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“人と社会をつなぐ「コミュニケーションの進化」に貢献する” パーパスに込めた想いとは。

4月26日(金)に開催された2024年度上期全社キックオフミーティングにて、新たにS&Iとしてのパーパスが発表されました。

 “人と社会をつなぐ「コミュニケーションの進化」に貢献する”

 今回は、パーパスに込めた想いと策定までのプロセスについて、S&I 代表取締役社長 藤田和夫に話を伺いました。

なぜ、今パーパスを策定したのか。これを行う意義について

企業はこれまで以上に持続可能な社会を実現するために、それを意識した経営が求められるようになっています。弊社においても、技術革新や変化が激しい時代でも通用する明確な指針が市場やステークホルダーから求められるようになっていると強く感じています。

そこで、S&Iは何のために存在するのかを改めて見つめ直し、パーパスを軸に、企業活動と社会への貢献を同時に目指すことが必要だと考えました。

今回、「パーパス」を新設するとともに、「経営方針」を再定義しました。これにより、社会や市場に対する弊社の価値、存在意義、そしてどうやってそれを実現するのか、を明確にすることで、利益だけを追求するのではなく、社会へどんな貢献ができるのか、その目標に向かって社員が一丸となって取り組めるようになると捉えています。


エス・アンド・アイ株式会社 代表取締役社長 藤田和夫

S&Iの “これまで”と “これから” の見つめ直しから始めたパーパス策定

  • 時代が変化しても、S&Iに存在する独自の強さの源泉を表すキーワードとは何か?
  • S&Iがどのような変遷を歩んできたのか?
  • S&Iならではの“共通言語”や“エピソード”は何か?
  • S&Iのこれまでの決意や原点、象徴的な事業やプロジェクトで発揮された独自の強さは何であったか?
  • あるいは、重要な意思決定の判断軸は何であったか?
  • 何がステークホルダーから評価され、成長することができたのか?

など、パーパスを策定するにあたって、まずはS&Iの歴史から独自の強さを紐解いていきました。 

S&Iは、1987年にネットワークやサーバーなどITインフラの構築を主力に事業をスタートさせ、その後、ICTプラットフォームのシステムインテグレーションへ発展、そして、これらをベースに、現在ではAIを活用したコミュニケーション改革を手がけるなどその時代時代に必要とされる要素を取り込み、S&Iの価値に厚みを出してきました。

例えば、コンタクトセンターのシステム事業に関しては、もともとはプラットフォームの構築から始まりましたが、最近では、センターにおける顧客応対品質の向上や自動化など業務改革に踏み込んだ提案も積極的に進めています。

このように、S&Iの得意分野であるコンタクトセンターやユニファイドコミュニケーションを含むICTプラットフォーム、AI、それぞれの領域において、ITによるコミュニケーション手段の組立をこれまでも積極的に推進してきたこと、各領域の壁を超えてマルチセグメントで捉えることでこれらをさらに進化させ、次のステップに進めるための努力を継続することがS&Iの最も重要な使命であると改めて確信し、パーパスは、“人と社会をつなぐ「コミュニケーションの進化」に貢献する”に決まりました。

“目標に向けてどう行動するべきか” ステークホルダーとの関係性から明確になった指針

さらに、パーパスを策定するにあたって、ステークホルダーのニーズについても改めて整理しました。

 S&Iは37年の歴史において、時代の変化とともにさまざまな企業の出資を受けながら企業活動を続けてきました。そして、パートナー様との関係性についても、従来の特定の技術領域で協業するケースに加え、もともとはシステムの導入先であったお客さまと一緒に業務課題を解決するシステムソリューションやサービスを開発するなど、市場との新たな接点を作り出していく取り組みを進めています。

このようなパートナー様との関係構築では、お互いの強みを出し合うことで相乗効果をいかに生み出せるかが鍵になっています。例えば、コンタクトセンターの運営を強みとする企業様と、コンタクトセンター基盤やAIなどのIT技術を強みとするS&Iが手を組むことで、市場により高度で高品質なコンタクトセンターサービスの提供を実現する、ビル建設やビル管理を手がける企業様とICTインフラの構築を強みとするS&Iが組むことで、3Dセンサーや顔認証、清掃ロボットなどの多数のIoTデバイスの管理・通信を最適化した次世代の統合ネットワークを完備したスマートビルを実現するなど、お互いの強みをさらに強めあうことで、新たな価値の創出につながっていると考えています。

こうしたステークホルダーとのパートナリングこそが、パーパスを実現するために不可欠であると考え、経営方針を「テクノロジーの可能性によるベストプラクティスの創出と、社員、パートナー様、お客様との共創を実現する」とすることになりました。



パーパスへの理解、共感を深めるとともに、パーパスを軸にしたビジネス戦略で持続的な社会貢献を目指す。

今回、パーパスを定めたことでS&Iが目指すべき道が明確になりました。そして、目標を実現するためには、社内にパーパスを浸透させた上で、社員一人一人が何をすべきなのか役割と責任を明確にすることも重要だと考えています。

策定した会社のパーパスと各本部のパーパスを経営方針やビジネス戦略と併せて、社員の皆さんや市場に対していかに浸透させられるかを目指し、さまざまなコミュニケーション手段を通じて発信し続け、理解の輪を広げることに努めていきます。


【パーパス】

人と社会をつなぐ「コミュニケーションの進化」に貢献する

【経営方針】

テクノロジーの可能性によるベストプラクティスの創出と、社員、パートナー様、お客様との共創を実現する

【本部パーパス】

◾️ビジネス本部
深化と進化を追求し、お客さまのビジネス変革を支える「業(わざ)」を持ったプロ集団として、「協創」という命題を胸に、協力し合う主体同士が個性を認め合いながら、成長に向けた新しい価値創造を実現していく 
深化と進化を追求し、お客さまのビジネス変革を支える「業」を持ったプロ集団として、「協創」という命題を胸に、協力し合う主体同士が個性を認め合いながら、成長に向けた新しい価値創造を実現していく。本部パーパス #ビジネス本部編 | 組織
"人と社会をつなぐ「コミュニケーションの進化」に貢献する" 本部の役割によって、会社のパーパスを実現するためのアプローチ方法は異なります。社員一人ひとりがより自分ごと化するために、これを一段下げ...
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◾️アライアンス本部 
「共創」と「創造」、自由な発想でステークホルダーとの関係性を発展させ、ボータレスコミュニケーションの世界を実現させる
「共創」と「創造」、自由な発想でステークホルダーとの関係性を発展させ、ボータレスコミュニケーションの世界を実現させる。#本部パーパス アライアンス本部編 | 組織
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◾️デジタルエンゲージメント本部
ソリューションの洗練とクロスセグメント戦略により、ベストプラクティスの創出、競争力向上、持続的な成長の実現を目指す
ソリューションの洗練とクロスセグメント戦略により、ベストプラクティスの創出、競争力向上、持続的な成長の実現を目指す。#本部パーパスDE編 | 組織
"人と社会をつなぐ「コミュニケーションの進化」に貢献する"本部の役割によって、会社のパーパスを実現するためのアプローチ方法は異なります。社員一人ひとりがより自分ごと化するために、これを一段下げた...
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◾️デジタルインテグレーション本部
高度化されたソリューションデリバリー集団として、最高の品質、体制・スキル・効率を追求し、最新かつ最善の技術力で社会の変革に貢献する
高度化されたソリューションデリバリー集団として、最高の品質・体制・スキル・効率を追求し、最新かつ最善の技術力で社会の変革に貢献する。#本部パーパス DI本部編 | 組織
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◾️オペレーション本部
「働きやすい会社」「働きがいのある会社」を目指し、経営・事業基盤の整備・強化・改革を推進し、持続的な成長を実現する
「働きやすい会社」「働きがいのある会社」を目指し、経営・事業基盤の整備・強化・改革を推進し、持続的な成長を実現する。本部パーパス#オペレーション本部編 | 組織
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