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株式会社オズビジョンの長期インターンを振り返ってみる

はじめに

こんにちは!

株式会社オズビジョンで約1年と4ヶ月、長期インターン生としてエンジニアをしていた齋です。

今回は株式会社オズビジョンで長期インターンをしようと思ったきっかけ、やったこと、学び、今後について等をなるべくぎゅっとまとめて書いていこうと思います。

長期インターンをやろうと思ったきっかけ

大学3年生の夏休みにインターンやハッカソンに行きまくってました。

それは、純粋に開発が楽しい!というのと自分自身の力試し・挑戦という理由からでした。

夏休みに7社のインターンに参加し、その合間にはハッカソンに参加しては優勝していたりしました。

そして、夏休みが終わろうとした時、今年の夏休みは総じてどうだったか振り返りの時間を設けたんです。

その時に感じたのは「まだまだエンジニアとしてスキル不足」ということでした。

なぜそう思ったかと言うと、参加したインターンやハッカソンにはすごい学生や社会人の方がたくさん居たからです。

そういった方々を見て、「自分ももっとすごくなりたい」「エンジニアとしてさらにスキル向上する必要がある」と感じそのためには大学以外で技術を学ぶ必要があると考えました。

秋以降はエンジニアとしてのスキル向上を目標にちょうど夏休みが終わった瞬間から長期インターンを探し始めました。

大学のPBL型授業や就活があるにも関わらず、とりあえず突っ走ってました。


長期インターン探し

長期インターン探しは「JEEK」を経由して探しました。

とりあえず、スキルが向上できるならどこでも良いというわけじゃなく、具体的に今の自分が欲しい学びを得られそうな企業を探しました。

自分が学びたかったのは「大きなサービスの開発経験」「大規模サービスで技術を利用している技術の知識知見」「業務の進め方」です。

これらの学びが得られそうな企業を何社かリストアップし3、4社目あたりかで株式会社オズビジョンの面接を受けることになりました。


面接!

株式会社オズビジョンは神保町にあります。

駅から5分くらいのところです。

面接時にはオフィスビルの6階に招かれ、面接を受けました。

面接では自分が学びたいことは学べそうかを質問して確認しました。

また、面接終了後には社内見学をさせて頂きました。

社内のオフィスはとても清潔で開放感があり、働いている社員の方々はキラキラしていました。

社内見学中にここでなら学びたいことを十分学べる環境がある!と思い、オズビジョンへの志望度は高くなっていました。

面接終了後、3時間くらいで合格のメッセージを頂きました。(早いw)

他の企業だと合否通知は体感で通常1週間前後で来ることが多かったのですが、3時間くらいでメッセージを頂き、驚きと共にここだ!という想いで株式会社オズビジョンで長期インターンをすることを決めました。


長期インターンのはじまり

最初の配属先!バックログチーム!

まずはじめに、2016年10月〜2017年3月までバックログチームという部署に配属されました。

バックログチームは「ハピタス」「社内システム」の改修改善を行うチームです。

配属された当初は右も左もわからない状態で覚えることが盛りだくさん。

インプットだらけの日々でした。

そんな中、社員の方が仕事のやり方を優しく教えてくださったこともあり、順調に仕事を進めることができました。

大きく分けてバックログチームでは以下のようなことをやりました。

・新入社員向け業務マニュアル作成
・Webパフォーマンス改善
・SPハピタスの改修
・管理画面の利便性向上

余談ですが、この時は大学のPBL型演習授業+就活+長期インターンのトリプルパンチで

あまり出社できなかったため、第一印象は「たまに来る子」だったみたいです。


次の配属先!ToCチーム!

2017年4月〜2018年2月までToCチームの部署で仕事をしました。

ToCチームはTo Customer Businessの略であり(あれ、Bどこいった。)対ユーザーに向けてサービスの価値を提供していくチームです。

ToCチームでは、エンジニアでありながらもプロモーション施策を考えさせてもらう機会がありました。

施策の考案はすっごい奥が深く難しかったですが、良い経験になりました。

また、大きく分けてToCチームでは以下のようなことをやりました。

・プロモーション考案
・商品検索
・シェアハピ
・SPリニューアル


業務外でやったこと!(番外編)

インターン生でありながら業務外で結構自由にやらせてもらいました。

一番自由にやらせてもらったのが自主的に新規事業発足に向けて新規事業チーム(非公式)をベトナム人社員+新卒社員の方と立ち上げたことです。

自分だけの呼称ですがチームのリーダのことを先生と呼んでいます。

理由はわからないことでも聞けば必ず返ってくるし、尊敬しているからです。

リーダに先生と言うと「先生じゃねぇ」って返ってきますが、自分は鋼の意志で先生と呼ぶのをやめません。

新規事業チーム(非公式)のチーム名は ベトナム + オズビジョン = "ベトビジョン" です。

ベトビジョンでは新規事業発足に向けて、業務時間外や休日に集まり、ビジネスフレームワークであるジャベリンボートを利用し新規サービスの企画考案をしました。

その考案成果をCHAINと呼ばれる社内総会で全社員に対して発表を行ったりしました。

また、チームリーダの先生を筆頭にメンバーがお手伝いをしてベトナム名物であるアヒル鍋を作り社員の方に振るまったりしました。

その他に沖縄社員旅行の班長に任命され、2日目の計画立てを行ったりしました。

ちなみにですが、自分のチームは三線作りをしました。

三線作りに時間はかかったものの、世界に一個しかないので良い思い出になったと思います。


オズビジョンで学びたかったことは学べたか?

結論から言うと十二分に学べました。

インターン参加前の学びたかったこと以上のことをたくさん学べました。

学びたかったことに対して何を学べたかは以下の通りです。

・大きなサービスの開発経験

→ハピタスのPC・SP・リニューアルの開発に携わって企画・設計からリリース・運用まで一連の開発を経験できた

→効率的かつ綺麗なコードの書き方

→MVCフレームワークを用いた開発方法

→テストの重要性 …等


・大規模開発で利用する技術

→React+Redux・CodeIgniter・Vagrant・Jenkins・Phpstorm …等


・業務の進め方

→スクラム開発手法やMTGを効率的に進める枠組み(KPT・Githubのissue活用とか)


インターンの学びでの変化

長らくオズビジョンでインターンをしていた中で自分に対しての変化がありました。

自分に対しての変化は大きく分けて2つあります。

1つめは技術に対してより深く勉強する癖がついたとこと。

2つめは、アウトプットがさらに増えたことです。

まずは、1つめから。

例えば、今までは技術を目的のための手段として捉えて、その手段に利用する技術の勉強ばかりしていました。

しかし、何かで利用する技術に対してその手段を勉強するのはもちろん、より深いところまで勉強するようになりました。

深いところというのは、言語仕様や内部処理の裏側等のことです。

勉強するにあたってインターネットの利用が多かったのですが、体系的に知識が学ぶことができないためきちんと知識がまとめられている技術書・参考書を利用し勉強するようになりました。

インターンする前とした後で購入量がかなり増えたと思います。

全技術書・参考書を挙げるのは無理なので、一部抜粋ですが以下購入してとても良かった本です。

・パーフェクトPHP

・プログラマが知るべき97のこと

・Webを支える技術

・いちばんやさしいグロースハックの教本

・リーダブルコード

・Web API The Goods Parts

・React ビギナーズガイド

・SCRUM BOOT CAMP THE BOOK


次に2つめです。

インターンではたくさんの学びがあります。

学びがたくさんあるゆえにインプットだらけです。

それら学んだことを大学やサークル、趣味の開発でアウトプットする機会が断然増えました。

実際にアウトプットした例だと以下のようなことです。

・大学のゼミでGithub・Vagrant・Trelloの導入をした

・サークルの振り返りにKPTを利用した

・友人の企業ページ作成

・仮想通貨Bot作成

・調理支援アプリ作成


反省点

学びに加えて反省点も発見することができました。

反省点を一言でまとめると「もっとわがままであれば良かった」ということです。

会話の流れを読みすぎて自分の意見や考えの発言を控えてしまう、難易度の高いタスクを取りたいが出社数的に厳しいので諦めるといったことがありました。

しかし、これらはすごい勿体ないことだと思いました。

積極的な考えや意見の発言は社員の方は求めてると思うし、難易度の高いタスクをやることは自分のスキル向上のチャンスです。

なので、発言・行動にもっとわがままであれば良かったと思います。

この反省点は今後の自分の課題です…!


(以下余談)

ここから余談ですが、インターンを始めたての頃、勝手にGithubのissueにわがままを綴ってました。

その内容は、文化改革の提案です。

例えば、その時はメンターとの1on1制度がほとんど無かったため、困っていること悩んでいること、その他のことを打ち明けれる時間が欲しいということで提案したり、業務効率化のためチームに1人、コードレビューだけをする人が居ると良いのではないか等のことを提案していました。

この提案した内容はおよそ1年後、気づいたら半分くらい実現されていました。


今後の目標!

最後にインターンを通しての学びや経験、反省点から今後の目標を立てました!

大きく分けて以下の三つです。

・インターンで学んだことは次の新天地での勉強の土台とし更に伸ばして行く!

・インターンを通して発見できた反省点は自身の課題として解決し、より仕事を楽しめるようにする!

・自身をアップデートするため、新しい課題を見つけて今後の目標に設定する!


インターンに参加する前に自身で振り返りを行い、課題・今後の目標を洗い出したのちに今回のインターンに参加しました。

自分の中で物事の一区切りには、振り返りは重要なものだと考えていて、課題・今後の目標を設定することは、次へのステップのモチベーションにもなります。

また、その繰り返しを行うことによって自分の歩む人生に退屈無く、キラキラしたものになると思っています。


おわりに

1年4ヶ月のインターンはたくさんの学びがあり、学びたいこと以上のことを学ぶことができました。

また、学びだけではなく、自身の変化を実感、課題の発見、今後の目標を設定することができました。

今後は新天地でエンジニアをすることになりますが、インターンでの経験や学び、見出した課題と今後の目標を丸ごと持っていきたいと思っています。

このインターンは今後のエンジニア人生の基点であり自己実現の第一歩だと思っています。

本当に楽しかった!お世話になりましたm(_ _)m

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