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READYFOR Entrance Book –キュレーター向け–

この記事では、「READYFORのキュレーターの仕事ってどんな感じだろう....」と興味を持ってくださった方に向けて、READYFORのこと、キュレーターのことを垣間見れるコンテンツをまとめています。皆さんの会社選びの軸に合わせて、お好きなコンテンツを覗いてみてください。少しでも「話聞いてみても良いかな」と思っていただけると嬉しいです。

※主にキュレーター向けのコンテンツが中心です。


目次

1.キュレーターはなんのために働くのか

2.なぜキュレーターという仕事があるのか

3.キュレーターはどんな課題に向き合うのか

4.どんなメンバーと働くのか

1.キュレーターはなんのために働くのか

この社会には、助けが必要な人々のために、持続可能な未来のために、活動を続ける方々がいます。しかし、ビジネスとして成り立つための制度やその見込みがある一部の場合を除いて、その活動を継続・拡大するために受け取れる支援は十分とは言えず、社会のためにと高いハードルを乗り越えようとするその個人の「善意」に依存しているのが現状です。

一方で、そういった活動を応援したくても「誰をどうやって応援したらいいかわからない」という人々も、たくさんいることを私たちは知っています。
私たちは、このミスマッチを解消し、両者の想いがしっかりとつながる「仕組み」を作ります。経済合理性の壁を越えて、様々な「願い」や「希望」をのせたお金が流れやすくなることで、それを受け取る活動から生まれる社会的インパクトの総量を大きくしていくことが私たちREADYFOR、そしてキュレーターが担うべき使命です。

そして、最前線で活動をする人も、働きながら支援をする人も、資産を未来の社会のために託す人も、すべての人々が安心して、自分なりのやり方で、今より一歩、好きなほうの未来へ近づけていく。そんな社会の先に、「誰もがやりたいことを実現できる世の中」があると信じています。

READYFOR note「#経営陣の頭の中」では、代表取締役CEOの米良をはじめ、経営陣が描く未来像を語っています。

二度目の資金調達。「資本主義では解決できない新たなお金の流れをつくる。」私たちが"無謀な挑戦"の先に描く未来|READYFOR note
2011年3月29日、6件の実行者たちとともにスタートしたクラウドファンディングサービスREADYFOR。 サービススタートから10周年を迎えた今日、READYFORは、シリーズBラウンド約10億円の資金調達を発表した。 「寄付市場のデジタル化」を推進し、「より多くの想いとお金を、なめらかに信頼性高く流通させるプラットフォームへ」と進化していくためにーー。 ...
https://blog.readyfor.jp/n/n3475550410cc?magazine_key=mfb642ee64a9e


経営陣のインタビューほか、誰かのやりたいことを叶える会社(チーム)として、READYFORがどんなことをしているか、会社の背景にある思いをお伝えします。

#経営陣の頭の中|READYFOR note
経営陣のインタビューほか、誰かのやりたいことを叶える会社(チーム)として、READYFORがどんなことを大切にしているか、会社の背景にある思いをお伝えします。
https://blog.readyfor.jp/m/mfb642ee64a9e


2. なぜキュレーターという仕事があるのか

キュレーターとは、クラウドファンディング(CF)プロジェクトの、立案から達成(ファンディング終了)まで、実行者(ファンディングする人)と一緒になって走る専属の担当者のことです。

今年10年目を迎えた主幹事業であるクラウドファンディングサービス「READYFOR」のサービス開始以降、2万件のプロジェクトを掲載し、85万人から約200億円の資金を集め、国内最大級のクラウドファンディングサービスとして成長するのと時を同じく併走する形で、プロフェッショナルとして独自の進化を重ねているのがキュレーターです。

現在も、クラウドファンディングへの挑戦ははじめてという方もまだまだたくさんいらっしゃいますし、クラウドファンディングをより応用的に活用したいケース、大きな資金を集めたいケースなど、実行者さんのさまざまな背景や目的に合わせて最適なソリューションの提示と”達成”への道筋を描くことを一番深く思考し、実行をサポートするために、キュレーターはREADYFORというプラットフォームの中に存在しています。

企画営業〜達成までの確実なサポートを一貫して行い、業界水準でも最高レベルの達成率と高いクオリティのプロジェクトを世の中に生み出し続けています。

キュレーターのお仕事について

自分のスキルや経験で、誰かの夢を支える。クラウドファンディングに欠かせない「キュレーター」とは?|READYFOR note
目の前にいる人が夢に向かう道のりを、自分のスキルと経験で応援する──。 READYFORのビジョンである「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」ために欠かせない存在、「キュレーター」。クラウドファンディングサービス「Readyfor」でプロジェクトを立ち上げた方々をサポートする仕事です。 ...
https://blog.readyfor.jp/n/n171f527ff4ba?magazine_key=mf685696d1a2a
クラウドファンディングの「キュレーター」って、なに?|READYFOR note
新しいことに挑戦しようとする人たちには、だいたいお金がありません。やる気とアイデアはあふれているけど、お金がない。お金だけがない。 クラウドファンディングは、そんな人たちに、挑戦の土台となる資金を流し、最初の応援者を可視化するための仕組みです。 一度きりの人生で、いままさに賽を投げようとする人たち。その熱意と決意が飛び散ることなく形を成すよう、お手伝いをするのが私たちキュレーターの役目です。
https://blog.readyfor.jp/n/ne44450d18089




キュレーターが思考していること.....

「共感」でお金を集める時代は終わった? 2020年代のクラウドファンディング論|READYFOR note
共感でお金を集める、新しい資金調達の形ーー。 クラウドファンディングは、日本にその仕組みが輸入されて約10年、しばしばそんなキャッチフレーズで語られてきました(*1)。 でも2020年、そろそろこの言葉から脱しても良いのではないかと思うのです。 私は、日本最古参のクラウドファンディングサービスREADYFORで、プロジェクトの伴走サポートを行う「 キュレーター 」という仕事をしています。 ...
https://blog.readyfor.jp/n/na728fe32d84f
3.11ー「うしろめたさ」から寄付が動いた。移り変わる9年間の支援の形|READYFOR note
「2011年 寄付が、動いた」 『寄付白書2011』*1 の帯には、こんな言葉が踊っています。 2010年の日本国内の寄付総額は、4,874億円。2011年は、1兆182億円。 東日本大震災の影響で、寄付の輪は前年比209%という圧倒的な広がりを見せました。この年、全国民の7割が何らかの寄付を行ったというデータもあります。 ...
https://blog.readyfor.jp/n/n4c5570ec153b
個人の想いへの"共感"から、社会に対する切実な"祈り"をかたちに。コロナ以降のクラウドファンディング論|READYFOR note
更新され続けるさまざまな数字と情報では、捉えきれない"わからなさ"が社会を覆った2020年。 混沌とする世の中で、SNSを機軸に広がった社会運動に呼応するように、コロナ禍のクラウドファンディングも、ある種の明確な訴えを携えて私たちの社会に、登場し続けました。 ...
https://blog.readyfor.jp/n/n314a495accc8

3. キュレーター はどんな課題に向き合うのか

キュレーターが向き合うのは「資本主義では解決できない新たなお金の流れ」の領域です。この曲線の外側にある、研究や医療の分野、アート・文化・芸術領域、ソーシャルセクターなど寄付収入によってより安定的に取り組みを展開し、発展を目指す領域や、スポーツや動物園・水族館・地域領域(鉄道)などこれまではチケットや来場者による事業収益で大きく成り立っていた領域における“寄付性の高いお金の流れ”をより大きく生み出すために日々プロジェクトに伴走をしています。


先述のnote記事
二度目の資金調達。「資本主義では解決できない新たなお金の流れをつくる。」私たちが“無謀な挑戦”の先に描く未来 

に記載も合わせてご覧ください。

研究者の山口周さんが『ビジネスの未来 エコノミーにヒューマニティを通り戻す』の中で述べている「経済合理性限界曲線」をもって説明します。「この図を見たいろんな方から、READYFORがやっているのはこういうことだよねって言われて、すごく腑に落ちました。横軸の『問題の普遍性』は高ければ高いほど、需要が高く市場が大きい。縦軸の『問題の難易度』は高ければ高いほど、解決するのにコストがかかる。今の資本主義で解決できるのは、市場が大きく解決コストが低い、この経済合理性限界曲線の下の部分です。

READYFORがやっているのは、経済合理性だけでは測れない、この曲線の外側にあるものの資金調達の課題を解決していくこと。たとえば、希少疾患の新薬の研究開発は、目に見える需要が少ないからビジネスの世界ではお金が集まりにくく、実現可能性が低くなってしまう。でも研究が進めば、助かる人がいるし、他の疾患にも効果があって市場が開けていくかもしれない。

これまでは国の助成金や交付金によって賄うことができていたけれど、困難な時代となっていろんな領域にお金が必要になる中、カバーしきれないこともある。資本主義の仕組みの中では解決できず、国もカバーすることができない、でも社会にとって必要な取り組み。そこにクラウドファンディングの仕組みをベースに、READYFORはお金を新たに流していきたいと思っているんです」

「経済合理性限界曲線」の外側に想いの乗ったお金を流す、という課題に対して、キュレーターは日々奮闘しています。

カテゴリーごとの実行者さんとキュレーターの関係性を知ることができるインタビュー記事、座談会レポートはぜひこちらをご覧ください。

クーデター下のミャンマーへの緊急支援。クラウドファンディング成功のカギは、情報の"透明性"と"信頼"|READYFOR note
4月5日、国軍によるクーデターに抗議するミャンマーの人々を支援しようと、山形大学の今村真央教授らによるクラウドファンディングが立ち上がりました。 公開から約25時間で目標額の500万円を達成。そしてプロジェクト終了の5月5日までに寄せられた支援は5512万2000円。国際協力関連では国内最高支援額と見られています。 ...
https://blog.readyfor.jp/n/n573297f2a7be
クラウドファンディングで見えたサポーターとの絆。選手とともに闘うシンボルとなったギラヴァンツ北九州のビッグフラッグ|READYFOR note
4ヵ月間に渡るリーグ公式戦の中断、無観客試合、人数制限。 2020年、4年ぶりにJ2復帰を果たしたギラヴァンツ北九州は、新型コロナウイルス感染症の拡大により厳しい状況に立たされました。その苦境を、クラブとサポーターがともに乗り越えるシンボルに、と制作されたのが、選手を応援する「ビッグフラッグ」です。 ...
https://blog.readyfor.jp/n/n715ef83b576a
「プロジェクト自体が、アート作品になる」"つながり"と"想い"を可視化した大原美術館が見出すクラウドファンディングの可能性|READYFOR note
1930年、岡山県倉敷市に創設された「大原美術館」。日本初の私立西洋美術館として、多くのアーティストや研究者、そして一般の鑑賞者に愛されてきました。 開館から90周年を迎え、アニバーサリーイヤーとなるはずだった2020年。大原美術館は大変な苦境に立たされます。新型コロナウイルス感染症の流行により、136日もの長期休館を余儀なくされ、再開館後も、入場者を制限せざるを得ない状況が続いたのです。 ...
https://blog.readyfor.jp/n/n1a671fa2ca78
クラウドファンディングに挑戦した新江ノ島水族館が見出した「お客さまとの新しいつながり」|READYFOR note
いきものたちを守りたい。 この想いを持って、READYFORのクラウドファンディングを活用する動物園や水族館が増えています。新型コロナウイルスの影響で臨時休館を余儀なくされ、ひっそりと静まりかえる施設ー。その中で必要な資金を集めながら、お客さまとの関係づくりの新しいかたちとしてクラウドファンディングが活用されています。 ...
https://blog.readyfor.jp/n/n09f4974d0965
音楽が楽しめる場を、文化にするために。日比谷音楽祭の実行委員長を務める亀田誠治さんが見出した、クラウドファンディングの価値|READYFOR note
みんなでつくる音楽祭を目指し、クラウドファンディングによって、老若男女、誰もが音楽を楽しめる場をつくろうとしている人がいます。 音楽プロデューサー・ベーシストとして知られる亀田誠治さんです。 ...
https://blog.readyfor.jp/n/ne4d169ad7460
意思ある消費者とマーケットを育む。ナガオカケンメイがクラウドファンディングを続ける理由|READYFOR note
意思ある消費者と一緒に、マーケットをつくりたい。 その思いで立ち上げたクラウドファンディングのプロジェクトを、2回とも達成した人がいます。「 D&DEPARTMENT PROJECT (ディアンドデパートメントプロジェクト)」のナガオカケンメイさんです。 ...
https://blog.readyfor.jp/n/n46f09d72644a


4. どんなメンバーと働くのか

実行者のみなさんとともに、どのようにクラウドファンディングを活用するのが良いか、どのように表現するのが良いか、どのように人々を巻き込むことができるのか…、様々なスキルを持ち合わせたメンバーで日々仕事に向き合っています。

役割としては実行者さんの課題や想いをお伺いし、または、READYFORとしてぜひ資金調達をお手伝いしたい実行者さんに対してクラウドファンディングのご提案、企画の設計を行うリードキュレーター。

リードキュレーターと共に、プロジェクトのキックオフからプロジェクトの終了までを伴走しデーターやこれまでの知見を元にクラウドファンディングのプロとしてコンサルティング伴走を行うキュレーター。

の2ライン体制をとっています。

それぞのメンバーがどのような想いで働いているかはnoteをご覧ください。

医療・研究部門
https://blog.readyfor.jp/n/n6574cce5d1a1
https://blog.readyfor.jp/n/n083ad45c4482

スポーツ部門
https://blog.readyfor.jp/n/n9987f723d975

文化芸術部門
https://blog.readyfor.jp/n/n0e23e2e7b4a2
https://bijutsutecho.com/magazine/interview/promotion/24092

ソーシャル部門
https://blog.readyfor.jp/n/n0d8db2a0cde0

終わりに

当然ながら、採用時にクラウドファンディングのキュレーター経験がある人などはひとりもいらっしゃいません。中途社員も、それぞれ出身業界は多岐に渡ります。明確に必要なスキルもなければ、絶対的に理想の人物像もありません。

いろんなプロジェクトがあります。いろんな実行者さんがいます。

皆さんのやりたいこと、大切にしたいことをお伺いしつつ、お互いにとってより良い形で、ビジョン実現の仲間になってもらいたいと思っています。そのためにも、必要な情報は事前にお伝えし、面談・面接の時間を有意義に過ごしていただきたいと思い、Entrance Bookを作成しました。

ひとつひとつを面白がって、苦労も笑い飛ばしながら、自分なりのキュレーター像を切り拓いていく気概のある方。少しでも話を聞いてみても良いかなと思ってくださった方。まずは転職意向に関わらず、一度お話ししてみませんか?

ご応募、心よりお待ちしています。

参考

READYFOR株式会社 コーポレートサイト
クラウドファンディングサービスREADYFOR
READYFOR公式Twitterアカウント
READYFOR公式Facebookアカウント
- 代表取締役CEO 米良 はるか

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