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「ロゴ製作中のデザイナーの脳内を大公開!」manabyTECHNOロゴ ビハインドストーリー

こんにちは。システム開発チーム デザイナーの吉田賢輔です。

manabyの新しいチャレンジ「manaby TECHNO」事業のスタートにあたって、ロゴデザインを担当しました!

参考:ニュースリリース manabyが対話重視型のSES事業「manaby TECHNO」開始します https://manaby.co.jp/news/release20230324/

今回はこのロゴができるまでのビハインドストーリーとして、デザインに込めた想いや私の脳内の試行錯誤をお伝えします。

はじめに自己紹介

私は2019年4月に新卒として長町駅前事業所支援員とシステム開発デザイナーの兼任で入社しました。その2年後の2021年4月にシステム開発デザイナー専任となり現在に至ります。

仕事内容は、主に社内で制作しているシステムのUI/UXデザインを担当しております。要件定義のような走り出しから入ることもあれば、リリース後の追加機能検討のような途中からプロジェクトに入ることもあります。

それとは別に、社内のデザイン制作物、例えば自社開発eラーニングのロゴやeラーニングで取り扱っているコンテンツのアイコンなどのデザイン、manabyの就労移行支援事業所の立て看板やチラシや広告のデザインなども時折担当しています。

その中の一つとしてこのmanaby TECHNOのロゴデザイン制作に携わることとなったのでした。


キーワードをデザインへ

まずは制作ディレクターとともにTECHNO事業を担当する部長にヒアリングを行いました。

どんな思いで事業を立ち上げたのか、どんなビジョンを描いているのか、そのビジョンに至った経緯は何か、事業に対する思い、期待するビジュアルイメージなどについて詳しく教えていただきました。そこで出てきた言葉をキーワードとして整理したのがこちら。


そんなヒアリング内容とキーワードをもとに私はまず3案ほど制作しました。



A案

これは、「一人ひとりのエンジニアにフォーカスを当てる」「自分らしさ」という事業への思いから出た「多様性」というキーワードを元に、あえて文字のバランスを崩し多種多様な在り方をを表現しています。



B案

これは、manaby TECHNOの語源である「テクノロジー」や、一定の規則を定めてコンピュータに指示をだす「プログラミング」から繋がる「規則性」というキーワードを、正方形と直角三角形のみを組み合わせることで表現しています。



C案

こちらはシンプルさをメインに、横画に深緑をいれて文字全体に立体感を出してます。また、角を面取りして温かみを出し、manabyらしさを表現しています。


その3案をプレゼンしたところ、最終的にC案をベースにすることが決定。事業担当としての目線、そして印刷に詳しい制作ディレクターからの意見も聴きながら、一番使いやすく親しみやすいデザインとして選んだのです。ただここで、メインカラーであるミントグリーンの問題が浮かび上がりました。

ひとつは紙などの印刷物に使われる表現方法(CMYK)で出力したときとディスプレイで色を表現する方法(RGB)で出力したときとでかなり差異がでてしまうということ。もう一つは見る端末によっては彩度が高すぎるということです。


manabyの「グリーン」探し

そこで、提案していたカラーより彩度を落としたカラーパターンを再検討しました。

次に、他サービスのロゴの色とのバランスをみながら、既存ロゴの色と類似しないように少しずつ青を足しながら、manabyらしいグリーンを見つけていきました。

合わせて、CMYKで出力したときもなるべく差異がでないような色を探しました。


グリーンの組み合わせを少しずつ変えてみたものがこちらです。企業ロゴや他サービスロゴとも並べてみて、色バランスも調整しました。


再度カラーパターンを眺めてみんなで相談して、パターン03の色で決定しました。



デザインに込めた「manabyらしさ」

デザインとメインカラーが決まり、あとは細かな微調整を行います。

文字間や行間を設定し、サブカラーの調整などを行い、それをガイドラインに反映していきました。最終的に経営陣にもOKをもらい、ロゴが完成!

今回のロゴデザインのポイントは「manabyらしさ」でした。

私は入社してしばらく支援員として事業所で働く中で、manabyのスタッフがクルーさん(利用者さん)一人ひとりに寄り添ってきたところを間近でみてきました。manaby TECHNOも、一人ひとりの自分らしさに目を向けて対話を重視するSESサービスです。そんなサービスの想いや人々に寄り添うmanabyらしさを、デザインで表現しました。このデザインに込めた思いが、色々な人に伝わるといいなと思います。


デザイナー吉田の「自分らしく働く」とは

そんな風に考えてデザインに取り組む私ですが、私にとって「自分らしく働く」とはどんなことだろう、と今まで何回も答えを出そうとしてきましたが、正直まだ分かりません(笑)

ただ、自分が作った成果物に対して、ありがとうや、いいね!などお褒めの言葉をいただいたり、問題解決に繋がったりしたときに、1日ニヤニヤしている自分がいます。

振り返ってニヤニヤしている自分を思い出すと、なんだか自分らしいなと感じてしまいます。

まだまだ答えを探し中ではありますが、「自分の役割で誰かの役に立つこと」が僕にとって自分らしく働くことなのかなとうっすらと感じ始めています。どんな仕事でも「携われて良かったな」と自分が思えたのなら自分らしく働けている証拠になると思います。

これからも自分のデザインで問題を解決して色々な人に喜んでいただけるように、色々と挑戦していきたいです。

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