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男性の育児休業取得率58%!制度利用がしっかり行われているリブセンスの環境とは

内閣府によると、男性の育休取得率は5.14%(2017年度調査)となっており、年々上昇していると発表されています。一方で、IT企業の取得率は世の中の平均と比較すると高くなってきており、中でもリブセンスは対象男性の58%が制度を利用しているという実績が出ています。

今回は育休制度を利用した、弊社エンジニアの前山さん(左)と長田さん(右)にインタビューしました。お二人は転職口コミサイト『転職会議』でエンジニアとして活躍されていらっしゃいます!

文化として根付いている制度だからこそ、安心して休めた

ー 育休を利用しようと思ったきっかけを教えてください。

前山さん「私は2018年7月から約1ヶ月間、育休を利用しています。実はもともと制度の利用は考えていませんでしたが、上長との1on1がきっかけで取得することを決めました」

ー お二人の上長は、育休取得率を上げることが目的ではなく、取得したいと思った方がもれなく心配なく取れる状態を目指したいと考えられている人だと伺っています。前山さんはどのようなご相談をされたのでしょうか?

前山さん「子どもが産まれた後、仕事も家庭も両立しなくてはいけないので忙しくなりそうだと思い相談したところ、育休の提案をもらえたんです。国から補助金がもらえることも教えてもらえたのでお金の部分は心配しなくても問題ないと感じました。妻に相談した時は驚かれましたが「休めるなら休んで欲しい」ということだったので利用することにしました」

長田さん「私は2019年3月から約1ヶ月半利用しました。もともと周囲に利用している人が多かったことや、リブセンスの文化として育休を利用することのハードルがなかったので制度を利用することにしました」

ー 育休を利用するにあたりチームにおけるサポート体制はどうでしたか?

前山さん「しっかり整っていたと思います。実は休みに入る時、1つのプロジェクトの真っ只中だったのですが、メンバーのみんなが無理なく完了できるようなタスク分配をしてくれたんです。更に、そのタスクを完了出来なかった場合も考えてリカバリーが出来る体制も整えてもらえたので、とても安心して育休に入ることが出来ました。
また復帰する時も、暖かく迎えていただけてとてもスムーズに仕事に戻ることが出来ました。多くの人から「前山さんが戻ってきてくれた!」「おかえりなさい」の声を笑顔でかけてくださったり、チームリーダーやメンバーがコーヒーブレイクに連れてってくれ、お休み中の社内の状況をカジュアルな雰囲気で共有してもらえました。今思えばみなさんに感謝しかないですね」

長田さん「私が育休を利用する時も、有り難いことにチームのサポート体制として周囲からの理解が得られている状態でした。むしろ「育休とりますよね?」と言ってもらえるくらいです。また、実際に制度を利用した男性社員が沢山いるのでその話をじっくり聞ける環境なのも良かったです。前山さんにも相談をしていたのが懐かしいです!
仕事面に関しても、属人性を少なくすることを大切に日々業務をしているので、例えば誰か1人が急遽休むことになっても業務が回るような体制にしています。その人しか知らない業務はつくらないようにしているからこそ、休む時や復帰する時はとてもスムーズでした。
また、会社からも労務と面談をして、国からの補助についての説明や、使った方が良い制度について教えて貰えたのは有り難かったです」

ー 理解が得られているからこそ、安心して育児に専念することができたんですね!

前山さん「仕事を休むことに対する不安はなく、育児に集中することが出来ました!ただ、休んでいた期間仕事をしていなかったので社会復帰が出来るのかは正直不安に感じていました。でもそんな心配は不要だったくらい暖かく迎えてくれたのは嬉しかったです!」

ライフスタイルに合わせた働き方が出来るからこそ実現する家庭と仕事の両立

ー 育休から復帰後、お二人はどのような働き方をされているのでしょうか?

前山さん「私の場合復帰して1年程経ったのですが、妻も働き始めているので子どもが風邪をひいて、どうしても自分が面倒をみる必要がある時は、早く仕事を切り上げたり、休みをとっています。
リブセンスでは裁量労働制で働いているので、必要に応じて早く帰ったり遅く出社したりすることは、上司やチームに確認せずとも出来る環境になっています」

長田さん「子育てをしている私たちにとって、リモートワークもとても有り難い働き方だと思っています。先日保育園の見学に行った後に出社をしようと考えていたのですが、自宅付近の保育園を見学したこともあり、職場に行くよりも家で仕事をした方がパフォーマンスも出しやすいと考えリモートワークに切り替えました。こういった働き方が出来るのはとても有り難いです」

前山さん「子どもが産まれてから生活スタイルや業務内容はそこまで大きく変わってないですが、残業する時間は減りました」

長田さん「私もそうですね。持つ業務量を減らすというよりも、効率的にどう業務をさばくか考えたことで、残業時間が減ったと思います。もちろん作業量が多くてきつい時は相談出来る環境もあるのですが、個人が持てる量のバランスがしっかり保たれていると思います」

前山さん「業務量については個人がしっかり持てるタスクがうまく分配されているイメージがあります。だからこそ家庭のことも気にすることが出来ますし、仕事においても安心してキャリアを作ることが出来ています」

制度は権利だからこそ、取りたいと思った人が取れる状況が理想

ー 育休の利用についてご家族に伝えた時の反応はいかがでしたか?

長田さん「私の兄は公務員として働いているのですが、男性が育休を利用することが衝撃だったようでとても驚いていました。私の妻も同じ反応で、一定の期間休むというよりかは、週2,3日休むくらいのイメージを持たれていたんです。そのリアクションをみて、世の中の男性が取得することが根付いていないように感じました」

前山さん「私の妻も育休の利用を伝えた時は驚いていました。妻の両親にも伝えたら「男にそんな休暇があるの?最終的に会社へ復帰出来るの?」と驚かれました」

長田さん「私の妻の両親も同じような反応でした。また、前職でも在籍中は男性の育休の取得がそこまで一般的ではなかったので、この数年で世の中の男性が利用することへの理解度が増えたとは思いますし、特にリブセンスは既に利用している人が多いので休むことに対するハードルは低いと思います。むしろ制度利用は権利だと思っているので、検討している人がいれば是非利用してほしいと思いますね」

前山さん「制度を利用するための手続きも堅苦しいイメージを持っていたのですが、とてもカジュアルに進める事ができました。
具体的には上長やチーム内で育休を利用することのコミュニケーションがしっかりとれていれば問題がなかったです。その他は書類上の手続きのみなので、より利用に対するハードルは低いと思います。
育休を利用してみて、妻からは「里帰り出産をしなかったので、家事、育児のサポートをしてもらえて産後の回復も早く、取得してくれて良かった。」と聞いています。私もこの制度を利用したおかげで育児に興味を持つことが出来ましたし、また利用する機会があれば次はもう少し長い期間取得をしてみたいと思っています」

長田さん「私の妻も一緒に育児に専念出来る環境が出来たことで、安心して子どもに集中出来たし、家のことも一人で抱えなくて良かったことから心身共に楽だったと聞いています。前山さんと同じようにまた機会があれば利用したいと思っています!」

ー ありがとうございました!

お二人が開発している転職会議で、企業の男性育児休業制度について口コミを元に分析をした記事が紹介されているので合わせてご覧いただけると嬉しいです!

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