- WEBディレクター
- エンジニア/オープンポジション
- 採用コンサルタント
- Other occupations (28)
- Development
- Business
- Other
ディップには社員一人ひとりの伸びしろに期待をし、成長を後押しする様々な取り組みがあります。今回は入社6年目、採用コンサルタントの経験を経て現在新卒採用担当として活躍されている岩野 綾香(イワノ アヤカ)さんに、これまでどのように成長の機会を得てきたのか、どんな想いでチャレンジしてきたのか、今後のキャリアビジョンなどについてお話しいただきました。(インタビュアー:人事総務本部 採用戦略推進室 石田)
「成長」は会社が与えてくれるものではない
石田:氏名と部署名をお願いします。
岩野:人事総務本部 採用戦略推進室所属の岩野綾香と申します。
石田:これまでの簡単な経歴をお願いします。
岩野:2018年に新卒で採用コンサルタントとして入社し、最初の3年間は営業をしていました。入社3年目でユニットリーダーというポジションに就き、自分一人の営業成績だけでなく、チームメンバーの進捗を確認したりアドバイスしたりといった、チームをまとめる機会をいただきました。入社4年目になるタイミングで、社内公募制度を活用して新卒採用チームへの異動願を出し、面接を経て合格、現在は営業職の採用をメインに担当しています。
石田:人事への異動については後程詳しくお聞かせください!最初は採用コンサルタントで入社されたということですが、そもそも岩野さんはどんな就活の軸を持っていましたか?
岩野:「自分の実力よりも高い目標にチャレンジできる仕事や風土か」を大事に見ていました。将来どんな社会人になっていたいかを考えたときに、常に「今が過去一だ」と言えるような自分でいたいと思ったんです。そのためには「成長し続けること」が必要で、成長し続けるためには「今の実力よりも高い目標にチャレンジすること」が必要だと考えました。実際今までも、簡単に手が届く目標よりも、かなり頑張らないと手が届かない目標にチャレンジしているときの方がワクワクしていたんですよね。もちろんその分大変なのですが、「絶対達成したい。そのためにどうすればいいんだろう。」と一生懸命考えて行動するので、自分の力が付くんです。社会人になってもチャレンジし続けられる仕事や環境を大事にしたいと思っていました。
石田:なぜディップに入社を決めたのですか?
岩野:今お伝えしたような環境があると感じたからです。結局どこに行ったとしても、自分が主体的に動くということは必要だと思います。ディップには「社員一人ひとりの伸びしろに期待をして仕事を任せる」という文化があり、選考中の面接や面談でも私自身の考えや想いに目を向けてくれていたので、自分の「こうしたい」という想いを受け止め、チャレンジできる環境だと感じました。
自分から上司に掛け合い、成長の機会を得た新卒時代
石田:入社後、チャレンジできる環境ということに対してギャップはありましたか?
岩野:ギャップはなかったです。むしろ想像していた以上に自分から行動すれば何でも得られると感じました。ディップには月に一度、上司と一対一でしっかり話ができる「ツキイチ」という機会があるのですが、そこで当時の上司と「今後どういう営業になっていきたいか、どういう人生を歩みたいか」といった話をよくしていました。実現するために必要な力や身に着けていくべきスキルなどアドバイスをいただき、私の成長に伴走してくれていたので、とてもありがたい時間でした。
石田:ツキイチは日々の業務だけでなく、ありたい姿やキャリアについても話せる場なのですね。キャリアと言えば、岩野さんは4年目で人事に異動したとのことですが、そのきっかけについて教えてください。
岩野:当時の上司が私のキャリアなども真剣に考えてくれる方で、その中で「私がどんなときにやりがいを感じるか」を知ろうとしてくれていました。自分なりに考えてみた結果、私は「採用を通じて顧客がより良い方向に進んだことを実感したとき」に一番やりがいを感じていると気づいたんです。その上で今後のキャリアについて考えたときに、これまでのように「顧客の採用」をより良くしていくことだけでなく、「自社(ディップ)の採用」をより良くしていくことにもチャレンジしてみたいと考えるようになりました。実際、営業3年目でリーダーをしていた時に、私が見ていた新卒が2ヶ月で辞めてしまったこともあり、自社でミスマッチのない採用を実現したいと思い、その年の終わりに社内公募を活用して人事部門への異動を申し出ました。
また、成長し続けたいという想いについては先ほどお伝えしましたが、人事の仕事は私にとって苦手だと感じるであろう仕事が多いと思いました。例えば、説明会で人前に立って話をしたり、ゼロから企画を考えたり。こういった、あえて苦手な分野に飛び込むことで、自分の成長に繋がると感じたことも理由の一つです。
石田:申告すれば誰でも異動が叶うのですか?
岩野:いえ。社内公募の場合、希望部署の責任者と面接を行い、合格となれば異動が決定します。当時、採用予定数を上回る応募があったようですが、営業部門での実績と、私と新卒採用チームの想いがマッチしたことが決め手となったとのことでした。これまで、常に成果にこだわり、目の前の仕事に一生懸命向き合ってきたからこその結果だということを身に染みて感じましたね。
石田:現在はどんな仕事をしているのですか?
岩野:営業職志望の学生の面接面談や会社説明会の企画立案、内定式や入社式で上映するVTRのディレクションなど、様々な業務を任せていただいています。人事に異動して1か月で、早速経験したことのないキャリアアドバイザー職の採用も担当しました。知識がない中で現場の本部長など役職が高い方と連携する必要もあり、不安もたくさんありましたが、これらの機会はまさに成長のための高い目標だと捉え、がむしゃらに行動してきました。その結果、無事にその年のキャリアアドバイザー採用の目標を達成することができ、ものすごく達成感を感じたことを今でもよく覚えています。
管理職昇格を目指して、更に高い目標にチャレンジ
石田:現在入社6年目とのことですが、今後の目標などはありますか?
岩野:目下の目標としては管理職への昇格です。私はもともと人をまとめたり引っ張っていったりするタイプではないので、管理職という仕事には苦手意識を持っていました。ただ、営業時代のユニットリーダーの経験から、自分の言葉や行動をきっかけに、相手がより良い方向に向かえるようになったり、できることが増えたりすることがとても嬉しくて。管理職になればそういう機会は増えるでしょうし、なにより自分が苦手だと感じていることだからこそ、チャレンジしたいと思うようになりました。
石田:そのために具体的に取り組まれていることはありますか?
岩野:現在は社内でプロモーションターゲット研修、通称PT研修というものを受講しています。管理職として組織の課題を正しく把握し、それに対する打ち手を考え実行するという一連の流れを学ぶ研修です。次期管理職候補として上司から推薦いただき、受講することになりました。
石田:管理職になる準備を研修という形で実施してもらえるんですね!管理職になるにあたって不安を感じる人もいると思いますが、これなら安心して上を目指せそうですね。
岩野:ディップでは他にも、日本最大のビジネススクールであるグロービス・マネジメント・スクールの単科コースを無料で受講することができる「グロービス選抜研修」や、指定の動画学習サイトから視聴したい動画を選択し、隙間時間で受講できる「オンライン動画学習」など、学びを深める機会が数多く提供されています。更には会社で用意されている研修プログラムだけでなく、社員が自己啓発を目的に自主的に社外で教育等を受けた場合に、費用の半額を会社が補助する「ラーニングサポート」という制度もあります。社員の学ぶ意欲を尊重し、後押ししてくれる環境はとてもありがたいです。
石田:これらの研修などを受けて、何か新しい気付きはありましたか?
岩野:今までの自分は、やるべきことを上司に決めてもらい、それにコミットできるように頑張ってきました。ただ、これからは自分で組織の課題を見出し、行動していけるようにならねばと感じています。自分だけでなく、メンバーにとってもプラスになるような仕事や組織作りをしていきたいです。
未来は自ら切り拓く
石田:改めて、ディップに入社してご自身が成長したと思うことはなんですか?
岩野:入社前は、「この場合の正解は何だろう?」と、正解を探してしまうタイプでした。ディップに入社してからは、正解を探すのではなく、「もっといい状態って何だろう?」と、更に上を求めて考え続けられるようになりました。この思考を常に持つことが、成長し続ける上では欠かせないと思います。ディップでは常日頃から自分で考えて動くことが求められるので、そのおかげで自分自身で考え続けることができるようになったと感じています。
石田:最後に、就職活動中の学生さんへ一言お願いします。
岩野:キャリアは計画表のように、描いてその通りに進んでいくものでもないと思います。仕事をしていく中で考え方が変わることもあるので、私は「この道が正解だ」と決めすぎない方が可能性は広がると考えています。未来は会社が与えてくれるものではなく、自分で切り拓くもの。自分で考え、行動することが大切です。これまでお伝えしてきた通り、ディップにはそんな機会がたくさんあります。思考力・行動力は大きな武器となるはずです。切磋琢磨し、自らを高めていける人と仲間になれることを楽しみにしています。