役員秘書の独白「ベンチャーっぽくないんです、私。」

はじめまして！ワンキャリアで役員秘書をしております、井上茉悠と申します。

ー WHAT is 役員秘書？

「っていうか、秘書ってどんな仕事してるの・・・？」と思う方もたくさんいると思います。私の場合、下記のような業務を行っています。

・役員のスケジュール調整
・贈答品や会食の手配
・お礼状の作成
・役員の出張や外出に伴う各種手配
・役員用confidential資料の作成
・役員会議や来訪への同席と議事録作成
・経費管理
・契約書対応
・採用業務（新卒・中途）
・入社者アカウント対応　etc…

秘書という肩書ではありますが、実際には採用業務や管理系業務も3割ほど行っています。いわゆる、バックオフィスのなんでも屋さんですね。

箇条書きにするほどでもない、かなり細々したものも対応したりしています。たとえば「充電器の運び屋」もよくやっています。

　（ ↑ よく社長から連絡が飛んできます。）

当社の社長はいつでもバッテリー難民です。かわいいですね。笑

さて、そんな冗談はさておき。
なぜ現在私は役員秘書をやっているのでしょうか。

ー WHY ワンキャリア？

現在に至るまでの簡単な経歴がコチラ↓

【経歴】

09年　　　大阪大学入学
12年頃？　ワンキャリアの前身企業でのインターンにjoin
13年　　　大学卒業、日本たばこ産業（JT）入社
15年　　　 JT卒業、ワンキャリア入社

今やガッツリ裏方ですが、社会人1,2年目はJTの営業職として働いておりました。1年目は福岡。2年目は鹿児島本土&奄美大島というちょっとレアな経験。

　（ ↑ 営業帰り、急に目の前で噴火しだす桜島。＠鹿児島）

丸2年間、営業職を経験しましたが、「自分がプレイヤーとして動くより、プレイヤーを支える側がいいなあ〜」「大手よりベンチャーのほうがサポートしがいがありそうだなあ〜」っと、なんとなーーーく考え始め、気づけば古巣のワンキャリアに戻っていました。

【回想】

　私　「現職を辞めて、ベンチャーの秘書になりたいんですけど…なんかいい会社知りませんか？」
社長　「OOとかXXとかどう〜？」（何社か紹介してくださいました。）
　私　「ありがとうございます！連絡してみます！」

　　　　　ー数日後ー

社長　「転職の進捗どう〜？ていうか、ウチに戻ってこーへん？」
　私　「え、いいんですか！？！？！入りまーす！」

・・・幸か不幸か、それらしい転職活動をせずに今に至ります。やりたいことや明確な目標、ビジョンなどは全くありませんでした。完全なる勢いです。もちろん、JTを辞めることを親には猛反対されましたし、友人にも驚かれました。周囲がやたらと心配することに対して、自分自身は「？？？」状態でした。

このときは「将来会社がどうなるか？」とか「自分はどうなっていたいか？」なんて全然考えなくて、「学生時代にお世話になった社長が、戻っておいでと声をかけてくれている」という事実だけ。転職の理由なんて、その事実だけで十分だと感じていたので即決でした。

　（ ↑ 友人たちからサプライズで送り出し！）

ベンチャーって、やりたいこと・目標・夢をもったキラキラした人ばっかりのイメージがありますよね。そんなことないです。就職活動やら転職活動やら、様々な場面で必ず「何をしたいか」「どうなりたい/ありたいか」みたいな問いにぶつかると思うんです。私は「そんなの無くてもよくない？」派。もし悩んでる人がいれば、気にしなくてもいいと思います。やりたいことが無いなら、やりたいことがある人の役に立てばいいし！

強いて言うならば、私は「目標に向かってひたすらに突き進んでいる人のサポーターになりたい」人間です。その相手が当社の社長でした。彼が邁進することを止めたら、私も失速するだろうなあと思います。

が、絶対に彼が失速することはないと信じているので、どこまでもついていく所存です！

（ ↑「ホスピタリティ」を評価していただき、マユチンゲール賞なるものを受賞。）

（↑ 2023年上期には、「高い実務スキル」等を評価いただき、管理・バックオフィス部門のMVPをいただきました！）

何度もいいますが、私にはやりたいことや明確な目標などは全くありません。色んな人が居ていいじゃない。にんげんだもの。

・・・書けば書くほど、私ってベンチャーっぽくないな〜。こんなゆる〜い人間も社内にいるんですよ、意外と。

ー私からみたBOSSたち

　（ ↑ 私の誕生日に、ビール風ゼリーで乾杯〜！たしかマズかった・・・）

せっかくの機会なので、他メンバーのトピックにはなさそうな、私のボス二人について書こうと思います。

【代表取締役社長　宮下尚之】
・スニーカーオタク
・どんなジャンルのお菓子でも、必ず袋から流し込むように食べる
・よくPCバッテリー難民になる(冒頭参照)

【取締役副社長　長澤有紘】
・冷たく見られがちだが、結構寂しがり屋
・いじられると否定しつつ喜ぶ
・立ち上がったあとに椅子をしまうのが苦手
・ランチの時間が会議で埋められるとスネる(下記参照)

　（ ↑ 前後が埋まりすぎて昼食が消えそうなときは、私が勝手にランチタイムをブロックしています）

・・・結構イジっていますが、それくらい二人が大好きです。笑

さて、真面目な話に戻します。

彼らは周囲に言いたくても言えないことをたくさん抱えていて、「今絶対しんどい時期だろうな・・・」と思うタイミングがたくさんあります。私が知らないことももっとあるはずなので、彼らの毎日のプレッシャーは計り知れません。でも、その辛さを全く表に出さず、いつでも全力投球。彼らが「ちょっとくらいいいか」と手を抜くところを見たことがありません。

特に、ヒトに対してはいつでも真摯に向き合います。今まで色々な人間に裏切られたり騙されたりしてきたこともあったと思います。それでも彼らは真摯にヒトに向き合います。私でさえ「そこまでする...？」と思ってしまうような案件でも、いつでもまっすぐです。ただ、そのアツさを他のメンバーに見せていない時が多々あります。そういった点で普段は冷徹に見られがちなのかな、と感じます。彼ら、誰よりもメンバーのこと、考えてますよ！

この部分↑は、社内メンバーにも知っておいてほしいな。みんな見てる〜〜〜〜〜っ？

こうやって色々思い返しながら書いてみると、毎日がむしゃらに走りつづけている人たちを、側でサポートできるのは本当に幸せなことだなあと改めて感じます。