな船(会社)は何事もないようにいれるけど、ヨットはすぐに傾くし、何もしないと転覆しそうになります。でも「常に風を感じて、その風に帆を向けて推進力に変える」。みんなが協力し、一体になるとヨットはおもしろいように進みます。これからの和菓子の100年を創造する会社として、どんどんアイデアを実現したり、あたらしいスタンダードを作っていきたい。僕らのヨットでしか感じられない喜びを一緒に感じてくれる方を募集しています!

風景を詰め込むお菓子「fukiyose」ができるまで

今回は、UCHU wagashi の人気商品「fukiyose」をご紹介します。よく名前の意味を聞かれるのですが、「吹き寄せ」と書き、色づいた紅葉が風に吹かれて一か所に集まる様子を表す言葉です。ひとつの言葉から風景が思い浮かぶ、俳句のような美しい表現。そのイメージを、小さな箱の中に詰め込んだのがfukiyoseです。春夏秋冬、それぞれの季節ごとにデザインがあり、UCHU wagashiの世界観を感じていただける商品のひとつです。私たちが新しいものを考えるとき、大切にしている視点があります。それは、少し距離を持って、まるで外国人が日本文化を眺めるように見ること。そうすることで、物事を直感的...

つながりの中で働くということ

「それぞれが自分の良さをいかし、相手の笑顔のために、できる限りのことをする。」私は、そんな働き方を大切にしています。一人ひとりが持っている良さは、それぞれ違います。その良さは、個人だけで完結するものではなく、チームの中でつながり、いかし合うことで、より自然に発揮されていくものではないでしょうか。そして、そのつながりは自分が満たされていなければ、他の人を幸せにすることは難しい。だからこそ、まずは自分自身を大切にし、整えること。整った状態だからこそ、内側にあるものが自然とあふれ、無理なく外へと向かっていくのだと思います。お客様に認められ、長く選ばれている会社は、そうした状態で働く人たちによっ...

売り場から生まれる、商品とブランドづくり

株式会社 UCHU では、商品企画からパッケージデザイン、製造、販売までを、すべて自社で行っています。売り場に立ち、お客様の反応や声を直接受け取りながら、「どんな商品が喜ばれるか」「どんな見せ方がいいか」を考え、それをすぐに企画へとつなげていくことができます。商品のデザインだけでなく、パッケージや売り場、店舗空間、オンラインショップ、SNSまで、すべてを自分たちで手がけているため、ブランドとしての一貫性が生まれます。見た目だけでなく、伝え方や体験まで含めて、違和感のないかたちでお客様に届けられていること。それが、UCHU wagashiの強みのひとつです。また、自分たちで考え、つくり、届...

京都の景色と文化がそばにある

UCHU wagashi本社の前では、京都の季節や文化が自然に日常に溶け込んでいます。春には下御霊神社のお祭りの行列が通り、赤い法被や華やかな飾りを身につけた人々の姿が目に入ります。仕事の合間にその賑わいや掛け声、子どもたちのはしゃぐ声を聞くと、京都に暮らしている実感がわき、街の空気や歴史を肌で感じる瞬間になります。祇園祭の時期になると、街は自然とソワソワした空気に包まれます。UCHU wagashiのスタッフも、夜に行くか、休日の昼間に行くか、あるいは昼休憩に少しだけ覗きに行くか、それぞれ楽しみ方を選びます。寺町本店の近くでは、街を彩る鉾や山の行列を見ることができ、徒歩圏内に多くの鉾が...

四季折々の京都を感じながら働く日々

UCHU wagashiの本社は、京都御所の南東側にあります。2階のデスクからは、京都御苑の木々が季節の移ろいを見せてくれ、仕事をしながらも自然を感じられます。今の時期の京都御苑は梅林園がランチスポット!時間が合えば、スタッフを誘ってお弁当ランチタイムを楽しむこともあります。木陰でゆっくり食べたり、梅の香りを感じながら散歩したり、都会の真ん中とは思えないひとときです。私の自宅から本社までは自転車で20分ほど。鴨川沿いを南下して京都御苑前の本社まで通います。毎日の通勤でも、鴨川や比叡山、大文字の風景に四季折々の変化を感じられ、自然に触れながら一日をスタートできます。UCHUでは、自転車通勤...

UCHU wagashiの包装紙デザインについて

UCHU wagashiではいろんな包装紙を作っています。和菓子屋さんでシーズンごとにこんなに包装紙があるのも珍しいのではないでしょうか。でも季節こそ和菓子には大事。お菓子のデザインはもとより、包み紙はお出掛けの服やお化粧のようなもの、せっかくなのでオシャレして誰かのもとに届けたい気持ちが詰まっています。たとえば、春には暖かいのどかな春の日をイメージして包装紙をデザインしました。開いた時に一枚の絵になって、しかも商品を包んだ時の裏面も絵にしないといけない、これがすごく難しい。ですが、その試行錯誤こそが、季節を包み込むための大切な工程だと感じています。