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「自分たちのあるべき姿」を構造的に表現するためには「仕事のスタイル」という要素が大事だと気付いた話

自分たちの哲学と矜持に反する選択をしないように動いてきたGaji-Laboですが、ここからの1年は必要以上守る姿勢をやめて、攻めの姿勢を取る1年間にしようという目標を立てています。

今回は土台になる哲学と矜持に基づいた「自分たちのあるべき姿」を構造的に表現する形を思い付いたことで、Gaji-Laboのチームワークを支える主要成分を表現できる取っかかりになったよ、という話を書いてみたいと思います。

Gaji-Labo の存在意義はチームを継続的にデリバリーすること

Gaji-Laboは受託の会社です。Gaji-Laboは受託プロダクトチームとして、機能ではなく価値を届けるチームになることを目指しています。確実に期待に応えるコミュニケーションを行い、実のある仕事ができるチームを継続的にデリバリーしたい。それが私たちの目標です。

その目標は前回お伝えしたGaji-Laboの哲学・矜持である「顧客の事業推進の障壁になるふるまいをする会社にならない」「顧客チームのコラボレーションを低下させる会社にならない」ということと直結しています。

言い方を変えると、チームではなくチームワークを提供することが私たちの存在意義であると言えます。私たちの商品はチームワークそのものなのです。

Gaji-Laboのチームワークを支える主要成分

Gaji-Laboにとって重要なチームワークを考えるにあたって、自分たちのチームワークを支えているものってなんなんだろう? 考えてきました。Gaji-Laboだからこう、という何かがあるはずなのですが、それを構造として捉えることができていませんでした。

個人のキャリアや評価を考える際には、マインド・ソフトスキル・専門性のバランスを見ることが多いのではないかなと思います。しかし、Gaji-Laboでの仕事/Gaji-Laboでのキャリアを考える文脈では、要素が不十分であるように感じていました。じゃあどういうことなのか、を考え続けた結果、「Gaji-Laboでの仕事のスタイル」というものが大事なのではないかということに思い至りました。

そんなに整理されているわけではないのですが、なんかこんな感じな気がする、という形を可視化したものが下の図です。

ここで表現している「仕事のスタイル」というのは、個人が持っているものではなく、組織が哲学を元にしてトップダウンで提示するものです。「うちの会社はこう!」「よそはこうかもしれないけどうちはこのやりかた!」「これを大事にするからこそうち!」というものを、アイデンティティとして提示し、そのためにキーとなる専門性およびマインド・ソフトスキルを重視し評価する、という感じです。(あんまりちゃんと整理できていないので、おおよそふわっとそんな感じ、として捉えてもらえれば幸いです)

とにもかくにも、仕事のスタイル/マインド・ソフトスキル/専門性、の3つの輪が重なるところに自分たちのチームワークの形がある、つまりそれがなりたい姿であるということに気付いてからは、それを取っかかりとして、関連する様々なことが整理されてきました。

Gaji-Laboのチームとしてあるべき姿を考えることで、すべてが前に進む

たとえば採用の際の選考基準や、社内評価基準、お手伝いしていきたい分野の方向性など、役員の感覚でなんとなく…と提示していたものを言語化したり可視化したりしやすくなったことは大きいと感じています。

つまり、役員や特定のメンバーだけが感覚で理解していただけの「自分たちのあるべき姿」が、ある程度の形をもって社内全体で共有可能な状態ができたということです。言語化・可視化されたものを通じて、「これはこういうことなのではないか」「この言葉の意味はこういう解釈なのではないか」と会話したり議論したりできることが重要なのだと思っている今日この頃です。

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