こんにちは!palanでエンジニアをしている長尾です! (こちらの写真はオフィスで開かれたARデバイス体験会に参加した時の写真です。)
Wantedlyで記事を投稿し始めてから1年が経つのですが、採用チーム内で自己紹介を書いてほしいと依頼を受けましたので、今更ながら自己紹介記事を書かせていただきます。
私は新卒から約3年間 SIer業界でエンジニアとして働いていました が、その後palanへ転職し今に至ります。 どうして転職したのか、palanに入ったきっかけなども交えてお話しできればと思います。
※少々長い記事になってしまったので、気になるところを拾い読みすることをお勧めします!
SIer時代とVRとの出会い 私が新卒として入社した2018年は、新型コロナウイルスが発生する前であり、SIer業界が絶頂期を迎えている時でした。 私が勤めていた会社も過去最高益を叩き出し、新卒採用の人数も過去最高でした。研修所や寮が人でいっぱいになっていたのを覚えています。
しかし、入社してすぐに思ったのが「この会社には長い間いられない」という事でした。 まず第一に新卒研修の内容がアップデートされておらず、古い内容のカリキュラムだった点。そして配属先の先輩や上司を見ていると、組織構造上なかなか新しいことにチャレンジできない上、かなりの激務だった点が挙げられます。
当時は自分が何に惹かれるか、どういう技術が面白いかなど情報取集を行っていました。
そこで1年半ほど経った際に、たまたま行ったセミナーでみた講演がきっかけとなりVRに出会いました。 内容としては、VRシステムを使って北海道に住んでいる登壇者と、東京に住んでいるクライアントの間で打ち合わせを行い、登壇者が北海道から一歩も出ることなく東京のイベントを成功させた…というものです。もちろん、VRならではのメリットなども盛り込まれていました。 この話を聞き、 社内では出会えなかった、未来感が溢れる話に感動しました。
すぐに当時出てまもなかったOculus Questを購入し調査を開始しました。そして、VRやARといったXR技術を使った仕事がしたいと思うようになりました。
SIerのエンジニアなのに「未経験」での転職活動 私は転職活動を開始してから、palanに入社が決まるまで1年かかっています。 というのも、会社ではインフラエンジニアとしてサーバーの設定の資料作成を行ったり、現地でのセットアップがメインでした。 IT全般の知識は持っているものの、プログラミングの実務経験はなく、サーバー周りの知識も怪しかったため、未経験歓迎のエントリーを中心に活動せざるを得ませんでした。 最初は鳴かず飛ばずだったものの、プライベートで note を書き続けていたのがよかったのか、半年経った頃から少しずつエントリーに反応してもらえるように。 その中で、会社と自分の考え方や方向性が一致していたpalanに転職することとなりました。
なぜpalanだったのか 転職の決め手はエンジニア座談会でも少し触れていますので、よければご覧ください!
業務内容について 私は転職活動時、面接する会社のホームページはもちろん、プレスリリースやIR情報もできるだけ確認するようにしていました。 なぜかというと、当時は 「AR・VRをやっています!」と言っていても、実態としてほとんど活動していない会社も多くあった からです。
palanを見ていると、プレスリリースの量が非常に多いことに気づきました。大体2週間に一回のペースで行っていたのです。 内容や量に関しては様々な見方があると思いますが、会社の様子が見られるという点では非常に参考になりました。
私が入社した時は「Appleグラスがそろそろ出るかもしれない」と噂されていた時でした。 WebARを中心としてやっているpalanですが、当時アプリエンジニアを求めていたのは、Appleグラスが登場した際に事業の取っ掛かりとするためでした。 私がnoteで日々試していたことと、会社が求めていることが合致し、さらにSIerにいては難しいチャレンジングなテーマだったこともあり、入社することに決めました。
ビジョンについて palanの掲げるビジョン「AR時代のインフラを創る」というのが素敵だったのもあります。
インスタグラムやTikTokがこれだけ流行し、さらに「メタバース」がバズワードとなった今ではAR・VRは身近になりつつあります。 しかし、これだけ流行っていてもなお、還暦を迎える人や小学生がAR・VRの作品を作れるか?と言ったらほどんどの場合はできないと思います。 そんな人たちにもARを作成してもらい、楽しんでもらうべく頑張っているのがpalanという会社であり、私も共感した部分です。
今やっていること 結局、1年経った今でもAppleグラスは出ておらず、開発者会議であるWWDCが開かれるたびに同じことが言われている状況です。 私もアプリエンジニアとして業務をしている傍ら、palanが運営しているWebメディアで記事を書いたり、こうして採用の記事を書いたりと職務を超えて様々なことができています。この辺の自由さもpalanの面白いところです。
ARに期待する未来 正直なところ、私はARとVRをそこまで区別していません。技術的にも似ていますし、どちらにもそれぞれの良さや面白さがあります。 加えて、将来的には体験に区別はなくなるだろうと予想もできるからです。 わかりやすいのがMeta社の出している「The World Beyond」でしょうか。ARとVRをシームレスに行き来する体験は大変な驚きでしたが、同時に将来を予見させるものでもありました。
AR・VRが区別されることのなくなった世界では、現時点では考えられないようなワクワクする世界が広がっているはずです。そのような世界を最前線で見られるのがAR・VRの会社の良いところだと思います。
そしてその世界を一般の人も当たり前に使っているようにできれば、もっとワクワクできるのではないでしょうか。
こんな仲間募集を募集しています! AR・VR業界は日々新しい発表が相次ぐ、非常に変化の早い業界です。加えて「メタバース」がバズワード化したことにより、ポジティブ・ネガティブ問わず様々な情報が混在するようになりました。 そのため、新しいことが好きな人に加え、 AR・VRの可能性が信じられる人 が業界に向いていると思います。
それぞれの職種に求められること ※以下はあくまで私の持論です。面接時に違うこと言われる可能性はありますので参考程度に…!
フロントエンドやアプリ開発では、どういう技術が出てきたかをチェックしつつ、果敢に取り入れていく姿勢が求められると思います。
反面、バックエンドに関していうと、Webサービスの構築という面では、WebARもそれ以外の分野も大きく変わることはありません。 また、将来的にサービスが大きくなるにつれて、トラフィックやセキュリティについて考えること、しなければいけないことは多くなっていくと思います。 このダイナミックな変化をポジティブに捉えられる人が向いていると思います。
少しでも気になった方は、ぜひエントリーしてみてください!