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事業開発部では、マーケティング支援事業を昨年からスタート!保育園向けのサービスではないところでの事業立ち上げの楽しさや難しさを、副事業部長にインタビューしました。
■ プロフィール
浅井 葵(事業開発部 副事業部長 2019年7月 中途入社)
リクルートや楽天など大手広告系企業を経て、マーケティング担当として千にジョイン。現在は2020年6月に立ち上がった事業開発部で副事業部長を務める。小学5年生と6歳の子を持つ二児のママ。
保育園を対象顧客としない、マーケティング支援事業をスタート。
事業開発部のミッションと、現在の浅井さんの業務について教えて下さい。
事業開発部は、大まかに言うとメイン事業の「はいチーズ!」以外の第二の事業の立上げをすることがミッションの事業部です。新規事業の企画から立ち上げ、持続的な売上創出ができる状態にするところまでを担います。
現在は「はいチーズ!」の会員基盤を活用したマーケティング支援事業をグロースさせることに注力しています。子育て中の保護者をターゲットにしたサービスを持つ企業がメインクライアントで、教育・住宅・保険などの業界を中心にご支援しています。
長年広告事業に携わってきた浅井さんですが、千のマーケティング支援事業の強みや面白さを教えて下さい。
私たちを介して広告をお届けできる層が「はいチーズ!」会員の多くを占める在園中の子を持つ保護者である点は、ご支援している企業さんにとって魅力的に感じてもらっている要素のひとつです。
アプローチできる層が絞られていて明確であることは、効率よく広告を届けることに繋がるため、子ども向けのサービスをもつ企業にはこの点で興味を持ってもらえることが多いです。
東京都内の保育園では3園に1園が「はいチーズ!」を導入していただいているため、お届けできる母数が多いのも喜んでいただける点です。
新規事業立ち上げは、地道で泥くさくて、楽しい
これまで千の事業は保育園を取引先としたものがメインでしたが、新しい顧客層を開拓していく難しさはありましたか?
リードがまったくない状態から顧客開拓をしていくのは本当に大変でした!
私は広告プランニングと運用を長年経験してきましたが、営業の経験は浅くて。一緒に動いてくれたメンバーと二人で1,500社程度のアプローチをかけました。本当に地道でしたが、第1クォーターでは売上目標をなんとか達成することができたので報われた思いです。
ベンチャー企業で事業開発というと、もしかしたらスタイリッシュで華々しいイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際は泥臭いものです(笑)。
今後は営業も徐々に仕組化をしていきたいと考えており、インバウンド増加のためにLPを作成したり、アウトバウンドでも外部リソースの活用を検討したり、まずはそういったことをやっていきたいです。
また、広告チャネルも成果報酬型のものをサービスとして追加していきたいと考えています。
個々が自走し、みんなでベストプラクティスを導き出す。スタートアップ・ベンチャーみたいな組織。
事業開発部では、先述したように、事業化できるものを作っていくことがミッションです。
決まった型があるわけではないので、どんなサービスであれば喜んでいただけるか、サービス企画の段階から携われるのは楽しさのひとつですね。仕組化も組織化もされていないところからのスタートです。自分なりにどうしたらいいかを考え、チームメンバーと相談しながら進めるので、あれこれトライしてみたいという方にはやりがいを感じてもらえるのではないかと思います。
例えるなら、社員2~3人のスタートアップ・ベンチャーみたいな雰囲気です。
マーケティング支援事業以外に、開拓していきたい事業分野はありますか?
現在は「はいチーズ!」事業の取引先や、その先にいる会員層に対する事業がメインとなりますが、将来的にはそこだけでなく、既存事業との親和性が高い別の領域で事業展開をしていきたいと思っています。
子どもや子育ての市場において、私たちができることはまだまだたくさんあると考えています。
副事業部長とママ。両立の秘訣は、素早く判断をしていくこと。
子育てをしながらバリバリ働いている印象を持っています。両立の秘訣はなんでしょうか。
家庭においては「やること」と「やらないこと」を決めています!全部を完璧にできるような器用なタイプではないと自覚をしているので、食事も外食やデリバリーサービスを利用したり、家事も手が回らないときは代行サービスを活用しています。
あと、小5になる娘が率先して掃除をしてくれるので、とても助かっています。
仕事においては「考え中」や「保留」のステータスをできるだけ作らないことを心がけています。副事業部長という立場を拝命してからは、判断をしなければいけない機会も増えてきましたが、検討に時間を要しそうな場合は「明日時間をとって決める」という判断をするようにしています。
そうすることでプライベートの時間に渡って悩み続けるということが減り、うまく切り替えができているのではないかと思います。