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こんにちは。ワンキャリアの多田と申します。
社員10名のときに、新卒1人目でワンキャリアに飛び込みました。
現在3年目。ワンキャリアに入社して、3事業部を経験し、現在は学生面談の責任者、ワンキャリア主催イベントの責任者をしております。
学生面談では過去1,000名以上にキャリアアドバイスをし、イベントも含めると10,000人以上の学生さんとお会いして、就活のお手伝いをしてきた実績があります。
その他には就活生にとってタメになることを願い、YouTube出演、ワンキャリアのインスタライブ運営、noteやワンキャリア内での記事執筆など、コンテンツを作る仕事もしております。
また、同じ文脈で大学内イベントや他社イベント登壇なども経験しています。
ワンキャリアの中で、一番就活生の葛藤や感情を理解していそうな人間だと覚えてもらえれば嬉しいです。
今回のブログでは、そんな私の人となりを伝えつつ、人生の岐路にたったときに必ず考えて欲しい問いについて書いていきたいと思います。もちろん、最後にワンキャリアについても書きますが、
読んでもらうからには何か価値を提供したい、そんな思いでこのブログを書いています。
どんな人なのか?
写真とエピソードを交えて、自分の人なりを伝えることができればと思います。
自分のことを端的に表現するならば、「納得するまでとことん突き詰める人間」です。
親にはいまだにお前は研究者になったほうが良いと言われるほどです。
社内のあるメンバーからは、質問したら、その人が困っていることを解決するまで一緒に「とことんアウトプットに拘る人間」だと言われました。
これは、自分自身究極のお節介だと思っています。
確かに、昔から、とことん突き詰めるのが好きな人間でした。
なんの写真?と思う方も多いでしょうが、
アンパンマン号に、絶対に入らない自分のお気に入りの木を必死にいれている写真です。
私はあまり覚えていないのですが、自分がとことん納得するまで、その木を入れることに執着していたらしいです。
しかも、その間、周りの声は全く聞こえていない子供でした。
四方囲まれているのは漫画です。
まあ、この実家の写真をみてもらえるとわかる通り、漫画オタクです。
漫画に囲まれて育ってきたといっても過言じゃないです。
この前のお盆休みが10日間あったのですが、10日間で漫画を400冊くらい読みました。漫画5冊読まないと寝れない性格で、しかも読んだことある漫画を何度も読みます。
だいたいの漫画はエピソードを言われれば、何巻なのか?その表紙が何なのかを答えられます。(気に入った漫画は30周は平気で読みます。)
はい、気持ち悪いですよね、慣れております。
この突き詰める性格が、業務に活きていることもあり、何かを作り出すとこだわり始めます。(正直、悪いところもありますが)
ただ、これは自分の圧倒的な強みだなと思っています。
そんな変なところに拘る自分もワンキャリアに入って、イベントに登壇する機会やYouTubeに出演もさせていただきました。
突き詰める性格を利用して、自分なりに就活生にとって一番価値のある情報が何かを研究して、それをnote、YouTubeなどでアウトプットさせてもらっています。
私の人となりを簡単に知ってもらえたところで、
こんな突き詰める私が、新卒1人目でなぜワンキャリアに入社したのかを書いていきます。
新卒1人目でワンキャリアに飛び込んだのは、面白い人に会いたいから。
ワンキャリアに入社した理由は、「面白い人に会いたい。面白い人でありたい。」というそれだけの理由です。
面白い人とは「interesting」な人です。興味深く、自分の持っていない知見を持っている人。面白い人に出会い、その人から吸収し、自分の力にして成長することが好きな人です。
過去を振り返ったときに、現在サッカーのプロになっている友人や、海外でファッションショーのモデルをやっている友人、起業している友人など様々な「面白い人間」に刺激を受けて、成長してきた経験が、この考えを支えています。
けれど、学生とは違い、社会人になると、利害関係もあり、提供価値がないと面白い人に会えなくなってしまう。
そこから、社会人で「面白い人に会うための提供価値」とは何か?と就活時代に考え始めるようになり、提供価値とは以下2つだと定義づけ、その価値を得ることができる環境とはどこか?そうブレイクダウンして考えました。
(1) 役職の高さ
(2) スキル(実績)
(1) 役職が高ければ、それ相応のポジションの面白い人たちが会ってくれる可能性が高い。
(2) スキル(実績)があれば、この人と話をしてみようかなと思ってくれる可能性が高い。
であれば、役職を上げやすく、スキル(実績)をつけられる環境にいきたいと思うようになります。
(1)役職を上げやすい環境ってどんな環境?
そもそも、役職を上げるためには、ポストが空いていなければならない。ポストが空いていなければ、物理的に上には上がれない。
売上が伸びている×組織規模が小さい環境は、
確率論的にポストが空きやすい。
これは、自分自身の努力で解決できないアンコントローラブルな環境には絶対行きたくないと思っていたことも強く影響しています。
自身が中学の県内2番のサッカークラブチームで、上からの圧力も強く、周囲がプロサッカー選手になるレベルのメンバーもいる中で、自分の努力ではなんともならない環境を経験していました。
実際、めちゃくちゃ努力はしました。
スキルは監督にチームで5本の指に入ると称されながらも、当時自分の身長が138cmで、180cmの同期と同じポジションを争い、身長差からいくら技術を鍛えてもレギュラーを取れない自分がいました。(他の要因ももちろんありましたが)
その経験を経て、自身の努力では打破できなそうな、アンコントローラブルな状況は避けたいと思うようになりました。
ポストが空いていない環境は、自分自身の努力では如何ともしがたい可能性が高い。
当時ワンキャリアは10名で、組織規模も小さく、成長マーケットで戦い、ビジネスモデルも堅固で、売上も大きく伸びている状態が、その条件に当てはまりました。
(2)スキルを身につけることができる環境ってどんな環境?
スキルとは何か?
この問いは正直、いくら考えても、当時全くわかりませんでした。
このスキルを身につけたいと明確にわかっている人は少ないと思います。
なぜなら、「人間は経験していないものしか理解できない」からで、自分自身ビジネス経験もないので、社会人において必要なスキルを理解することは、到底不可能だという考えに至りました。
その一種の諦めから、別視点で考えようと思い、新卒のキャリアは、いわば「白紙のキャンバスにどう道筋を描くこと」だと捉え始めます。
そのキャンバスに
① どれだけ多くの道筋(線)を描けるか? 【スキルの多様性】
② どれだけその道筋(線)を長く描くことができるか? 【スキルの専門性の高さ】
この論点から考えた時に、
① 多様なスキルが集まる企業
② スキルが高い人材を多く抱える企業
両方を兼ね備えた企業にいけばいい。
それは私にとっては、どんな環境かというと、
① 中途社員の出身企業が多様か
② 各中途社員が前職での実績があるか
と同義でした。
なぜ中途社員という切り口にしたかというと、多くの社会人が「社会人1年目のときに教えてもらった上司(またはメンバー)の教えが今でも活きている」と口にしたから。
つまり、上司(または働くメンバー)のスキルの幅/スキルの高さが
自分のスキルの幅/スキルの高さに影響する要因の一つだと当時は仮説を立てました。
簡単に図解すると以下のようになります。
実際、当時のワンキャリアには外資系メーカー(マーケティング/経営企画/営業)、Google(外資IT)、博報堂(広告)、BCG(コンサル)、リクルート(メガベンチャー)など多様な企業から、実績を持った社員が集まる企業でした。
組織規模が小さいことも合間って、環境に上司選びを左右されず、様々なスキルを高いレベルで吸収できる。その中で、自分に合うスキルを選び取ればいい。こんな風に考えて、ワンキャリアを選択しました。
※以下は、その頃の内定者時代の写真です。顔つき変わったねとよく言われます。
キャリア選択の納得感を高めるために、人生の岐路で考えるべき、2つの問い
ここまでワンキャリアを選んだ理由を、冷静にロジカルに書いているようですが、納得感を高めるために、実は就活を1年強やっています。このときは、納得をいくまで、突き詰めて考える性格が完全に悪い方向にいきました。
就活を始めたのは3年生の5月。ワンキャリアに入社を決めたのは、4年生の7月。
突き詰めて考え、悩みに悩んだすえに見出した「人生の岐路で考えるべき問い」を、読んだ方に少しでも価値になるように、ここに書きたいと思います。
それは2つの問い。
・「将来を具体的にしようと躍起になっていないか?」
・「どこまで自身が飛び込む環境を言語化できているか?」
「将来を具体的にしようと躍起になっていないか?」
就活で悩みに拍車をかけたのは、就活で出会う大人の存在。
・君が創りたい社会ってなんなの?
・10年後どんな人になりたいの?どんなことやりたいの?
・この会社をどうしていきたいと思う?
そんなトップダウンで考える質問に惑わされ続けました。
けれども、その明確な答えを持っている、はっきり言える人は天才だと思います。就活で出会う、大人は神ではない。そう就活を始めた3年生の冬に思いました。
他人の言葉に惑わされて、自分を見失い、「問いを間違えること」は、人生の岐路に立ったときに一番やってはならないことだと、そう感じました。
もちろん、トップダウンで思考することも時には必要だと思います。
(具体的に固まっている人は言うまでもなくその方がよいです。絶対、それをやり切った方がいい)
ただ、トップダウンの思考は往々にして、経年により変化が生まれます。
であれば、人生のコンセプトだけ、大枠だけ決めても良いのではないか?
人生のコンセプトは、方向性が大きくブレなければいい。
大きく方向転換が必要ならば、コンセプトをその都度定め直せば良い。
自分が思ってもいない、「理想の社会を創る」ことや、「やりたいこと」を言語化して、違和感を抱えながらなんとなく面接で話す。自分でやりたいと思っていないことを無理やり作って話す。
本当にやりたいなら、今やればいい。
今なぜできないのか?その障壁すら考えられていないのであれば、それはやりたいことではない。
この思考に陥りすぎると、ミスマッチが起こり始めます。
私にとっては、ミスマッチを起こさないための人生のコンセプトが、
「面白い人に会いたい。面白い人でありたい。」でした。
じゃあ、どう人生のコンセプトを定めるのか?
人生のコンセプトを考えるときに重要なのは、以下の観点で考えることだと思います。
(1) 過去の経験から抽出されたものであること
(2) 具体的になりすぎていないこと
(1) 過去の経験から抽出されたものであること
過去の経験を洗い出して、共通する自身の価値観を言語化します。過去の経験から、見出された価値観は、そう大きく将来でブレることはありません。
(2) 具体的になりすぎていないこと
人生のコンセプトが具体的になりすぎると、方向性が偏ってしまい、ブレイクダウンする際に環境が限定されてしまいます。例えば、●●のプロダクトを作って、●●の不を解決したい。
このように具体的すぎるものを立てると、選択する環境が限定されてしまい、大きく方向転換を強いられたときに、ミスマッチを起こす可能性があります。
※もちろん、ビジネスを経験し、最終的にやりたいことを見つけようとすること、それを具体的に落とすことが大切であることは断っておきます。
人生のコンセプトが決まったら、じゃあ、次の問いです。
「どこまで自身が飛び込む環境を言語化できているか?」
つまり、人生のコンセプトを達成できるような環境にブレイクダウンできているか?という問いです。
その際に必要な観点は以下3点。
(1) 人生のコンセプト達成に必要な要素の特定
(2) その要素を持ち得る環境の特定
(3) 環境を比較できるようにブレイクダウン
私のケースは、画像の一番右側に当たります。
(3)まで落とさないと、環境同士で比較してキャリア選択をすることができません。そのため、自身が納得いくまで、環境をブレイクダウンすることが重要です。
他の人生のコンセプトでも同じプロセスが必要だと思います。
ただ、環境のブレイクダウンの答えは、人により切り口が異なるので、人それぞれ異なります。
このサイクルをぐるぐると繰り返す必要があります。
実際出会った環境で、こういう環境も良いな。と思うことがあるはずです。
その環境が良いと思う理由を過去に求め、言語化していく。
サイクルを回して、人生のコンセプトのブラッシュアップを図っていく。
人生の岐路に立たされた時に、その意思決定が納得感のある状態とは、その環境に飛び込む「覚悟」ができた状態だと思っています。
「覚悟」とは、言葉で醸成され、キャリアの意思決定では環境が言語化された状態である。
そのため、以下二つについて言語化することが、納得感を高める方法だと私は強く考えています。
・人生のコンセプトを定めること
・飛び込む環境を言語化すること
ぜひ、意思決定に悩んでいる方は上記を言語化してみてください。
環境を言語化するために、必要な情報にアクセスしやすい世界を作りたい。
ただ、飛び込む環境を言語化するために、情報が足りない…そんな声は多く聞かれます。
この就活マーケットは、情報へのアクセス方法が不透明であることは事実だと思います。
「でも、その環境は実際どうなのか?」これを確かめる方法が少ないし、人に頼った情報しか取りに行けない。
もし、この不透明さをなくすことができたら、人生の意思決定の精度は最大化する。
就活生が少しでも納得のいく意思決定をできるように、日々ワンキャリアの業務に勤しんでいます。noteで思考法などを書いているのも、そんな思いゆえです。
もっと就活生の意思決定の精度を上げていきたいと、今は考えています。
こんな仲間を募集しています。
自分と一緒で、とことん突き詰めるタイプと働きたいです。
基準が高い人と働きたい。
もっとこうしたらよくなる。もっとこうすればよい。チーム/個人両方において、どんどん高みを目指す人と一緒に働きたいです。
このブログを読んで、ワンキャリアに興味を持たれた方。
せひご応募お待ちしています。
また、このブログを読むことで、何か価値を提供できていれば非常に嬉しいです。
みなさま、最後までお読みいただき、ありがとうございました。