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【資金調達11億円超の医療系ITスタートアップ・開発チームリーダー対談】グーグル出身CTO × ワークスアプリケーションズ出身PdM・フルスタックエンジニア

田畑 悠介(たばた ゆうすけ)
2000年京都大学工学部及び情報学研究科卒。富士通株式会社の半導体部門を経て、グーグル株式会社ソフトウェア・エンジニアリング部門に所属。モバイル向けウェブ検索、電子書籍の検索品質改善、日本語入力(Mozc)等の開発に携わる。2016年初頭からメディフォンに参画。メディフォンの医療通訳システムを中心に全プロダクトに責任を持つ。大の猫好きと有名で、社内では「猫さん」と呼ばれ愛されている。
山下紘央(やましたひろあき)
2015年大阪府立大学大学院海洋システム工学分野卒。株式会社ワークスアプリケーションズにてERPパッケージの開発に関わったのちに、スタートアップである株式会社ストレイナーの創業期からエンジニアとして参画。フルスタックエンジニアとしてサービスやアプリの開発に携わる。2022年9月16日よりメディフォン株式会社にジョイン。mediment事業のエンジニアとしてだけでなく、PdMとしても活躍している。

〜エンジニアリングからプロダクト・組織を牽引する〜

目次

①メディフォンへの参画理由、やりたいこと、ビジョン
②開発チームはどんな組織?
③理念、大切にしたい価値観、エンジニアリングへの考え方
④面白い取り組み事例
⑤組織の課題
⑥プロダクトの未来像
⑦エンジニアへのメッセージ

①メディフォンへの参画理由、やりたいこと、ビジョン

田畑)ネット系の会社でインターネットを扱うのもそれなりに楽しかったが、違うことやりたいなぁと思ったんですね。AIとか地理情報とか色々と見たんですが、「『医療通訳』という日本にあるリソースを有効活用するところに協力できたら嬉しいな」と思いメディフォンの前身の組織に入りました。今は、医療通訳事業と新規事業であるクラウド健康管理サービスの両方を見る形になっています。今後はそれぞれの事業を成長させて可能性を見出し、(チームメンバーも増えてきたので)チームの皆さんに満足いくキャリアを歩んでいただけるようにと思っています。

山下)参画理由は大きく2つあります。1つは「(メディフォンの事業の)社会的意義がとても高いこと」。自分が頑張れば頑張っただけ社会に貢献できる点に魅力を感じました。2つ目は神のようなエンジニア・田畑さんがいること。「きっと多くの学びがあるはず!」と思いました。田畑さんがどういうコードを書くのか、とても興味がありました。

田畑)失望されてないかな・・(笑)

山下)いやいやいや!(笑) 日々とても勉強になっています! 今後やりたいことは「ビッグデータを使って未病まで」いきたいです。データを役立てて反映するところに興味があります。未病エリアを頑張りたいですね、個人的には。あとはこれまで一人エンジニアの期間が長かったので、「チームで皆で成果を上げる皆でやりたい意識が強いです。チームの皆さんが活躍しやすい組織づくりをしていきたいと思っています。


②開発チームはどんな組織?

田畑)3年前までエンジニアは私一人でした。そこから一人また一人と参画いただいて、ありがたいことにチームも事業も伸びています(*現在、開発チームは20名前後)。採用にあたっては「自分で学んでいける」方を採用してきました。結果、皆のびのびと成長してくれたかなと思います。「自律的に自分で答えを出せる、改善し続けられる」環境になっています。あとは事業が伸びれば・・!さらにチームも、会社も、社会も良くしていきたいですね。

山下)とにかく仲が良いです。お互い尊重しあう雰囲気。優秀な方が多く、組織として強い印象です。さすが田畑さんの教育が行き届いているな、と。

(左:CTO田畑、右:PdM山下)


③理念、大事にしたい価値観、エンジニアリングへの考え方

田畑)最適なやり方は時代によって違うと思うんです。20年エンジニアをやってきて自分なりの感覚はあるので伝えるべきことは伝えるけど、基本的には皆が自分で決めて欲しいなと思っています。チームによく言っているのは、「計画したものが達成できるかではなく、お客さんに良いものを届けられるか、が大切」と。あとはでかい目標もいいけど、一歩一歩自分の歩幅に合わせたルートを決めて一歩一歩進んでいくのも大事。20年やっていてもそんなに歩幅は長くならないのでね(笑)。小さいプルリクエストを延々送り続ける、自分がそれを見せることでコードの書き方などを学んで行ってもらえればと思っています。問題が発生した時も、(それで問題ないか確認した後に)小さいことからコツコツと一歩一歩改善していきます。長い計画を立ててしまうと改善が見えなかったり、最後に改善できないこともあるので。

山下)僕はユーザー目線を大事にしています。実装することで「ユーザーがどう感じるか」「ユーザーが使いやすいか」「本当にその改修でユーザーの課題を解決できるか?」を必ず一度、立ち止まって考えるようにしています。田畑さんに聞きたいんですが、「今の開発チームのエンジニアに、ゆくゆくどう育って欲しいですか?」

田畑)ひとつのシステム、それもなるべくでかいものの構造について自分で適切な範囲を考えて、解決できる人になって欲しいですね。


④面白い取り組み事例

田畑)毎週、「技術講座」と称して基礎の堅いところからしょうもないところまで色々と共有する会がありますね。テーマは例えば、「先週解決したバグの話」とか「WEBアプリの動作の仕組み〜パソコンの仕組み」とか。僕以外にも色んなバックグラウンドの方がいるので「ユーザーエクスペリエンスのトレーニング受けてきた結果共有」とかもありますね。 

山下)田畑さんの技術講座で様々なテーマを学べるのはもちろんのこと、「フロントエンド・バックエンド・デザイナーがそれぞれの役割を持っていて、強いエリアの情報を発信してくれる」、知りたい部分をキャッチアップできるのはとても良い環境です。自発的な勉強会も行われていて良い文化だな、と。

田畑)そうですね、勉強に何%かは時間を使うべきだと思っています。 あとはコードレビューをしていて間違いを見つけた時のコミュニケーション方法なんですが、(問題がないと確認した上で)あえて一度そのレビューを認めた後に僕が修正したプルリクエストを投げることもあります。「直し方を実践して見せる」のが教育的効果が高いかなと。どんな人も不慣れなものはあるので、時にすごい完成度を狙わずに60点から始めて徐々に100点に近づく改善ができるように、と指導することも心がけていますね。指摘する際も「間違い」って書くのではなくて、「もしかしてこれではないでしょうか〜?」と言い方も気をつけたりしています。

山下)ディズニーランド研修も面白い取り組みですよね。

田畑)行きましたね。自分は半導体出身のバックエンドエンジニアということもあり、普通のユーザーエクスペリエンスをよくわかっていないんです。皆にユーザーエクスペリエンスを学んでもらおうと思った時に、リアルワールドで最強のユーザーエクスペリエンスといったらディズニーランドなのかなと思い。ちゃんと経営会議に上げて説明して研修として行ってきました(笑)。 行きたくない/来られないというメンバーには代わりに、資格取得のための1日分の時間+受験料&参考書代をどうぞ、と選択肢を増やしました。


⑤組織の課題

田畑)企業である以上、スタートアップである以上、成長を急がなければいけないので、技術的負債を生んででも前に進むということは発生しています。改善していくためにCTO自らも直していますので、入っていただくとその辺を直近で見られると思います(ちょっとでも皆の学びになったらいいな)。

山下)これから事業速度がどんどん上がっていくフェーズです。ユーザー数も一気に増えるし、急拡大フェーズに入ってくる、そんな中で「やりたいこと」「やれること」「やらなければいけないこと」はどんどん広がっていきます。そうすると現状のメンバーでは絶対に手が足りなくなってくるし(それは決して今のメンバーが弱いということではなく)、ひとつの事柄に着手する人数が減ってしまうとユーザーが本当に求めるものを作れなくなってしまう。なので今後も優秀な新しい方に入ってきていただいて、ユーザーのためになるものを一緒に作っていきたいですね。


⑥プロダクトの未来像

田畑)健康管理システムは色んな企業のデータを蓄積し、法で求められるデータを保存するもので、「義務を実行する」ことをサポートするシステムです。次は、蓄えたデータを元に、状況がきちんと見られるプラットフォームにしていきたい。貯めた情報を活用することで内容を見やすくしたいです。誰が見てもわかるような、「わかりやすさ」の改善ですね。企業の方が「(施策として)こういうことをしたらいい」「しなければいけない」を具体的に出せるプラットフォームになっていきたいですね。 

 また医療通訳の方はおかげさまで非常に多くのお客様に使っていただいているので、もっと気軽に使えるものにして機械翻訳と人間の通訳の使い分けを滑らかに切り替えられるようにしていきたいです。メジャー言語もマイナー言語も、複雑な病気の説明でも、どんなシーンでも使いやすいプロダクトにしていきたい。せっかく医療現場に密着したプロダクトを出せているので、医療現場で他にも役に立てることはないか試行錯誤中です。


(日常的に、エンジニアリングや組織づくりについてこのように話し合っている2人。)


⑦エンジニアへのメッセージ

田畑)自分の作業でソフトウェアが改善することで、チーム・会社・社会がより良くなっていくのを見られるのは非常に面白いです。医療通訳の方なんですが、コロナの宿泊療養施設でメディフォンを使った医療者の方が「メディフォン、便利」と発信してくださったのを見た時に、「社会のインフラになれているんだな」「便利な存在になれているんだな」と嬉しくなりました。エンジニアをやっていると何度も「こんなん、どうにもならんわ」ということが出てくるんですが、粘り続けると大抵のことはどうにかなります。頑張っていると人々が助けてくれたりもしますので、難題に取り組んでみるのも良いのではないでしょうか。言われることをやるビジネスもあるかと思いますが、今のところメディフォンは「改善したい」と思ったらそれが実行できる環境です。面白そうと思う方はぜひ。

山下)「自分がエンジニアとしてさらにスキルアップしたい」、「もっと学びたい」と思っている人にはメディフォンは最高の環境だと思います。私はこれまで一人エンジニアを5年やってきたので「一通り、そこそこできるようになったかな」と思っていましたが、ここに来て「自分はまだまだ勉強が足りないな」と思うと同時に「もっと上を目指したい」と思うようになりました。現状からさらに上を目指したい人にはおすすめの環境です。これから事業速度も上がるので、「事業がどんどん大きくなっていく」ところに興味がある人にも広くおすすめです。ぜひお待ちしております!!!

メディフォン・開発チームでは現在、【WEBエンジニア】・【QAエンジニア】・【アプリエンジニア】等の募集を行っています。少しでも興味をお持ちいただいた方は、ぜひお気軽に話を聞きに来てください!


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