ワンキャリア初のカンファレンス開催。きっかけは、内定者の一言だった。

Atsushi Matsumoto, Daisuke Kobayashi and 1 others

マーケティング事業部シニアマネージャー, セールス/BtoBマーケティング/インサイドセールスマネージャー

Atsushi Matsumoto

株式会社ワンキャリア / マーケティング事業部シニアマネージャー

Daisuke Kobayashi

株式会社ワンキャリア / セールス/BtoBマーケティング/インサイドセールスマネージャー

Asami Yamashita

株式会社ワンキャリア / 経営企画部

on 2022-04-14

3月29日、ワンキャリア初の人事向けカンファレンス「ONE CAREER CLOUD CONFERENCE 2022 –LISTEN–」が行われました。本記事では、会社として初の試みをやり遂げた直後のメンバーに、今回のカンファレンスにかけた思いや、裏話を探りたいと思います。

インタビューを行った2人のうち1人はなんと4月1日に入社した新卒1年目社員。当時は内定者インターンで、初のカンファレンスの責任者を務めました！

先日のカンファレンス、お疲れ様でした！終わってみて、今どんな気持ちですか？

小林：シンプルに、やりきったな…っていう感想です。出演者や見られた方から良い反響もあってよかったなと思っています。営業担当から聞いたのですが、見ていただいた取引先企業から「学生のキャリア観がかなり変わってきてることを知ったので、最近の就活トレンドなど改めて教えて欲しい」という連絡があったそうです。そういうのを聞くと、発信した内容を通じて、昨今の変化に対応しないとっていう危機感の醸成はできたのかなと思っています。

東：「最近の学生さんのキャリア観を知ることができて、非常に参考になりました」といった感想をいただいたので、良いコンテンツができたなと思っています。一方で、手が回りきらなかったところも正直あったので、反省も残っています。

今回のカンファレンスを通じて伝えたかったことってどういったメッセージだったんですか？

東：2つありまして、ワンキャリアが言うところの「オープンな採用」とは何かを伝えたいということ。もう1つは、「学生の声を届けたい」ということでした。

そのメッセージを伝えるにあたって、今回の登壇者の方たちはどういったポイントでお声がけしたんですか？

東：従来の人事向けカンファレンスって、権威ある方から採用の仕方を「教わる場」といったスタイルが多かったと思うのですが、今回は、「みんなで考える場」にするのが狙いでした。なので、現場で採用をリードしていらっしゃる人事の方であったり、採用における変化の最前線にいる学生の方にも登壇いただきました。

小林：そうですね…東さんが言ったこと以外だと、人事の方同士のつながりも希薄になったと聞いていたので、多くの方が気になっているであろう実践的なhow toをお伝えしたいなという思いがありました。実務経験がありオープンに話してくださる方を探してお声がけした感じです。結果的に、これまでの人事カンファレンスとは違った内容、雰囲気になってよかったです。

スタジオでの撮影風景

このカンファレンスが始動した経緯について教えてください。

東：昨年の6月頃、クチコミアワードに関連したマーケティング施策を考えている会議でのことだったのですが、私が「カンファレンスをしたいです」ってポロッと言ったのがきっかけです。数ヶ月後、社内で再びカンファレンスの話が持ち上がったとき、小林さんに声をかけていただいて。さあ企画しようと蓋を開けたら2人しかいなかったんですけどね笑

東さんの発案がきっかけだったんですね。そのままカンファレンスの責任者に抜擢されたわけですが、「自分には早いのでは…？」と思ったりしなかったんですか？

東：あまり思わなかったですね。挑戦したいという気持ちを応援してくれる会社なのは知っていたので。伊藤さんの執行役員就任のような大胆な抜擢とまではいかなくても、若いメンバーが企画をリードするような小さな抜擢は日常的に見ていたので、特に疑問を感じることなく受け入れられました。

企画にあたって大変だったことはありますか？

東：2人で全てをやっていたので、ほんとにマルっと任せてもらうんですよね。任せてもらうってのが楽しくもありしんどくもあり…。コンテンツ企画はもちろん、請求書の手続きとかプレスリリースの文面とかも全部手を動かさないといけませんでした。

それは重い責任を負う経験でしたね…小林さんはいかがでしたか？

小林：これまでイベントをたくさんやってきたのですが、カンファレンスはコンセプトが重要なので、ワンキャリアのブランドメッセージとして最適なのかを特に重点的に精査しました。いろんな方の意見を聴きながらブラッシュアップしていって、最終的に「オープンな採用を実現する」「LISTEN」というコンセプトが生まれました。大変でしたが、ワンキャリアのブランドメッセージを改めて認識する良い機会になりましたね。

今回二人三脚でカンファレンスを進めてきて、東さんにはどんな印象を持たれましたか？

小林：内定者だからどうとか思ったことがあんまりないですね。最初は緊張している様子だったんですけど、発言を遠慮するようなことはなくて、自分が感じたことをはっきり意見してくれて助かりました。一つ一つきちんと対応してくれるし、会議前にはあらかじめ議事録をまとめて議論すべき場所を明確にしてくれていたので、仕事を進めやすかったです。

めちゃめちゃ真面目な性格なので、会社のGoogleカレンダーに「自炊するぞ」って書いてたりして。「この日空いてる？」って聞いたときに「唐揚げ作る予定しかないんで、大丈夫です！」と大真面目に答えてきたりするので、「ああ、自炊してるもんね」ってなったりして、面白いです（笑）

素敵なチームですね！ところで東さん、どうしてワンキャリアに入社しようと思われたんですか？

東：きっかけとしては2daysインターンですね。他社で受けたインターンとは明らかに異なり、徹底してプロとしての視点を求められて、全く学生扱いされなかったのが印象的でした。プレゼンの場では経営陣からのフィードバックで悔しい思いをしたのですが、この環境なら成長できそうだなって思いました。

就職活動ではどんな企業を見ていたんですか？

東：もともとキャリアに関する仕事には関心があって、最初は人材紹介業を見ていました。就活を通して色々と調べていくうちに、面談で一人一人と向き合って行う仕事よりも、プロダクトを作って多くの人に価値提供をしていくことに関心が向き、HRテックを調べ出しました。その中でワンキャリアに辿り着いた感じです。

内定後、今回のカンファレンス企画も含め長期インターンに取り組まれていましたが、ワンキャリアで働いてみて選考時からのギャップなどはありませんでしたか？

東：ギャップに関してはなかったですね。賑やかな会社だなと思っていましたが、長期インターンとして会社に入ってみてもそのままの印象でした。全社会議でZoomのチャット欄が常に盛り上がっていたりとか(笑)

あとは、ビジネス好きな人が多くて楽しいです。お昼ご飯を食べながら仕事の話をしていても嫌でない雰囲気というか。理念やビジョンを謳うだけでなく、ワンキャリアは全員がそれを個人レベルのアクションにまで落とし込めているように感じます。

入社後挑戦してみたいことはありますか？

東：もっと個人のキャリア選びや企業の人材活用が効率的になるような、おもしろいビジネスを作りたいです。現在はONE CARRERのマーケティングを担当しているので、エンドユーザーの課題、就活 / 採用市場の事業構造をよく見てどんどん新しい提案をしていきたいです！

最後に、今回のカンファレンスを機に、これからやっていきたいことはありますか？

小林：もっと人事の方たちと一緒に考える場を作りたいので、カンファレンスに拘らず色々と模索していきたいですね。横のつながりを作るきっかけを提供できるものも考えたいです。