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2017年2月1日「障害児保育園ヘレン経堂」が開園しました

2017年2月1日、フローレンスの「障害児保育園ヘレン経堂」が世田谷区に開園しました。
障害児保育園ヘレン」とは2014年9月に杉並区・荻窪に誕生し、たんの吸引や胃ろうなど医療的ケアがあったり、中重度の障害のあるお子さんを長時間お預かりする、日本で初めての保育園です。
2016年7月には豊島区・巣鴨に開園し、「障害児保育園ヘレン経堂」は3園目となります。


【名称】   障害児保育園ヘレン経堂

【施設概要】2017年2月1日に開園  
 小田急線経堂駅から徒歩7分、世田谷区の子育て支援施設の2階にヘレンはあります。
 1階は、区民が自由に立ち寄れ、交流できる「子育てひろば」があります。

【開園時間】8:00〜18:30   ※居宅訪問型保育併用した最長のお預かり時間

【休園日】 土日・祝日・年末年始

【利用制度】児童発達支援事業  居宅訪問型保育

【定員】   重症心身障害児: 5名  重症心身障害児以外の障害児:10名

【対象者】 ・世田谷区にお住まいの方
・重症心身障害のあるお子さん
・保育が必要な状態にある方
・年齢:1歳誕生日以降〜未就学児
※お子さんの主治医、当園園長・看護師・嘱託医が、安全にお預かりができないと判断した場合は、入園の対象とならない場合もございます。


世田谷区には周産期母子医療センターの認定を受ける国立成育医療研究センターがあり、保護者の方から開園を待ち望む声をいただいていました。

また世田谷区の保坂区長は同区に住む母親から「医療的ケアがあり、認可保育園に子どもを預けられない」というメールをもらったことから、1園目の「ヘレン荻窪」を自治体の首長として、初めて視察いただきました。

こうした経緯もあり、「障害児保育園ヘレン経堂」は世田谷区から「子ども子育て総合支援センター」の2階部分をお借りし、開設資金や福祉送迎車をご寄付で賄うことで開園することができました。

世田谷区長も登壇!「障害児保育園ヘレン経堂」オープニング記念イベントを開催しました

「障害児保育園ヘレン経堂」では、本日から順次お子さんの体調に合わせて慣らし保育を開始し、少しずつ保育時間を延ばしていきます。通常の保育に加えて、看護師が行う医療的ケアや医療機関との連携など、園の運営が落ち着いていくまでには時間がかかりますが、スタッフ一同、子どもたちにとってより良い環境を整えていけるよう尽力していきます。

これからも「障害児保育園ヘレン経堂」そしてフローレンスへのご支援をよろしくお願いいたします。

障害児保育園ヘレン

障害児保育問題を支援するフローレンスのマンスリーサポーター

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