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【プロフェッショナル PM/PLの流儀vol.6】「TeamTech」を広めるために、リーダーの私ができること

シアトルのPM/PLの流儀もいよいよ6弾目となりましたが、今回は社内のリーダーとしても、
『データガバナー』というニッチな職種で活躍している山口さんにお話を聞いてみたいと思います。

ーシアトルに入社したきっかけは?

シアトル入社前は、いわゆるCOBOLerとして仕事をしていました。
常に一人現場でチームで働くということがなく、気持ち的には半フリーランスのような状態でした。
常駐先の現場全体もそういう方たちの集まりだったので、協力し合うというよりは
予算縮小になったときに自分が契約を切られないようにあえて仕事の属人化を図ったり、
限られた予算の中で自分の単価を上げてもらうためにそれぞれの会社で戦っているような部分があって、
そういう仕事の仕方が自分には向いていないと感じていました。

もちろん会社員として働いているので、会社のために成果を出したりだとか
売上に繋げるのは必要なことですが、一緒に仕事をしているメンバーであれば、
同じ方向を向いて協力して進めればもっとスムーズなのに、と思う場面が何度もありました。

「チームで一致団結して仕事がしたい」と思っていた中で、シアトルからスカウトがきて、
面接を通して、ここでなら「チーム」で働けると思ったのが入社のきっかけです。

実はそのメールが来る前から代表の京和さんのTwitter(https://twitter.com/MKyowa_TeamTech)を
見ていて会社のビジョンに惹かれていたのも入社の決め手になりました。

ーデータガバナーの仕事とは?

すごくニッチな仕事内容ですね。ビッグデータを取り扱っているような大きなグループ会社でないと
存在していない部署なので、日本でも数社にしかないと思います。
大まかな仕事内容としては社内やグループ会社、子会社や兄弟会社からの問い合わせ対応であったり
契約の整理にも携わっています。
データに関する権限管理をして、誰になんのデータを見せるのかという仕事をするんですが、
私が参画した当初は管理するためのシステムもない状態でしたのでとても大変でした。
ただ前職の現場とは違って全員で一丸となって仕事ができる環境なので、とてもやりがいがあります。

ー仕事をする上で、意識していることは?

シアトルはTeamTechといって「チームワーク」と「IT」を掛け合わせた概念を持っていますよね。
これは一人現場でやってきた私が入社前から共感していたもので、今の現場でも広げようと意識しています。
仕事をする上で一人でできることって限界がありますし、チームでやるからこそ
成し遂げられることがたくさんあると思っているので、
シアトルが業界を越えて、ゆくゆくは国境を越えて伝えようとしているチームワーク理論を、
私の力で現場に広げたい、という思いがありました。
最近ではようやく努力も実り、シアトルの若手や開発パートナーの若手を、
会社関係なくみんなで育てているような環境を作ることが出来ています。

ーどのように現場に「TeamTech」を広げていったのですか?

相手がやりたいことはいったい何なのか、どういうキャリアを築きたくて
そのために自分に何ができるのか。 それを常に考えながら動いてます。
先輩として仕事の仕方であったり教えられることは教えていますし、何よりも
「我々は同じ目的に向かっているチームなんだ」 ということを常々言葉で伝えるようにしています。

シアトルは今200名を超える規模の会社になって、まだまだ会社が大きくなっていく段階なんです。
人数が増え、いろんな現場で活躍する人が増えるからこそ、会社のビジョンに対して、
全員が同じ方向を向いて進んでいく必要があるというのが、私の考えです。

それぞれ「TeamTech」というものに共感して入社してきたメンバーですから、
本社にいようがクライアント先にいようが、いかに世の中にこの「TeamTech」を広めていくかということを考えなくてはならない。
だから私は自分にできることとして、会社が実現しようとしているTeamTechを現場で実践しています。

ーチームリーダーをしている山口チームの活動は?

山口チームはそれぞれPLやPMとして活躍している人が多いので
マネジメントについてのインプット、アウトプットをしています。
PMとしてのスキルアップを目標に課題図書を見つけてきてプレゼンをし合ったり、
最近はプロジェクトマネジメントについてのケーススタディなども実施しています。
「A」というプロジェクトがあってそこである問題が起きる。
その時にこれまで得たPMとしての知識を活かしてどう解決していくのか。
後は、こういう要件のプロジェクトがあればどこにマイルストーンを置いてスケジュールを組めばいいのかとか。
それぞれチーム会の時間内で考え、現場以外でもスキルを身に付けられるような環境を作っています。

ー最後に、どういう人がシアトルに合うと思いますか?

利他心があって、人のために頑張れる人。
あとは「チームワーク」というものをポジティブに捉えられる必要があって、
「助けてもらえる」というのはチームワークではないと分かっている人ですね。
シアトルはチームで働くことをとても大切にしている会社なので、
「一人でできることは限られているからチームでやり遂げるんだ」という思いを持っている人は
すごく合うのではないかと思います。
そういう人と、ぜひ一緒に働いていきたいですね。

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