衣袋健太(いぶくろ・けんた)
2014年横浜国立大学教育人間科学部卒業後、LITALICOへ新卒入社。初期配属はLITALICOジュニア池袋教室。入社2年目から関東エリアにて5教室の教室長(拠点長)を務め、現在はエリアマネージャーとして従事。趣味はサッカー。休日はよく、録画したドラマを見て過ごしています。
入社のきっかけは、教採で不採用になったこと。
どのような経緯でLITALICOへの新卒入社を決めたのですか?
衣袋:中学〜高校の頃、理想とする学校生活を送れなかったんです。
父が医者なのですが、小さい頃はよく「金持ち」「ガリ勉」「医者の息子」といったラベルを貼り付けられているように感じていました。
衣袋(いぶくろ)という珍しい苗字ということもあり、他者からどう思われているのかな?と気にして過ごしていて。
「医者の息子」というラベルからどうにか抜け出したいとか、ガリ勉とは思われたくないけど頭が悪いとも思われたくないとか…。
25年間くらい、そういった葛藤の中で過ごしてきました。
(学生のころは気づいていなかったのですが)自分が教員という立場になって、「自分が送れなかった理想の学校生活をもう一度やり直したい」という気持ちが強かったんだと思います。
ただ、残念ながら教員採用試験は不採用になりました。
就職どうしよう…と思い悩んでいた折、ネットで「個性を育む 会社」で調べた時にヒットしたのがLITALICO(当時の社名はWINGLE)だったんですよね。
ホームページを見て「見栄えがきれいで良さそうな会社だな」と思って、事業内容をよく見ずに応募したのを覚えています(笑)。
もともと関心の高い教育分野の事業を手がける会社だったので、内定をもらった後はすぐに承諾し入社に至りました。
仕事を通じて自己成長を感じられるのが楽しい!
そんな思いから始まった、衣袋のキャリア。
これまでのキャリアを教えてください。
衣袋:入社してから8年間、ずっとLITALICOジュニアで働いています。
初期配属は池袋教室で、指導員として勤務。入社2年目からは教室長に。
その後新規立ち上げを含む複数教室の教室長を兼務し、2021年にはアシスタントマネージャーに。
2022年現在は、マネージャーとして勤務しています。
入社当時は特段キャリアについて熱心に考えていたわけではありません。
「子どもとかかわる仕事がしたい」くらいにボンヤリと考えていましたね。
ただ、入社して半年くらい経ったタイミングで 日々の業務の中で目標を達成していくことにおもしろさを感じるようになった感覚がありました。
チームで決めた目標を達成していくことで、自己成長を感じられたんです。
いつしか気づいたら、教室長を目指すようになりました。
周囲のスタッフたちと支え合いながら、お子さまも保護者さまもスタッフも楽しいと思える教室をつくれたら、と考えていたんですね。
しかし実際に教室長に就任してからは、決して良いことばかりではなかったと思います。
新規立ち上げ教室への異動などもあり「期待されている!」という嬉しさがあったのですが、スタッフと0から信頼関係を築いていくことの難しさを痛感したことも。
振り返れば、天狗になっていた一面があったのかもしれません。
これまでたくさんの上司や同僚、管下スタッフに支えられて、今の自分があると考えています。
決して足を止めない。
ビジョンに真っ直ぐ向かっていくスタッフたち。
これまでの8年間を振り返り、LITALICOジュニアの強みだと感じることを教えてください。
衣袋:LITALICOには「障害のない社会をつくる」というビジョンに真っ直ぐな人が集まっていると思います。
お子さまや保護者さまと関わる時、どんなに辛くて大変でも、最後はお子さまや保護者さまのために力を発揮できるスタッフが多いなと感じていて。
渋沢栄一氏の「論語と算盤」という言葉がしっくりくるかもしれません。
大事だと分かっていても苦しい時や一歩踏み出せない時、足を止めたくなることってありますよね。
でもLITALICOで働くスタッフたちはビジョンの実現に真っ直ぐで、一度足を止めたとしても、また戻って歩みだせるんです。
そんなスタッフの行動をこれまで何度も見てきました。
その度に、僕自身も勇気をもらって、またがんばれるんですよね。
たくさんブレたから分かった、自分の軸。
最後に、LITALICOジュニアの選考を検討されている方へメッセージをお願いします。
衣袋:LITALICOジュニアの仕事は、まさに対人支援。
対人支援の仕事は、働くスタッフ一人ひとりの支援力が求められますが、他者とのコミュニケーションに難しさを感じることがあるかもしれません。
そんな時、右往左往する考えやブレにとことん付き合ってくれる風土がLITALICOにはあるなと考えています。
8年間を振り返って、たくさんブレたからこそ自分の軸が分かったし、葛藤を通じて成長することを多くの上司に見守ってもらえたなと思っています。
社会人として成長するプロセスの中で、葛藤を通じて成長していきたいと考えている就活生の方がいらっしゃったら、ぜひ選考にチャレンジいただけると幸いです。
選考を通じてあなたとお話しできることを、心から楽しみにしています。
▼LITALICOジュニアで働くことに関心のある方は、下記よりエントリーください