注目のストーリー
人材
ベトナム拠点責任者に聞く|変わりつつあるベトナム人材マーケットで、進化するコンサルタントの役割
こんにちは! ICONICの採用担当です。グローバル化が進んでいるとはいえ、海外の状況は自国のようにはわからないもの。そこで今回は、ベトナムの人材マーケットや人材紹介ビジネスにおける日本人の役割の変化について、ICONIC Co., Ltd. (Vietnam)の責任者である長浜に話を聞きました。長浜 みぎわICONIC Co., Ltd. (Vietnam)General Director生産から消費へ——ベトナム人材マーケットの変化①—まずはベトナムマーケットについて、ここ数年での変化や現状を教えていただけますか?一番の大きな変化は、ベトナムを生産拠点としてだけでではなく、大きな消費...
みんなのお仕事ファッション<ハノイ編>こだわりのアイテムで仕事中も楽しく!
こんにちは! ICONICの採用担当です。今回は、「みんなのお仕事ファッション」第2弾! ハノイオフィスのメンバーの通勤コーデをご紹介いたします。ホーチミンとハノイは飛行機で2時間ほどの距離ですが、文化や気候は大きく異なります。ファッションにも違いはあるのでしょうか? 前回の記事と比べながら、ご覧いただければと思います。▼前回の記事はこちらみんなのお仕事ファッション<ホーチミン編> 「快適」と「好き」を組み合わせてバランス良く!ファッションもアイテムもスマートに!(人材紹介コンサルタント、Thuyさん)お客さま先に訪問する日は、黒を基調としたコーディネートでキレイめにまとめています。今日...
みんなのお仕事ファッション<ホーチミン編> 「快適」と「好き」を組み合わせてバランス良く!
こんにちは! ICONICの採用担当です。みなさんは、仕事のときにはどんな服を着ていますか?バシッとスーツを着こなしている人、ポロシャツなどオフィスカジュアルで統一している人など、職場の雰囲気や社風に合わせて選んでいる人が多いと思います。では、海外ではどのような服装で仕事をしているのか?今回は、ホーチミンオフィスのメンバーに協力いただいて、通勤コーデをご紹介したいと思います!シンプルで快適なのが一番!(組織人事コンサルタント、井中さん)服を選ぶときには、2つのことを意識しています。ひとつめは、靴まで含めてトータルで3色以内にすること。シンプルなのが好きなので、全身黒や白の日も少なくないで...
第8話 成長と多角化と組織崩壊と
2010年代に入り、進出企業のメインだった製造業に加え、ITやベンチャー企業のベトナムへの進出が目立つようになってきた。慢性的に続くITエンジニア不足から、若く優秀なプログラマーの多いベトナムに白羽の矢がたったのだ。オフショア開発とよばれ、ソフトウェアやWEB・アプリの開発を受託する企業から自社のITサービスの開発する企業・大中小問わず様々な企業がこぞって進出してきた。30歳になりようやく右左がわかってきた頃だった。ITベチャー企業の経営者の多くも30代前後の同年代で熱量を持った優秀な経営者との知り合いが加速的に増えていった。ベトナムに進出する際に、ベトナムや人材、そしてマネジメントのこ...
第6話 ホーチミンでの創業 ココロの葛藤編
〜第6話 ホーチミンでの創業 ココロの葛藤編〜来る日も来る日も求人案件獲得に走る日々。文字通りバイクで営業をかけるために駆けずり回っていた。事業は、戦略を描き、日々の事業数値を洗い出し、課題点を発見し、PDCAを回す。しかしこんな定石通りになんて出来ていなかった。オーナー経営者によくある話だが、数字を細かく出すよりも1件でも案件獲得、成約につながる営業活動を優先するため時間もお金も避けない。事業を進める上で、レビューや問題点を指摘してくれる上司も投資家もいない。自分のやっていることが正しいのか間違っているかもわからない。とにかく走った。当時はメンバーのマネジメントも全くしていなかったと思...
第5話 人材紹介事業のスタート 創業一年目
~第5話 人材紹介事業のスタート 創業一年目~そもそもベトナム企業に日本人材をマッチングするといったハードルの高いところから行うのではなく、日系企業に日本人を紹介しようと方向性を少し変えた。当時、既に5-6社はホーチミンに、日系人材紹介会社が存在していた。自分自身に、人材紹介業の業務経験がなかったため、何かのポイントを尖らせないと生き残ることができないのではと想定し、「日本人材に強みを持つ人材サービス会社@ベトナム」でコンセプトを持つことにした。コンセプトが固まったので、早く実践に移すために、日系企業向けにアポを試しに取ってみた。最初に取れたアポが日系の製造業だった。製造業は郊外の工業団...
第4話:創業と結婚
~第4話:創業と結婚~2008年2月 テト(旧正月)に、横浜で結婚式をあげた。刺すような日差しの中で生活していたホーチミンから、真冬の日本へ。当日は小雪が舞うほど寒い日で、室外の庭園のバージンロードは薄着のウェディング衣装には堪えた。新卒で同期入社した彼女は、自分がベトナムに行く前に先立って、アフリカのウガンダに行っていた。彼女は子供の頃からアフリカが好きで将来はアフリカに関わる仕事がしたいと考えていた。実際に初めての単身海外旅行は、2000年頃にカメルーンに1ヶ月間宛もなくいったらしい。なんと激しい女子だ。その後、ケニアに半年間のNPOのインターンで働いた経験もある。そんな彼女は、大学...
第3話 ベトナムでの起業前夜
~第3話 ベトナムでの起業前夜~ベトナム書籍の企画で300社以上の企業訪問し、結果的に100社弱の参加を獲得することができた。その中の1社が、元日系ゼネコンで働いた技術者が立ち上げた内装・家具の会社だった。彼は日本向けに自身が製作する家具を輸出を企て、そのために日本人で品質管理や営業ができる人がいてくれたらいいのだが、誰か紹介してくれないかと尋ねられていたのだった。日本人技術者やビジネスマンを求めているベトナム企業が存在するというニーズを知った瞬間だった。そもそも、社会にインパクトを与えるんだと言う思いを持ち始め起業家を志した。社会に影響を与えるためにはどうしたら良いのだろうか?ずっとこ...
第2話 ベトナムに単身やってきた
2007年2月にホーチミンのタンソンニャット空港に降り立った。大洪水の様に降り注ぐノーヘルのバイク集団が、排気ガスまみれの空気をかき混ぜ、塵と誇りが舞う。ヌックマムの香りが、汚れた空気と強い日差しと相まって東南アジアにやってきた感情を掻き立てた。「ここから自分の人生がスタートするんだ!」強い思いでホーチミンの地に足をおろした。ベトナムで起業するという思いを胸にやってきた自分は、意気揚々と少しの不安を持ちながらやってきた。とはいえ、取り急ぎすることといえば、当面は知人の会社のお手伝い。まずはベトナムに慣れなければと、会社のサッカークラブやホーチミン人文社会大学等の大学で行われている日本語ク...