oViceで働く仲間をご紹介します。
今回はCTO長谷川博和です!
「年をとるのと引き換えにスキルを求めていました。で、今に至ります。。(老)」と語るユーモラスなエリートエンジニアが開発したのが、「まるで現実のようなオンライン空間」でした。
長谷川博和/CTO
1982年生まれ。18歳より学生の傍らプログラマとして従事し、カーネル、デバイスドライバなど組込み分野から、サーバーサイド、ネットワークインフラなど多岐に渡るシステムを構築。2010年よりインドで4年間海外就任。近年ではクロスプラットフォームでのUIフレームワーク、地図空間エンジン、各種ライブラリなどを手掛けている。
Q :oVice以外で今までやってきたプロジェクトの中で一番印象深い・面白かったプロジェクト
最近で一番面白かったのは、全球地図エンジンの開発になります。地図エンジンは、今までBrewから始まり、WindowsMobile、Android、iOSとその都度、フルスクラッチで開発したこともあり、今回もフルスクラッチで一人で開発しました。
全球地図エンジンはただの立体的な地図エンジンとは異なり、地球を模した球面上に地図標高を適用した空間モデル型のエンジンです。視錐台に含まれる地図データをvoxelに分割(LOD)し、遠方の山、手前の山まで、必要分だけを正確に描画します。
従来の平面的なメッシュに標高を適用しただけの3D地図では、余分な描画や地図抜けが発生します。山頂から見た景色は、球面上と平面上では異なります。球面上は現実通りになります。カメラ方向は、全方位360度、高度も地球規模までマウス操作でスムーズ(60fps)で移動可能です。
マルチプラットフォームでの動作環境を要求されていたため、UIフレームワークも独自に培ってきたものをスクリプトにlua、レイアウト定義にyamlを採用し構築しました。UIフレームワークも何世代にも渡って僕がメインで担当したものです。これらを3ヶ月と短い期間で実装できたことに、今まで培ってきた成果を感じることができました。
全球地図エンジンはポートフォリオにスクリーンショットを添付しています。
「お客様のフィードバックを第一に」
Q : oViceで何をしているの?
現在は、お客様のフィードバックを第一に、その内容を活かした開発業務してます。oViceは実はチュニジアに開発拠点があるので、そのメンバーと日々oViceでコミュニケーションを取りながら作業をしています。
日本では多くの企業が昨今の社会情勢で急激にリモートワークを取り入れましたが、これを良い機会と捉えて、リモートワークの普及が都市部への人口集中を少しでも緩和できればと思っています。その一旦をoViceが担えるように、改善を重ねています。
「とてもグローバル」
Q : oViceはどんな会社?
みんなが自社サービスのoViceに対して、真剣に向き合ってます。oViceをより良くするためにはどうしたら良いのか、何が必要か、と常に考えて行動しています。そのため、自分のできることを一生懸命するだけでなく、守備範囲を広くしようと様々な努力を重ねているなと思っています。そして、自分の担当がまさにそうですが、とてもグローバルなチームです。色々な言語や考えが飛び交う中で、今の所うまくコミュニケーションを取りながら一つの方向に順調に進めていると自負しています。
Q : oViceで働く人へのメッセージ
私たちが開発しているoViceはリモートワークツールです。導入するのは1つの企業でも、利用するのは一人ひとりの従業員の方々や、イベントなどの参加者の方々です。そんな一人ひとりのユーザーの視点に立って、改善サイクルを回すことができる人、基礎知識があり新たな開発を手がけてみたいと考えている人、そんなみなさんの応募を待ってます!
Q : 最後に、今後の目標を教えてください
oViceをバーチャルオフィスの名前に恥じないサービスにすることです。