「性別関係なく時短勤務などの育児に関する制度を、利用したい人がちゃんと利用できるので、すごく働きやすいなと思います」
今回のメンバーインタビューでは、クロジカサーバー管理を扱う(写真左から)クラウド事業部 エンジニアの大野さんと、クラウド事業部 テクニカルサポートの北野さんにお話を伺いました。
子育てが忙しい社員にとって、育児と仕事を両立するための制度は必要不可欠です。現在、短時間勤務(以下、時短勤務)をしているお二人に、TOWNのパパママ社員はどのような働き方をしているのかインタビューしました。
一日の業務スケジュール
── まずは、大野さんの現在の職種や、お子さんの年齢、そしてこれまでの経歴を教えてください。
大野さん(以下、敬称略):子供は現在3歳で、2024年3月で4歳になります。男女の双子なので性格も異なり、お姫様になりたいという娘と怪獣が好きな息子がいます。
経歴としては、元々は学生時代にTOWNのアルバイトとしてAipo(現 クロジカスケジュール管理)の開発を行っていました。もともとインフラ分野にも興味があったので、就職のタイミングで別の会社に入社し、インフラエンジニアに転向しました。その後、TOWNでもクラウド事業部が立ち上がり、インフラの専門エンジニアを探していたことから、お声がけいただき入社しました。
── ありがとうございます。次に北野さんにお伺いします。
北野(以下、敬称略):クラウド事業部の構築テクニカルサポートを担当しています。子供は3歳と1歳で、上の子供が大野さんのお子さんと同い年で、2024年2月に4歳になります。
経歴は、新卒でホテルのフロントで働いた後、IT企業に転職して営業サポートや営業、カスタマーサポートを経験しました。その頃は地元で働いていましたが、結婚を機に東京に移住して転職しました。前職ではITサポート事務としてヘルプデスク業務や様々な業務に携わっていました。
── ありがとうございます。お二人は普段はどのようなスケジュールで勤務されていますか?
大野:朝8時半に出社して16時半退社を目指していますが、電車遅延を考慮すると、実際には9時〜17時になることが多いですね。
最近のスケジュールではチームメンバーとの打ち合わせや、責任者として他のチームやセールスの方と打ち合わせすることが多いので、朝にスケジュールを確認して、どの時間帯にどの作業を実施するかを決めています。
今日やらなければいけないタスクはBacklogで管理しているので、そこを見て、フォローやメンバーからのレビュー依頼なども調整しています。自席にいるとリアルタイムで相談がくることもあるので、その対応をしつつ自分の仕事を進めています。
── 北野さんはいかがですか?
北野:私は7時間半の時短勤務で、8時に出社して16時半に帰るようにしています。朝は夫が送ってくれるので、早く来て、早く帰るようにしています。基本的には朝に出社してメールや前日の確認を行いつつ、順次返信していく感じで一日を過ごしています。
男性も、マネージャーも。TOWNの時短勤務利用者
── 大野さんに伺いたいのですが、時短勤務を始めるにあたって何か気になることはありましたか?
大野:そうですね。私は時短勤務の始め方がものすごくイレギュラーでした。子供が予定日より2ヶ月ぐらい早めに生まれて、 当初は生児集中治療室に3カ月間ほど入院している状態だったんです。バタバタしていたので、会社の事情を考える間も無く時短勤務をお願いするしかない、という状況でスタートを切りました。
自分の状況を人事担当者に伝えた際に「時短勤務の制度があるよ」と教えていただき、時短を開始しました。知らずにフルタイム出勤していたら家庭の状況的にまずいことになっていたと思うので、非常に助けられましたね。
── 当時、時短勤務をしている人はいましたか?
大野:スタッフの人数も今より少ない状態だったのですが、確か2名が取っていたと思います。その中にはマネジメントをしている男性社員もいたので、男性で時短勤務をすることや、その後のキャリアへの影響について、特に不安はなかったです。
── 現在大野さんは開発責任者を務めていますが、何か働く上で意識していることはありますか?
大野:基本的に出社時間・退勤時間は固定するようにしています。理由としては周りのメンバーに「この人はいつも何時から何時までいるから、用事があれば何時頃にMTGを設定すれば良い」という印象を持ってもらうためです。その方が周りも相談しやすいと思います。
自分自身の業務で言えば、打ち合わせなど予定されたものはもう変えられないと思っているので、そこは固定として抑えつつ、その空き時間というか、合間合間のタイミングで何をやるかの優先順位付けをリストにしています。ただ、それ全部を当日に終わらせられない場合もあるので、今日できなかったとしたらどのタイミングでやるのかというリマインドの設定は意識するようにしてますね。
── ありがとうございます。他のパパママ社員に話を聞いていても、優先順位付けが大事と話す方が多い印象です。
大野:かなり重要だと思いますね。ただ、難しいところでもあって、優先順位を低くしたとしてもいつかはやらないといけないので(笑)。なんとか処理して回していくことを考えてる状態です。
入社の決め手は、すぐに利用できる時短勤務制度
── 次に北野さんに伺いたいのですが、どのような軸で転職活動をしていましたか?
北野:前職は客先常駐で、お客様先によって勤務スタイルを変える必要があったのがネックに感じていました。子育てしながらワークライフバランスがきちんと取れるような働き方がしたいと思っていたので、そこを一番の軸で考えてました。
── ワークライフバランスが取れる会社は他にもあると思いますが、そのなかでもTOWNを選んでいただいた理由はなんですか?
北野:そうですね、まず時短勤務制度が最初から利用できるという点が一番大きかったと感じています。他の会社だと1年間働いてからのところがほとんどで、そこは諦めなきゃいけないかなと感じていました。
ですが、TOWNは入社直後から使えるのと、自宅からの距離も近いのでワークライフバランスが取りやすそうだと思いました。あとは実際に面接していくなかで皆さん丁寧に対応してくださったのが印象的だったので、TOWNに決めました。
男女問わず制度が使いやすい環境
── お二人がTOWNの制度や文化で特徴的だと思うものを教えてください。
大野:先ほども少し挙がりましたが、男性側も育児に関する制度を取りやすい環境にあるというところですかね。おそらく制度としてはどの会社も男女平等に設計されていると思うのですが、実態としては男性社員には利用しにくくなっている会社も多くあると思います。
ですが、TOWNは性別関係なく時短勤務制度や育休を利用したい人がちゃんと利用できて、制度を使うかどうか声掛けがあるような環境なので、すごく働きやすいなと思いますね。
北野:私も「ダウンサイドを最優先に保障する(※)」という考えがすごくいいなって思って、入社の決め手にもなりました。これまでいた会社でも、女性は時短勤務をしている方が多かったんですが、男性で時短勤務ってあんまりいなくて。ですが、TOWNでは男性で取ってる方も多いので、メンバーがちゃんとお互いの家庭環境を理解して、フォローしあいながら働けてるのがいいなと感じています。
(※)TOWNではダウンサイドとは「社員のライフステージの変化などにより発生しうる、個人の力では解決を図ることが難しい不可抗力な要素で、かつ社員の勤務状況や会社在籍に影響を及ぼすこと」を指しています。
── ありがとうございます。確かに、「使える制度は当たり前に使う」という文化がありますよね。そこはすごく働きやすいなと私も思います。それでは最後に、どんな人と一緒に働きたいですか?
大野:やっぱり、個人を尊重できる人ですかね。様々な働き方とか考え方というのはもちろんあるんですが、それに対して相手を尊重して、相手の事情も汲み取ってお互い助け合いながらやっていける方と、一緒に働きたいなと思っています。
北野:TOWNの働き方として、決められた時間の中で効率良く働くっていうのがあるので、 それをちゃんと意識して、いかに効率よく働けるか、どうしたら効果的なのかを自分で考えられる人がいいのかなと思います。
── お二人のお話を通して、TOWNのパパママ社員がどのように働いているか伝わったのではないかと思います。本日はありがとうございました。