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【イベントレポート】2019.05.29 オフィスデザイナー必見スキル!?クライアントに喜ばれるアートの取り入れ方

こんにちは、ヒトカラメディア採用・広報担当の有園です。


プランニング事業部の大塚が、ヒトカラメディアが運営している新宿ワープにて開催された、アートアンドリーズン株式会社主催のセミナーに登壇いたしました。今回はその様子をすこしだけご紹介します!


どんなイベント?

アートアンドリーズン株式会社は、知性と心の豊かさを大切にする個性がアートを通じて育つよう、アーティストのマネージメント業務、オフィスやホテル、ウインドウディスプレイなどへのアート作品の導入、ギャラリーの企画・運営などの事業を行なっています。


今回のセミナーのテーマは「オフィスデザイナー必見スキル!?クライアントに喜ばれるアートの取り入れ方」


まずは本セミナーの主催であるアートアンドリーズン株式会社・佐々木さまより、「AIを活用し、空間に最適なアートを客観的に安心して選べるプラットフォーム『ArtScouter』」のご紹介がありました。

ArtScouter』とは?

ArtScouterは、空間に最適なアートを客観的に安心して選べるプラットフォームです。

ビジネスとアート思考との関係に関心が集まっていますが、現状では、はたらく場所でアートと接する機会は限られています。また、そこにはオフィス管理者やオフィス・空間デザイナーの方にとって、アート選定の難しさと良質な作品をどこで購入すればよいかわからないという課題がありました。

ArtScouterはトップギャラリーを中心としたアーティストの作品の中から、AIを活用して、空間の要望に合わせた最適なアート作品候補を抽出します。また、法人のお客様に合わせたプロセスでご購入いただけるようにしました。

私たちはArtScouterを通じて、日本の”はたらく場所”にアートを通じたコミュニケーションを生み出したいと考えています。

公式ページより:(https://artscouter.jp/index.php/customer/account/login#


佐々木さまによると、日本のアート産業の市場は3000億と、CDと同じくらいの市場規模!他の先進国と比べるとまだまだ日本での規模は小さく、GDP比では3倍以上のポテンシャルあるのだとか。

「アートって曖昧でよくわからない。」

「どう検討すればいいのか?」

そんな課題を解決し、よりアートを身近にしたいという思いから、AIによる選定ができる『ArtScouter』が作り出されたそうです。


アートは一点物。”インテリアの中のアート”ではなく、アートに合わせたインテリアの選び方をしていくべき。

弊社の大塚からは、AIを活用し、空間に最適なアートを客観的に安心して選べるプラットフォーム『ArtScouter』を実際に使用したヒトカラメディアの事例を元に、「ArtScouterを活用したアート提案と導入前後の変化」についてお話しさせていただきました。

ヒトカラメディアがオフィスにアートを取り入れたのは、2018年11月の終わり頃、移転のタイミング。アートを取り入れる際は『ArtScouter』を使い、客観的に絞り込まれた作品の一覧を眺めながら選定されました。


なんだか実家に帰ってきたような、どこかほっこりする、そんな暖かさをもったヒトカラメディアらしいもの、コーポレートカラーでもあるオレンジや黄色が入っているもの、そして実際のオフィス空間に合いそうな2作品が、オフィスに飾られています。

アートが導入されたことによって、

「自社らしいものを選んだことで、アート自体が自己紹介的な役割となってくれましたし、社外から来るお客さまや採用面接で来る方との会話の糸口にもなった。」

「普段の業務だけでは人との関わりに限度がありますが、こうした会話のきっかけになるものがあることで、社内コミュニケーションにも良い効果をもたらしてくれている。」

といった変化をもたらしてくれました。

導入当初は社内メンバーの中でもなかなか話題に上がらなかったものの、作者のプロフィールを絵の下に飾ったことで、興味を持つ人が増えました。


▽詳細はこちらからどうぞ

株式会社ヒトカラメディア-多様性を重んじる組織風土を 多様な解釈ができるアートで表現 | ART HOURS | アートとはたらく
スタートアップ企業を中心にオフィスデザインを提案する株式会社ヒトカラメディアの大塚様にオフィスへのアート導入についてご意見を頂きました。当社は自社のオフィス移転のタイミングでアートを導入し、今後、クライアント企業様にもアートを取り入れた提案を検討しています。
https://arthours.jp/article/2019-04-hitokaramedia-2/



最後は、日本最初の現代美術画廊として東京・銀座に開設された東京画廊の山本豊津さまより、「アートを提案するということ “価値と効果”」についての講演がありました。

アートは大きく見ればインテリアの中の一つであるが、その人自身、企業、空間を表す一点物であり、アートに合わせたインテリアの選び方をしていくべきといった「アートとインテリアの違い」から、「アートの価格はどうやってきまっていくのか」「アーティストはどのように発掘され、育成していくのか」まで、幅広くお話しいただきました。

質疑応答や懇親会では、登壇者と参加者が一体となって活発な意見交換が行われており、終始にぎやかなセミナーでした!

セミナーの中で、皆なぜ絵を描いたことがあるのに、いつの間にか絵を描かなくなったのか?という問いがありました。その答えは、文字を習ったから。文字は絵よりも正確に伝えることができますが、アーティストは文字で伝えられないことを伝えようとしているのです。

この話を聞いて、オフィスに絵があることで、文字や言葉で伝えきれない「ヒトカラメディア」らしさを伝えてくれる役割を担っているのだなと、改めて感じることができました。

来客での会話のきっかけに、社内でのコミュニケーションや会社理解にも役立つので、おすすめですよ!


▽アートのあるオフィスに遊びに来ませんか?

空間デザイナー
より多くの人をいきいきと。人に寄り添う"働く場"をデザインしたい人募集
オンラインミーティングが当たり前となり、場所を問わずに働ける時代になった今。 私たちにとってのオフィスの必要性はどこにあるのでしょうか?行きたくなるオフィスとは何か? 作って貸す、が主流だったオフィスビル、商業施設はそのモデルのままで求められ続けるのだろうか? 地域の賑わいを持続的なものにするために、どのように人や想いを巻き込んでいくのだろうか? そんな問いのもと、多くの企業の働き方、様々な場のプロデュース・運営をしてきたヒトカラメディアだからこそ提案できることがあるのではないかと考えています。 ◆ビジョン 「都市」も「地方」も「働く」も「暮らす」も もっとオモシロくできる! ◆バリュー 熱源を、ともにつくる ◆事業内容 【ワークデザイン事業】  自社にとって最適な「働き方」と「働く場」を実現したい企業に対して、拠点戦略作り、最適な物件紹介・仲介、内装設計/デザイン、施工などを一気通貫で行っています。  「オフィス構築をきっかけに、どんな状況を作りたいのか? そのために、どんなことを大切に、どうメンバーを巻き込みながらやれるといいのか?」  など、ただ物件や空間の要件を満たすだけではなく、本質的に目指すべきことをまずは一緒になって発見し、その実現に向けて多様な専門性を掛け合わせながら、プロジェクトを作っていきます。 ------------------------------------------ 【デベロップデザイン事業】  土地や建物など不動産のアセットを持つデベロッパーや電鉄系企業に対して、それらを活かしながら未来に求められる状況づくりのための構想作り・実現支援・運営などを一気通貫で行っています。  「不動産開発の文脈において、このまちでどんなコトが起きるといいのか? どんなプレイヤーが増えるとそれが実現できるのか? そういった人たちをどう集めてくるのか? 集めた後は、どんなコミュニティをどう育んでいくといいのか?」  など、「作って貸す」だけではない、「これからの不動産開発」を、構想から実行、運営まで担っています。一気通貫で伴走することで、 「何をどう目指すのか」のストーリーやプロジェクトの軸をぶらさずに、長きにわたってプロジェクトを推進していくことができます。 ------------------------------------------ 【エリアカルティベート事業】  地域の行政や企業に対して、地域内外のプレイヤー(企業・個人)を繋げ、コトが生まれやすい土壌を作るために、地域のハブとなる拠点の企画・運営や、関係人口創出プログラムの企画・運営、地域内の産業振興に資するプロジェクトの企画・運営などを行っています。  コロナ禍を経て、テレワークの普及や多拠点居住の増加、ワーケーションの興隆、地域内でのDX推進の強化など、世の中の動きは大きく変化しました。また従来からの企業誘致、地域事業者の支援、産業クラスター形成のニーズ、高齢化に伴う健康福祉の課題や公共交通、空き家の課題、効果的な官民連携の在り方など、地域を取り巻くアジェンダ・課題はさまざまです。 エリアカルティベート事業部では、こういった複雑な地域の状況をクリティカルにとらえて、場の企画やプレイヤー(企業・個人)との接点づくり、チャレンジを生み出すための仕組みづくりを支援。さまざまな観点から、その地域・その街だからこそできる、未来への変化をもたらすきっかけづくりを提供しています。
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