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《過去イチ働きやすい》リモート前提でつくる、家族最優先の働き方 #パパ #エンジニア

人生の中でも特別な経験のうちのひとつである「子どもの誕生」。生後まもない赤ちゃんの子育てにはトラブルがつきもので、夫婦で助け合わねば乗り越えられないと言っても過言ではありません。しかし、男性の育休取得率は1割程度と言われています。

リモートワークが基本となり、法改正で育休が取りやすくなった現在でも、ほんの数日間の取得で終わってしまうことも珍しくない育休……ですが! クラフトバンクのパパエンジニアは、ほぼ1ヶ月もの期間をガッツリ休み、家族を優先する決断をしました。

なぜそんなことができたのか? 周囲の反応はどのようなものだったのか?

今回は、パフォーマンス重視でプライベートと仕事を両立させる、クラフトバンクの制度と風土についてご紹介します!

登場メンバー


井上心太さん | フルスタックエンジニア
2018年4月入社。YoutubeでeスポーツやNBAの解説動画を見るのが好きすぎて、ほぼ見尽くしてしまった。子どもは現在10ヶ月。つたい歩きができるようになり、ご飯をよく食べる。


石川尚季さん | フルスタックエンジニア
2019年1月入社。脚を怪我してから太りまくったので、動けるようになった最近はダイエットに精を出している。子どもは1才3ヶ月。机に登るなどやんちゃに動き回るので毎日ハラハラ。

当初は「申し訳ない」と感じたけれど、今は安心感がある

よろしくお願いします。自己紹介を兼ねて、担当業務について教えてください!

石川:石川です。分社前のユニオンテック時代からエンジニアとして働いていて、4年目になりました。自社プロダクトである工事会社向け業務支援SaaSを開発しています。

井上:井上です。分社前のユニオンテック時代の一人目のエンジニアで、5年目になります。プロダクトの開発はもちろん、採用・登壇も担当してきました。

組織体制としては、まだ開発の初期段階なので機能ごとに担当者を分けていて、その機能に必要なインフラ・サーバー・フロントをそれぞれが一気通貫で触っています。作るべきものをゼロからスピーディに作っていくためには、仕様変更や個別修正がしやすいほうが適しているんです。

石川:各々でやるべきことをやる体制だから、裁量が大きくていいですよね。お互いのやっていることはコードを読めばわかるので、キャッチアップし合いながら柔軟に開発しています。



お二人とも、育休を取得されたんですよね?

石川:はい。以前から子どもが生まれたら育休を取りたいと思っていたのですが、子どもが生まれたのは会社発足とほぼ同時の2021年。新会社としてこれからスタートする!というタイミングで僕だけ抜けたくなかったのでチームに相談をしたのですが、みんな「休んだほうがいいんじゃない」と言ってくれて。

井上:むしろ、分社直後だったからこそチームやタスクが定まっていないところがあったし、少ない人数で取り組む以上、やることを絞る必要がありましたから。迷惑とか、無理とかはなかったですよ。

石川:そうなんですよね。僕は勝手に「申し訳ないな」と思いながら休んだんですが、実際は全然大丈夫だったと聞いて、安心しました。

井上:僕も同じく、取得前にはためらいの気持ちがありました。大企業と違って代わりのいない少人数チームですし、ひとり当たりのやることが多いからこそ「迷惑をかけてしまうな」と思ったんですけど、周囲は本当に快く送り出してくれましたね。まる1ヶ月ほど休みましたが、問題なくカバーしてもらえたと感じました。

石川:僕がいなければ別の人がやってくれる、という安心感があります。

井上:仕事の経緯や意図を全部わかっていなくても、誰かは知っているのでカバー可能なんですよね。コードを見ればやっていることもキャッチアップできるし。今の状態は働きやすいです!


フルフレックス+フルリモート+任せられる仲間たち

どんなところが働きやすいと感じるポイントなのでしょうか?

石川:前提としてフルリモートで働けるというのと、フルフレックスの裁量労働制なのが良いですね。業務の途中で中抜けできるし、働く時間を自分で調整できるので、育休から戻った今も柔軟に働けています。

井上:そうやって自由に働けるのも、そもそも会議が少ないからっていうのもある気がします。

石川:たしかに。会議があると時間の調整が難しかったりしますけど、自分の開発の進捗にしか影響がないからこそ中抜けがしやすい状況ですね。ユニオンテック時代の井上さんは調整や会議が多かったから、特にそう感じそうですね。

井上:たしかに分社前はかなり会議が多かったですね〜。1日にいくつも会議が入っている場合、開発に費やせる時間が細切れになるので、あんまり集中できないんですよ。

クラフトバンクになってからはやることが絞られたし、全体的に人員が減ったからこそパフォーマンス重視の体制になりました。開発にひたすら打ち込めるようになって嬉しいです。

もちろんSlackから差し込み業務が入ることもあるけど、エンジニアに対してのグループメンションになっているので、僕が反応できなくても代わりに誰かが拾ってくれるんです。誰かがなんとかしてくれる安心感で、負荷分散ができているなと思います。

石川:完全に同意。誰かがカバーする雰囲気はできてますね。子どもがいるとどうしても突発で動かないといけないことがあったりするし、保育園の送り迎えなどで離席する心理障壁が低いのはすごくありがたいです。

機能単位で担当しているからこそ「この問い合わせはあの人が回答するのが早そうだな」と思ったりはするけど、担当じゃなくても調べて回答します。小さいチームだからこそ、属人化させないようにする文化があるのかもしれません。


成長し続ける組織とサービス、変わらぬ文化

クラフトバンクで開発をする面白さを教えてください。

井上:開発中の工事会社向け業務支援SaaSは、非常に抽象度の高いシステムです。導入先企業において柔軟に活用いただけるように設計しています。考えることがとにかく多いんですが……難易度が高いからこそ、それを技術的に実現するのが面白いところですね。

石川:メンバー数が少ない今だからこそ、まるっと機能開発を任せてもらえるので、チャレンジングでやりがいがあります。

井上:新しいメンバーにも早々にお任せするので「もうこんなにでかいことやんの!?」と驚かせてしまうかも(笑)。大変な部分もあると思いますが、作る中ではフラットに意見を取り入れてもらえるし、成長したい・技術を伸ばしたいという人には特におすすめの環境です。

石川:フロントエンドからサーバーサイド、インフラまで一気通貫で触る体制だからこそ、いろんな技術に触れてみたい人に向いている環境だと思います。

井上:ただ、フルスタックじゃなきゃ困るということはありません。これから、やるべきことは無限に出て来ますから。開発にはいろんな役割が求められてくるフェーズだと思うので、特に「こういうスキルセット・こういうマインドじゃないとだめ」という指針はないです。

石川:やりたいけどやれていないこともたくさんあるので、一技術に特化した人や、これから学びたい人も歓迎です! 本人が望むように仕事ができる状態だといいなと思います。

クラフトバンクは、誰かが責任を持ってやりたいと言ったことを応援する風土。新しい技術を使ってみたいとか、この領域を学んでみたいとかもOK。合理性があれば否定はしません。

最後に、記事をご覧になってる方へメッセージをお願いします!

井上:これからエンジニアの人数が増えたり、サービスのフェーズが変わってくるタイミングなので、新しい課題も出てくると思います。サービスに搭載予定の機能数は非常に多いので、品質を保っていくために最適な手段を探し続ける必要があり、本日ご紹介したスタイルは過渡期と言えるかもしれません。

でも大きな裁量で取り組む開発スタイルや、家族優先でOKという気持ちいい風土は、変わらない会社の色だと思います。ガチガチに縛っても価値は生み出せない。各自が自由に、工夫しながらパフォーマンスを出すことが、事業の成長や顧客への価値提供という目的を達成するためにベストな手段だと捉えています。

会社の風土や僕たちの考え方、開発体制などに興味を持ってくださった方、ぜひカジュアルにお話しさせてください!

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