イングリウッド人事部の篠原です。活躍社員にイングリウッドの魅力や仕事のやりがいについてインタビューする本シリーズ。今回から2回にわたって、2024年度入社の新卒社員4名にお話を聞きました。
前編では出身もこれまでの経験もバラバラのメンバーたちが、なぜイングリウッドをファーストキャリアに選んだのか。事業家を育てる独自の新入社員研修で身についたことなど、リアルな声をお届けします。
◼️プロフィール(写真左から)
長岡 拓磨さん|ADソリューション事業部 D2Cマーケティングチーム
慶應義塾大学卒。高校時代はカナダとルワンダへ留学し、大学では総務省所轄の量子コンピューティングの研究者育成プロジェクトに参画し、研究者として活動。入社後はLINE広告のクリエイティブディレクションを担当し、定性・定量データの分析に基づく効果的な広告戦略の立案と実行を手掛ける。
寺本 乃得さん|HRソリューション事業部 シンアドチーム
立命館アジア太平洋大学卒。コロナ禍で国際交流の機会が減少する中、数百人規模のスポーツイベントを企画・運営。その他学生キャリアアドバイザーとしても積極的に活動する。イングリウッドでは人材コンサルタントとして11月にユニットリーダーに抜擢され、学生との面談や企業コンサルティングを担当。企業の採用戦略から面接設計まで幅広く携わっている。
伊藤 美波さん|ADソリューション事業部 D2Cマーケティングチーム
早稲田大学卒。全国ミスコンテストへの出場や大学イベントのファッションモデルを務める傍ら、サークルの幹事長としてステージ演出を手掛けたり、エナジードリンクの学生アンバサダーとして活動する。さらに大学4年生でイベント企画会社を設立し、イベントの企画・運営を推進。入社後はDXソリューション事業部にてTikTokアフィリエイト施策の立案から撮影、分析までを一気通貫で担当している。
松葉瀬 仁夢さん|リテールコンシューマ事業部 三ツ星ファームチーム
甲南大学卒。大学2年時に古着店を起業し、大阪で月1回のポップアップストアとECサイトを展開。マーケティングやSNS運用も自ら手掛け、テレビをはじめ複数のメディアに取り上げられる。入社後はBtoC領域全般の広告運用チームを経て、10月より三ツ星ファームチームに配属。YouTubeタイアップ施策をはじめとしたマーケティング施策の企画・運用を担当している。
※部署名・肩書はインタビュー当時のものです
若手が挑戦できるカルチャーに魅力を感じた
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ーー学生時代はどんなことをされていましたか?
伊藤:
私は大学1年生でミスコンに出場したり、2年生で学内のファッションショーのモデルに挑戦したり、3年生ではサークルの幹事長を務めたりと、大学時代は色んなことをしていました。というのも、中学・高校時代に何かに打ち込むという経験がないままコロナ禍の大学生活がスタートしまい、危機感を持ったんです。そのような時に出会ったのがミスコンでした。SNSで発信したり、様々な活動をする中で、挑戦する楽しさに気づき、その後色んなことに挑戦する原動力にもなったと思います。大学4年生の時も、知人と起業してイベントを企画・開催したりしていました。
寺本:
私もコロナ禍で、できることに制限かかったのは焦ったな…。私の大学は半数が外国人という点が特徴で、それに惹かれて入学したのですが、コロナで外国の方はほとんど入国できなかったし、逆に私たちも留学に行けない状況でした。そのような中でも、少しでも何か国内外を越えて交流できることをしたいと思ってスポーツイベントを企画・運営しました。
松葉瀬:
二人ともイベントやっていたんだね。僕は大学2年生の時に自分で古着屋を立ち上げて、オンラインを中心に販売をしていました。低予算ながらSNS広告を回してみたり、時々ポップアップストアを開いて直接お客さまと交流したりもしました。テレビで紹介されたこともあり、多くの人に知ってもらったり、喜んでもらえるという経験ができました。
長岡:
学生時代に自分で事業やってテレビにも取り上げられるってすごいね。私は大学で経営学と量子コンピューティングを扱うゼミの2つを掛け持ちしていました。高校まではあまり勉強に関心が持てなかったのですが、学部の特徴で文理を越えて幅広く学べる環境ということもあり、興味のあるものを深堀できることが自分には合っていたのだと思います。2つのゼミのうち、特に量子コンピュータの研究は総務省所轄の研究法人の研究者育成プロジェクトに採択され、とにかく日々研究にのめりこんでいました。
ーーみなさん個性がすごいですね。そのような中でなぜイングリウッドに入社を決めたのですか?
長岡:
私はマーケティング領域かつベンチャー企業を中心に就職活動をしていました。先ほど話した通り、量子コンピュータの研究をしていたのですが、もう一つのゼミで学んでいた経営にも関心があり、将来的には自分で経営をしたいと漠然と考えていたんです。また、大手企業のような規模の大きいプロジェクトでなくても、自分の手でプロジェクトをリードできるようになりたかったので、1年目からの裁量権の大きさが会社を選ぶうえでの大きな軸になっていました。イングリウッドは若手のうちから自分で意思決定をして事業を推進する経験ができるという点に魅力を感じていました。
寺本:
裁量権、私も意識してみていたかも。キャリアを考えた時に、いかに早くマネジメント経験を積めるかどうかを一番大事にしていたので、成長環境か、年齢や性別に関係なく評価してもらえる環境かを重視して見ていました。だからこそ最終面接の一つ前の面接官が当時25歳の女性マネージャーだったことに衝撃を受けたんです。年齢や性別関係なく実力で評価される環境があること、20代でマネジメント経験ができることを面接を通して知り、私が描いていたキャリアプランそのものだと感じてイングリウッドに入社を決めました。
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松葉瀬:
ロールモデルになる人と出会えるってすごいことだよね。自社で商品販売をするコンシューマ事業を持つ企業であることと、自分の手で事業創造の経験ができることの2点を重視し就職活動をしていました。自分で商品を売るということを経験していたからこそ、今のままだと力不足ということも実感していたんです。イングリウッドはその中でも多角的な事業展開をしていて急成長のフェーズという意味でどちらも満たしていると感じました。最後の決め手になったのは、社長と1対1で話す機会をもらったことです。そこで、「新卒1社目はキャリア形成において極めて重要。30代、40代のキャリアを見据えた判断をしてほしい」という言葉をいただき、長期的なキャリア構築の視点で考えた結果、ファーストキャリアにイングリウッドを選びました。
長岡:
僕も社長の言葉が入社の決め手になったな。最終面接で事業の現状や今後の成長戦略について赤裸々に話してもらったことで、今後イングリウッドがどう成長していくのかをリアルに感じられたし、「自分もここで挑戦したい」と思うようになった。
伊藤:
私は逆にやりたいことが明確にはなかったんだよね。ただ、これまでの経験から挑戦・成長したいという想いは強かったので、多角的な事業展開を行っている企業でとにかく挑戦して、自分がやりたいと思ったことに対してすぐ動けるスキルを身に着けたいと思っていました。そんな中で採用イベントに参加したのをきっかけにイングリウッドと出合ったんです。入社の決め手は、最終面接で自分の想いを正直に話したところ、副社長の三好から「責任をもって伊藤さんの成長にコミットする」という言葉をいただいたこと。この言葉に強く心を動かされ、入社を決意しました。
入社1か月でビジネスパーソンとしての基礎力を底上げする。イングリウッドならではの研修制度
ーー入社して最初の1か月で研修を行いました。実際に受けてみてどうでしたか?
松葉瀬:
研修ではビジネスマナーや各事業のビジネスモデル、デザイン、ファイナンスなど、ビジネスに関する基礎知識を学ぶ座学と、最終課題として社長と役員の前で自社ブランドの売上拡大施策の提案プレゼンを行いました。売上拡大施策の提案は、ただの提案ではなく、名刺交換や資料の渡し方から評価されますし、売上構造やビジネスモデルを理解していることが前提で、施策を実施したことによってどのくらい売上が拡大するのかの予測を踏まえて提案しなければならず、正直大変でした(汗)。
長岡:
ビジネスとは何ぞやという状態からなので、インプット量も多くて毎日必死だったな。施策提案は実際の取扱ブランドが題材だったので、社内の案件担当者へのヒアリングはもちろん、各施策の専門家である上司や先輩への壁打ちは欠かせません。とにかくいろんな人に相談をしに行く、そして大量のフィードバックをもらって愕然とする(笑)。それでも何とか食らいつく。それらを1か月間繰り返して市場分析や施策立案、提案資料の作成、プレゼンテーションスキルなどビジネスで必要な実務的なスキルを習得できました。
伊藤:
わかる。資料作成一つとっても、どのように情報整理をすればよいか、それをビジュアルに落とし込むかなど考えなければならないことはたくさんあって。そのような細かい点までフィードバックをもらったことが、今でも業務の中で役に立っています。
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松葉瀬:
壁打ちも、相手の時間をもらうから有効活用したいと思ってたくさん準備するんだけどね…(笑) 時間がないからこそ誰に何の相談をするかは大事だなと思ってたから、部署を超えてどんどん話かける癖がついた。
寺本:
HR事業はプレゼンまでの期間がみんなよりも短かったから本当に時間が足りなかった!だからこそ同期の支えにものすごく助けられたんだよね。今どのくらい進んでいるのか、この話はこの先輩に相談した、などいい情報をお互いに共有し合うことで乗り越えられました。
長岡:
確かに!点数はついて合否や順位も出るからライバルと言えばライバルだけど、一緒に乗り超える仲間という感覚が大きかったかも。
伊藤:
私は直属の先輩(バディ)に何でも相談してた!些細なことでも時間をとって話を聞いてくださるんです。そのような環境があるからこそ、「こんなこと聞いていいのかな…」で止まることなくスピード感をもって提案の精度を高めることができました。
ーー社長と役員に施策提案をしましたが、実際にやってみていかがでしたか?
長岡:
めちゃめちゃ緊張しました。スーツのちょっとしたしわや資料の渡し方、提案後の質疑応答など、実際のビジネスシーンをそのまま実践する形なので、社長も役員も目が本気なんです。
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松葉瀬:
そうそう。特に僕が所属しているリテールコンシューマ事業は、BtoBのように常にクライアントと対峙し、ビジネスコミュニケーションを取るというよりも社内やパートナー企業との連携の方が多いです。だからこそ、研修では身なりや名刺交換の動作はこの研修で完璧にするつもりで臨みましたし、徹底的にご指導いただきました。
伊藤:
私はあまり緊張しなかったかな。自分のキャラクターとしても明るく話すことを意識していて高評価もいただきましたが、実は部署の上長からは話し方のトーンを指摘されたんです。話し方一つ取っても、相手やシーンによってはプラスにもマイナスにもなるということを痛感しました。コミュニケーションの取り方は、どのような仕事でも必要な目線なので、入社して最初の1か月で学ぶことができてよかったです。
いかがでしたか?後編では、1年目から裁量権を実感しているという普段の業務や、今後のキャリアについて話を聞きます。お楽しみに!
▼一緒に挑戦する仲間を大募集しています!