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こんにちは、リーディングマーク代表の飯田です。「学生が社会人と出会い、未来の自分にワクワクできる」というコンセプトでキャリアプラットフォーム「レクミー」を運営しています。
今回の記事では、「はじめまして」の方へのご挨拶の意味も込めて、私たちがなぜレクミーをやっているのか、レクミーを通じて世の中をどう変えていきたいのか、についてまとめてみました。
多くの人は仕事にやりがいを感じていないという現実
突然なのですが、仕事にやりがいを感じている日本人の割合はどれ位いると思いますか。
答えは18.5%です。これは、私が勝手に言っているのではなく、『国民選好度調査』(2008年)という内閣府が出している調査に明記されている数字です(蛇足ですが、2008年は大学3年生だった私が、リーディングマークを創業した年です)。衝撃を受けますよね…。起きている時間の内、60%位を仕事に費やしているにも関わらず、それにやりがいを感じる人が少ない…。そのような仕事に投下している時間は、言い方を選ばず言えば、無駄です。どうせ働くのであれば、やりがいを感じながら、ワクワクとしながら働きたいですよね。
勿論、入社して、自分の能力や仕事内容など、様々の条件が変化し、段々とその仕事が自分に合わなくなってしまい、仕事にやりがいを感じられなくなってしまった人もいると思います。ただ、この「18.5%」という異様に低い数字は、少なくはない数の方々が、キャリア選択に失敗していることを示唆しています。
なぜ、キャリア選択は上手く行かないのか
では、なぜキャリア選択が上手く行かないのでしょうか。私は、その主要な要因の一つが、キャリア選択を支える「採用媒体(XXナビ)」の仕組みにあると考えています。こちらの記事を見てみてください。
毎日新聞 経済プレミア 「就活解禁 緊張の初日はプレエントリー50社」
http://mainichi.jp/premier/business/articles/20160121/biz/00m/010/007000c
この記事に掲載されているのが、標準的な就職活動のあり方です。学生は、採用媒体を見ても、どんな仕事があるのか、どんな人と働けるのかはよく分からない。よくわからないので、名前を聞いたことがある会社に片っ端からどんどんエントリーをしよう、となってしまうわけです。ただ、言うまでもなく聞いたことがある会社が自分の働くべき会社とは限りません。
現在の就職活動では、一人ひとりが本当に合った会社を見つけるための仕組みが、十分に整備された状況であるとは言えません。
では、次回はなぜこのような状況が生まれてしまったのか、また、どうすれば望ましいキャリアが選択できるのか、皆さんと一緒に考えてみようと思います。