今回は、エンドライン株式会社に2023年4月に入社したばかりの堀口明日香(ほりぐちあすか)にインタビューしました!
エンドラインとの縁、選んだきっかけ、仕事への取り組み方、今後の会社としての展開について根掘り葉掘り聞いていますので、ぜひご一読ください。
就活のなかで「何がしたいか?」を問わなかった唯一の会社だった
ーーエンドラインを選ばれたきっかけを教えてください。
堀口明日香さん(以下、堀口):就活を続けるなかで他社では「当社に入社して何をやりたいですか?」と聞かれることがあったのですが、私はなかなかそれに正直に答えることができていませんでした。
「入社もしていないのに、何がしたいかなんてわからない」と思っていたからです。一方でエンドラインは社長の山本の言葉としてホームページに「就活のときに、エンドラインで何がやりたいかは聞かない」といった主旨が書かれていたんです。
「どんな会社であろうと、入ってみないとわからない。入社してからやりたいことを見つけてくれればいい。それまではただ目の前の仕事に一生懸命取り組めばいい」と。
社長の言葉に共感して、広告業界を志望していたこともあり、エンドラインに興味を持ちました。
ーーでは現在(取材時・2023年9月)はエンドラインでやりたいことは見つかりましたか?
堀口:入社してまだ半年ほどしか経過していないこともあって、今はまだ「目の前の仕事に集中している」段階です。数年後の具体的な目標を定められている状態ではありませんが、毎日充実しているな、と実感しています。
将来的には、お客様から感謝の言葉をいただけたり繰り返しご依頼いただけたりするような営業ができる人材になりたい、と思っています。
「広告を見るのが好き」が仕事につながった
ーー現在、営業を担当されていますが、就活において「営業」と「広告業界」ではどちらが優先度が高かったのでしょうか?
堀口:広告業界です。幼いころから広告を眺めるのが好きだったんですね。チラシや屋外の広告、地下鉄の広告などを今でも眺めるのが好きです。高校時代にマーケティングを学んでいたため、勉強したことにも通じる、と思っていたことも、広告業界を選んだ理由のひとつです。
仕事へのモチベーションが「好き」や「興味」といえますね。
「人に会う営業をしてみたい」新入社員が抱いた仕事のイメージと経験後のギャップとは
ーー現在、インサイドセールスをご担当されています。営業に同行されたときの感想はいかがでしたか?
堀口:難しいな、と感じました。慣れていないこと、また商品に関する深い知識をまだ身につけていないからだと思います。不安の方が大きいですね。深い商品知識を持っていれば、お客様からどのような質問が来ても自信をもって答えられますが、今の私ではまだ、スキルが不足しています。スキルが不足していると、お客様のニーズに沿った適切なご提案ができません。
なので商品知識や営業のスキルをもっと身につけて、いずれ訪問営業もやっていけたらと思います。
――ご自身ではまだスキル不足だと感じておられるわけですね。
堀口:そうですね。まだ力不足だと思っています。営業はただ人と話すことが好き、というだけではやっていけない仕事です。これからの私の課題のひとつだと思います。
――真剣に営業に取り組まれたからこそ、ご自身の課題が見えてきた、ということですね。
堀口:ありがとうございます。
――営業に同行されたときの先輩はどなたでしたか?
堀口:石谷です。
――石谷さんの営業のやり方と、ご自身が理想とする営業のやり方にはどのような違いがありますか?
堀口:石谷の営業のやり方は、私が理想とする営業のやり方ととても良く似ています。お客様と石谷のどのような会話をとっても参考になります。目標とすべき「営業」の姿です。
――堀口さんから見た石谷さんの営業スタイルはどのようなものですか?
堀口:「単なるモノ売り」に、なっていないですね。お客様のニーズをもれなくくみ取るだけでなく、お客様の話をしっかり聞いて、ニーズの背景も理解したうえで提案しているところはとても参考になります。
エンドラインの新規事業部候補?「人事をやってみたい」その真意とは
――営業以外に興味をお持ちの職種はありますか?
堀口:規模が小さい会社なので、部署があるわけではありませんが、人事・採用の仕事に興味があります。今合同説明会の採用ブースの仕事を担当しています。その仕事のなかで接点があるのは、他社の人事部の方々です。
そこで初めて人事部の仕事を詳しく知ることになりました。
企業のご担当者様とお話すると、どうしても緊張してしまうのですが、学生さんとなら、緊張せずに学生さんたちに寄り添ってお話ができるからです。
――では面接を「する」側になろうと思われた理由を教えてください。
堀口:やはり自分がエンドラインに入社するにあたり、面接で緊張しないでいられたことが大きいですね。現在のエンドラインの面接も、気軽にラフに参加していただける雰囲気があります。スーツじゃなくても参加していただけますし、社員とランチを食べたり、半日社内を体験していただいたりすることができます。
どうしても就職活動中は緊張するものですが、緊張せずにエンドラインを見ていただきたいと思っていますし、エンドラインとしてもありのままを見ていただきたいと思っています。
――エンドラインは髪型も自由ですよね。
堀口:そうですね。石谷も茶色に染めていますし、デザイン担当の平山も個性的な髪型をしています。今はエンドラインの「モリアゲTシャツ」を着て仕事をしています(笑)。
――ラフな恰好で営業に行って、お客様に驚かれたことはありますか?
堀口:新規のお客様のところに行くことはあまりないんですね。ほとんど既存のお客様のところに行くので、もう服装についてはご存じのため、驚かれたことはありません。
社内で飛び交う「ありがとう」の言葉。当たり前の温かい社風
――エンドラインの良いところとして「社内で”ありがとう”という言葉がよく聞かれる」とお話しておられました。
堀口:そうですね。今在籍している社員のなかで私が一番若輩者なので、社員のみんなが使うポットのお湯を入れるといった作業をします。そんな簡単な業務であってもやったあとに社員のみんなから「ありがとう」という言葉が返ってきます。
わざわざ意識して言う感じではなく、みんな当たり前に言葉にしてくれています。
――やって当たり前の業務であっても「やって当たり前」という態度をされると、やる気がなくなってしまいますよね。
堀口:確かにそれはあるかもしれません。だからエンドラインの社員が他の社員にかける「ありがとう」という言葉は、とても温かくありがたいものだと感じています。接客業のアルバイトをしていたとき「ありがとう」といわないお客様がたくさんいらっしゃいました。なので、私自身は「ありがとう」を意識して言いたい、といつも考えています。
――入社前に社員同士が「ありがとう」を言い合う社風はご存じでしたか?
堀口:はい。内定前の半日インターンのときに、社員さん同士が「ありがとう」を言い合っているのを見ました。
――内定前には、エンドラインに対してどのような印象を持たれていましたか?
堀口:やっていけそうだな、と思っていました。社長も明るい人ですし、石谷も学生であった自分の話を本当によく聞いてくれました。内定をもらったときはとても嬉しかったです。当時内定をもらったのが私ひとりだったのですが、社長から直筆の手紙をもらいました。他社からそのような対応をしてもらったことはなかったので、余計に感激しましたね。とても強く印象に残っています。
「自走力」が身につく!エンドラインに根付く働きかけとは
――もうひとつ、エンドラインの良いところとして「自分で考えるスキルが身につく」と回答されています。社員の方からはどのような働きかけがありましたか?
堀口:そうです。学生だったらわかる方に質問すればよかったので、私も入社当初は「ここはどうしたらいいですか?」といった聞き方をしていました。しかしエンドラインでは「わからないから教えてください」という質問の仕方はNGなんです。
「この部分がわかりません。私は〇〇というふうに考えていますが、考え方は合っていますか?」という質問の仕方が求められます。
質問する時点で、少なくともひとつは自分の考えを持っておかないといけません。質問するまでに自分で考える過程が必要なんですね。そうすると質問された側も質問の意図や質問の本質がわかりやすくなりますし、質問する自分自身も常に考えるスキルが磨かれます。
――その働きかけは外部研修で学ばれたものですか?それともエンドラインの社員の方々からの働きかけですか?
堀口:エンドラインの社員からの働きかけです。これまで私は自分で考える習慣がなかったため、当初、慣れずに「大変だな」と思いました。ですが「これから自分で考える習慣やスキルを身につけることができるんだ」とポジティブに受け止めています。
――今後どのようなスキルを身につけたいと思っていますか?
堀口:営業スキルはまだまだ不足していますし、あとは「伝達力」ですね。結論から先に述べて理由をあとで説明する、といったコミュニケーションスキルを身につけていかなければいけない、と思っています。
さらに商品知識も不足しているので、もれなくお客様のニーズを満たすために自社の商品についてもっと詳しくなる必要があると思います。
もっと営業スキルを身につけて、新規のお客様を獲得したり、リピートのお客様になってもらったり、といったことが目標です。
――自分が成長するにあたり、会社に求めるサポートは何かありますか?
堀口:今はありません。会社に求めるというより、自分の課題があるからです。業務においてわからないところは質問しなければいけません。しかし他の社員の方たちが忙しくしていると質問の回答を得るまでに「待ち」が発生してしまいます。
その「待ち」が生じてしまうとき、もっと自分のスキルを磨いていかなければいけないな、と感じます。
「休んでいるところを見たことがない」?普段のエンドライン社員の仕事ぶりとは
――エンドラインの気になるところとして「社員の数が少ないので、一人一人の業務量が多い」と回答していただきました。私を除いて、と書いておられますね。他の方々の業務が多いと感じられるのはどういったところからでしょうか?
堀口:あまり社内で休んでいるところを見たことがない、という意味です。毎日みんな集中して仕事をしています。営業、経理、デザイン、インサイドセールスといった仕事をそれぞれほぼ一人が担当しているからそういうふうに見えているのだと思います。
――私を除いて、とわざわざ書かれたのはなぜですか?
堀口:私でもまだちょっと仕事が追いつかない状態になることがあるのですが、私以上に他の社員の方々は忙しそうに見えるからです。
その仕事の仕方を見ていると、私はまだまだできるな、と思います。
――堀口さんからみた「エンドラインで働く魅力」を教えてください。
堀口:他社と比較すると、圧倒的に成長できる環境が整っている点です。たとえばまったく異なる業種の方々が集まる「スポーツ飲み会」といったイベントに参加して、各業界の社長さんたちとお話する機会を得られます。
もうひとつは、スキルアップやキャリアについて自分の考えを強く持てる点です。次々と自分のスキルよりも高いレベルの成果を求められる仕事が来るため、迷ったり悩んだりしている余裕がありません。だからこそ、むしろ成長することに集中できるんですね。
――入社してからご自身が最も変化したと感じておられるポイントについて教えてください。
堀口:自分で考えて行動できるようにはなっている、と思います。他社に入社した友人に聞いても顧客対応や見積もりを経験した人はいません。ですが私はすでにどちらも経験しています。私が主導してお客様とのオンライン面談をすることもあります。わからないところがあってもまずは自分で答えを見つけ出そうという習慣も徐々についているな、と思うので、そのあたりは成長したな、と思います。
――成長した、と声掛けがあったエピソードについて教えてください。
堀口:大きな案件の責任者として対応し、契約に結びついたときに言ってもらいました。他社だったら入社まもない新人には任せてもらえないのではないでしょうか。周りの社員のサポートがあって実現できました。
明るく、学ぶ姿勢がある人はエンドラインで楽しく働ける
――堀口さんが考える「エンドラインで活躍できる人」はどういう人物でしょうか?
堀口:明るく、人と話すことが好きな人や、学ぶ姿勢がある方は、エンドラインで楽しく働いていけると思います。英語といった特別なスキルは必要ないですね。もちろん語学ができるに越したことはありませんが、なくても業務に支障はあまりありません。
私は簡単な韓国語なら話せますが、その程度でも仕事は何とかできています。
英語や韓国語といった外国語ができなくても「伝えよう」とするスキルがあれば、何とかなりますね。
――堀口さんが考える「エンドラインという会社」について教えてください。
堀口:オンとオフが明確な会社です。無理やり上司が部下を飲みに誘う、といったことはありません。勤務時間中は仕事に集中し、終業後はプライベートな時間を楽しむ、といったように、みんな仕事とプライベートを切り分けています。
入社前は私も目標や夢を持っていませんでした。それでもエンドラインに入社後にやりたいことや目標が見つかりました。
エンドラインには、目の前のことに一生懸命取り組むことができる環境が整っています。広告業界志望でなくても、ビジネスパーソンとして自分を成長させたい人は、ぜひエンドラインに入社してもらいたいです!
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エンドラインに入社して半年ほどの堀口さん。自分ができることは何か、模索する日々のなかで、自分の課題や将来のキャリアについて真摯に語ってくれました。堀口さんと一緒にエンドラインで成長したい!と思った方はぜひ、ご応募ください!