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当社では社員の成長を支援し、その先の企業の成長へとつなげていくために、Expert制度という社内制度を設けています。
Expert制度とは?
Expert制度とは、専門分野において社内に新たな知見をもたらすことを目的に、社員の専門性を高める活動を会社が支援する制度です。希望する社員は、自身の業務内容に関わらず自由に専門領域を選択し、その活動テーマが認められると、Expertとして任命されます。
Expertとなった社員は、業務時間の20%を活動時間として認められ、さらに活動経費の支援を受けて、専門領域の探索を行います。
2019年に制度化され、毎年バージョンアップを繰り返しながら運用し、毎年様々な部署、職種からExpertが選ばれています!
今回は、Expert紹介の第2弾として、デジタルマーケティング事業部 金融ビジネス推進Gの藤吉さんに話を伺いました!まずは入社の経緯や、現在取り組んでいるExpert活動についてご紹介します。
提案するだけでなく、お客様が使うシステムの中身をつくりたい
前職は、大手外資系IT企業で法人営業をしていました。10年近く営業に携わる中で、提案するだけでなく、お客様に提案するシステムの中身を実際につくっていく仕事に興味を持ったこともあり、シナジーマーケティングのディレクター職に応募しました。
入社当初は、主にお客様の課題を解決するためのシステム構築業務に携わり、幅広い業種業態のお客様を担当していました。その中で一度地方銀行のお客様を担当する機会があり、それ以降は銀行の案件が来れば私が担当するようになりました。気付けばいつのまにか、社内で金融業界担当のような立ち位置になっていましたね!
2018年に正式に社内で金融業界に特化した部署が立ち上がったため、このタイミングで自ら志願し、翌2019年に現在のグループに異動しました。今は、主に地方銀行のお客様に向けて、営業活動からソリューションの提案、導入まで一気通貫で担当しています。最初の接点から、ソリューションの構築、納品、その後のフォローまで継続して関わるのでお客様とも濃い関係性を築けますし、その分新たな提案もしやすいですね!
顧客である企業の先にいる、地域社会にも貢献するために
2021年度から社内のExpert制度に応募し、「地域と人をつなぐ」をメインテーマに活動しています。仕事を通じて地方銀行の担当者の方と多く関わらせて頂く中で、業界に特化したソリューション導入支援の面白さを感じると同時に、担当者の方が持つ「地元愛」の強さを常々感じていました。その中で、お客様が抱える課題に対しての提案だけでなく、もっと広い視野で、お客様が大切にする地域社会に貢献することを主眼に置いた提案が出来ないか、と考えるようになりました。そんな想いをもってExpertにエントリーし、副社長への数回の面談を経て、正式に任命されました。
具体的な活動としては、「地域の事業者と人をつなぐ」「地域の特産品と人をつなぐ」「地域と地域に関わる人をつなぐ」の3つの視点からの実態調査と、当社のCRM事業の掛け合わせで新たなビジネスの種を生み出すことを目標に取り組んでいます。そして現在は、今地方が抱える課題と、課題に対しての取り組み事例の調査を中心に行っています。Webや紙面上の調査だけでなく、地域活性化に事業として取り組んでいる企業にアポイントをとってインタビューしたり、取引のあるお客様にも協力して頂きヒアリングを行うなど、よりリアルな情報を取得するべく行動しています。実際にお客様から、廃校をリノベーションし複合施設をつくり地域活性化をはかる施策についても伺い、独自に調査をしています。(※調査資料②参照)
まさにビジネスをカタチにしていく過程をイチから経験しています。通常業務外の活動ではありますが、Expert活動として会社が認めて支援してくれるので、より能動的に自分自身の知識やスキルの幅を広げられていると感じます。
調査資料①
調査資料②
グループ内のチームリーダーに、Expert活動にと大活躍な藤吉さんですが、一緒に働く社員の印象やご自身の仕事のこだわりについても聞いてみました!
お客様にとってのベストを考える
金融ビジネス推進Gだけで見ても、他業界から転職して来られる方や、似たような業務経験が全くない方など、様々なバックグラウンドをもった社員がいます。同じような経験をしていないからこそ、それぞれがこれまで培ってきた知識や経験を生かし、お互いに協力してお客様にとってベストなソリューションを提供すべくまい進しています。
仕事をする中で当社の社員に共通して感じるのは、基本的に前向きで「お客様のために何が必要か」を考えて自分で学び、行動している方が多いことですね。例えば私はお客様へ提案する際、「一方的な答えを提示する」提案ではなく、「その場で議論が生まれる」提案を心がけています。お客様の課題に対して仮説を立てて提案する、その中でうまく問いを立てられたときは、自然と議論が生まれ、お客様の方からどんどんアイデアが生まれてくるんです。お客様に新たな気づきや発見のきっかけを提供することが出来たときは、この仕事の面白さを感じますね。
提案のやり方も、範囲も決まってはいません。お客様のために何がベストか、考えて行動し続ける。その中で、職種や役割にとらわれすぎず、自由度高く学び、生かしたいと思っている方、業務の幅をどんどん広げていきたいと思っている方には、とても面白い環境だと思います。
一緒に様々なチャレンジが出来たらうれしいですね!