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19歳で父親、引越し会社からの転職。目まぐるしい転機を乗り越え進む道の先にあるもの

ーー今回は入社4年目を迎える竹内にインタビューさせてもらいます。竹内とはこのWantedlyで出会って、そこからすぐ入社に至ったよね。サポーターズに入社するまでどういうことをやってきたのか聞かせてもらえますか?

サポーターズに入社するまでは引越屋でコールセンターの受付をやってました。

受付と言っても単身引越とか荷量が少ない案件は全部電話のみで見積もりから受注まで完結させたりもするので、いわゆる内勤営業っていうやつでした。入ったばかりの時はお客様から荷物の大きさとかは聞くものの、トラックの荷台の大きさも分からず見積もりしてたので何回も事故案件を作ってましたね。

そこから流石にまずいと思って、仕事終わりに倉庫に行ってトラックの大きさを測ってみたり、休みの日にこっそり現場に手伝いに行って、現場感を掴みながら、なんとか適切な見積もりができるようになりました。

要領を掴んでからは徐々に売り上げを積めるようになってきたので、今度はトップ営業マンになるために単価を意識しつつ、即決をしてもらえるようなスキルを身につける努力をして、2年目でようやく月間売り上げトップになれました。


転職をしたタイミングも2年目なんですが、当時の引越屋の社長の影響が大きいです。

僕は10代の時に子供ができたことをきっかけに学生結婚をしているんですが、当時は学校にも行きながら稼がなきゃいけないっていう状況でとにかく生きるために必死でした。そんな中でたまたま人の紹介を通じて社長に出会ったんですが、なんとその社長も学生時代に僕と同じ境遇だったんです。

その方は当時大学を中退して引越屋に入ったわけなんですが、叩き上げでトップ営業マンから起業して社長になったっていうカリスマ的な人で、自分もこんなオトナになりたいって思って入社しました。

転職を考えるようになったきっかけは、社長には社長のやり方や目指したい方向性があり、その点で自身の価値観とはギャップが生じていると気づいたからです。自分が目指す方向性が近い組織、環境に飛び込みたいと思って御縁があったサポーターズに入社した次第です。

引越屋時代の社長や上司にはとても良くして頂いてましたし、短大出身で子持ちの10代を拾ってくれたことは感謝しきれません。今でもファーストキャリアとして選択したことは良かったと思っています。


ーー10代で父親になって、大学も中退して家族のために働くのはすごく覚悟がいることだと思います。当時の転職も竹内にとって大事な意思決定だったと思うんだけど、業界も職種も変わったわけで最初の頃はどんな感じでしたか?

前職の原体験を元に

「入社後に生じる価値観や方向性のギャップは、入社するタイミングでちゃんと自身の価値観やどういう人間になりたいかを言語化していれば防げる」

「価値観やなりたい姿の方向性に合った環境で働くことはその人を生き生きとさせ、周りにもいい影響を与える」

ということを学んだので、その点「カッコイイオトナを増やす」というビジョンを掲げてメンバー全員がそのビジョンに真剣に向き合っているサポーターズに強く惹かれました。明確な意志と熱い想いを持ってジョインしたと思っています。

ただ熱い想いを持っていた一方で、不安がなかったかでいくと正直かなりありました。運送から人材という異業種への転向、中堅企業からスタートアップ企業へのジョイン、サポーターズのおおもとはVOYAGE GROUPというIT企業であることなど、変化が大きすぎて追いつけるか心配でした。


入社する時にそれらの不安な点もぶつけさせてもらったんですが、当時のマネージャーだったセナさん(瀬名波)はじめほとんどの人が異業種、異職種から入社しても活躍していることと、スキルや知識は想いがあればついてくるものという考え方を聞いて、何を小さなことを気にしていたんだろうと不安も払拭されました。

現在のセールスメンバーも1人を除いて皆異業種からの転職もしくは新卒ですし、セールスに限らず、採用時に想いとコミットメント力を重要視しているのはその考え方から来ていると言えます。


ーー業界経験も大事だけど、一番はサポーターズが大事にしている「カッコイイオトナを増やす」というビジョンに共感してくれて、自身としても体現していこうという気持ちが強いかどうかが肝ですよね。入社してから仕事でパフォーマンスを出すまでの過程はどうでしたか?

一言で言うと大変でした。

色んな要因があったんですが、当時は会社としてもアーリーフェーズだったということもあって仕組みも何も整っておらず、1人1人が学生さんの集客もイベント運営もセールスもなんでもやるっていう状況でした。

入社前とのギャップはあまりなかったものの、僕は一つのことを覚えるのになかなか時間がかかる方だったので思っていたように結果も出ず、早く価値提供できる人間になりたいと強く思っていた分、どれも中途半端な状況が心底苦しかったです。


ーー竹内はずっと「お客さんに価値提供できる人になりたいです」って言い続けてたよね。それに、ある時から竹内はすごく変わったと思います。自分の中で変わったなーと思うタイミングではどんなことがあったんですか?

自身が成長したと実感したタイミングは沢山あったんですが、大きく変われたポイントを挙げるとしたら2つあります。本人を目の前にして言うのもあれなんですが、1つ目はセナさんからもらった言葉が影響しています。

思った通りに仕事ができない状況に対して自責の念にかられ自信を失っていました。ですが、セナさんが常々投げかけてくれた言葉のおかげで前向きに仕事に取り組めるようになりました。今でも覚えているのは

「できないことは悪ではない。悪があるとするならば、成長しようとしないことが悪である」

「こうありたいという強い想いと正しい努力さえしていれば、時間が経つにつれて必ず成長できる」

「社内でいくら怒られようが学生さんや企業さんから信頼されていれば、それが竹内の評価。誰のために働いているのか、どんな人間になりたいのか、本当に大事なことを忘れないように」

というものです。


2つ目はクライアントの皆さんからきっかけを頂きました。

自信を失っていた自分はセナさんから言われた言葉を糧に、とにかく目の前のクライアントに真摯に向き合うことだけを考えて働いていました。

毎年サポーターズでは年明けにクライアントの皆さんを呼んで、日頃の感謝の想いを伝える場として新年会を開催しているんですが、ある時の新年会でそんな自分に対して、何人かの人事さんから直接日頃の取り組みに対する御礼の言葉をいただいたんです。

そのときビビっときましたね。「ああ、こういうことか」と。

ぶっちゃけ今も自身の至らない点はありますが、そういった時に自責に駆られて保身に走ることよりも、「コトに向かって前進する」ということの重要性をあの時体感できたと思います。

そこから吹っ切れて走り始められるようになりました。

ーーサポーターズが取引してる企業さんは皆さん温かい方が本当に多いですよね。ただ、そう言って頂けるのも竹内の努力があってこそだと思うし、これからはセールスチームがみんなそうやって温かい言葉を頂けるようになると嬉しいね。では最後に、今の仕事に懸ける意気込みを教えてください。

クライアントさんごとに新卒で入社される方々にかける期待や想いは異なります。根本を考えると新卒採用は組織課題、経営課題のソリューションの1つです。

各社さんが抱える経営課題を解決するために目的に沿った新卒採用のカタチがあって、そのカタチに合った支援を提供することが僕ら支援会社の存在意義だと思ってます。学生さんに対しても同様ですね。双方の目的を踏まえた上で、より良い出会いが生まれる場を作っていけば、自ずとミスマッチが減らせると考えてます。

なりたいオトナを目指し生き生きと働く人が増えることで、個人にとどまらず、会社としての発展にもつながると思うので、そんなグッドサイクルを作っていきたいですし、僕自身もその取り組みを経てカッコイイオトナになりたいと思います!


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