代表 長井の創業ストーリー | アールナインについて知りたい!
小学生から「社長」に憧れた長井は 授業よりも「事業」を楽しんでいた「社長になりたい」株式会社アールナインの創業者・長井亮がそう思うようになったのは、小学生の頃。遠戚に複数の事業を手掛ける「粋な社...
https://www.wantedly.com/companies/company_9760412/post_articles/312661
2021年5月から開始したアールナインの2023年卒採用。ご縁があった10名の内定者を迎え、この度2023卒採用を終了させていただくことになりました。
アールナインと出会い、共感し、応募をしてくださった多くの学生さんに感謝の気持ちをこめて。そして、採用担当者として得ることができた、多くの気づきについて。大きな転機となった今期の採用に関し、採用育成部マネージャーの向後よりご報告いたします。
2023年卒の採用活動は、私たちにとっても「挑戦」の年でした。
新卒採用6期目を迎えた今期の新しい取り組みとして、“パートナーモデル”を導入しました。今までは社員のみで運用していた採用活動でしたが、人材領域のプロフェッショナルであるアールナインの「業務委託パートナー」(以下、パートナー)の皆さんに、初回面談や一次面接、会社説明会、リクルーター業務など幅広く担っていただくことにしました。
理由は2つ。
若手メンバーが多い当社の採用チームにとっては経験豊富なパートナーに力を借りることで、より採用活動が素晴らしいものになるという確信がありました。
そしてもうひとつの大きな理由は、私たちの本業が「採用アウトソーシング」であること。お客様の採用を第三者としてご支援しているアールナインだからこそ、自社採用においてもパートナーの皆さんの力を借りて採用を進めることによって、多くの気づきを得てお客様にお伝えできることがあるのではないかと考えました。
4月:23卒は8名の仲間を迎えたい、と意思決定。採用プロジェクトの方針決めが行われ、パートナーモデルの導入を決定。パートナーに打診し、採用プロジェクトチームを結成。
5月:複数のダイレクトリクルーティングツールを用いて、23卒学生の皆さんへアプローチをスタート。
6月~8月:初回接点となる、個別面談を開始。 ※*面談対応/パートナー
7月~9月:就活講座、少人数座談会など社員が登場するイベントを開催
8月~9月:会社説明会を開始 *話者/パートナー、質疑応答/社員が対応
9月~:一次面接スタート *面接官/パートナー
10月~:二次面接スタート *事前面接アドバイス/パートナー、面接官/若手社員
11月~:三次面接スタート *面接官/マネージャー以上
12月~:社員座談会 *社員2名と学生さん1名
12月~:最終面接 *面接官/代表取締役
12月後半~:内定出し
パートナーの皆さんには、面談・面接前に「自分は社員でなく業務委託パートナーである」ことを説明したうえで臨んでもらいました。学生の皆さんのリアルな声も聞きたいと思い、回答内容は選考に影響しないという前提のもと「第三者である業務委託パートナーが面談や面接を行うことについてどう思うか」というアンケートに回答していただきました。
結果、「気負うことなく本音で話すことができた」「第三者の視点で客観的なアドバイスをもらえたことが良かった」と、好意的な意見がほとんどでした。
採用は自社で行うものだ!採用アウトソーシングなんて!と、第三者が面談・面接することに懸念を感じる企業様も一定数いらっしゃると思いますが、学生の皆さんは抵抗なくポジティブに受け止めているのだ、と感じました。
私も今回初めて採用アウトソーシングを導入する採用担当者、という立場に立ったわけですが、率直な感想として「安心感」がありました。面接のスキルというのは、一朝一夕では身につくものではありません。学生さんの見極め、企業情報の伝え方、立ち居振る舞いなど、経験や知識を必要とします。知らなかったことで学生さんを傷つけてしまったり、何気ない発言が誤解を招いてしまたったり、というリスクもあります。だからこそ、プロの面接官に依頼できたことは、非常に大きな安心感がありました。
もちろん、社員にしか分からないことや、答えられないことがあります。だからこそ今回、社員とパートナーの役割分担として決めたことがあります。
■どのような性格・強みを持っているか、という学生さんの見極め⇒パートナー ■魅力付け⇒社員(社員座談会等で実施)
面談・面接にて見極めを行うパートナーには下記3つをお願いしました。
① 合うタイプ、合わないタイプを言語化しお伝え。背景と共に理解していただく。 ② 採用はマッチング。例え優秀な方であっても、将来像において親和性が低い、またはカルチャーが合わない場合は、別の企業で働く方がご本人にとって幸せ、と判断する。 ③ メリット・デメリット含めてフラットな目線でアドバイスしていただくこと。
今期、採用活動を進めながら適宜フローを変更したり、詳細の企画を詰めていくことも多くありました。「企画・立案する」といった考える時間を多く取ることができたことは、パートナーモデルを導入していたからこそ、と思います。すべてを自分たちだけでやろうと思ったら、学生さんとの日程調整や返信対応だけで、とっくに限界がきていたはずです。
私たち採用担当者が望むのは、入社後のミスマッチがない採用を行うこと。せっかく縁あって入社した学生さんたちが、「イメージと違った…」と悲しい思いをすることがないように、社員との面談ではできるだけ「日常のリアル」を伝えるようにしました。最終面接前に社員2名との座談会を企画したのも、社員同士が話す姿を通してアールナインのカルチャーを感じていただきたかったから。
もうひとつ、これは私のこだわりですが、「人の魅力だけで入社する会社を決めないように」ということを伝えてきました。もちろん、一緒に働く人たちに魅力を感じて、というのは大事ですが、それだけでは、入社後に頑張れない時がやってくるかもしれません。仕事内容に興味を持てるか、ビジョンに共感できるか、など別の観点で考えた時にも、その会社に入社したいと思えるか。私は、それが大事だと思っています。
社会人生活、どのような会社に入社しても、思い通りにいくことばかりではありません。思い通りにならないことのほうが多いでしょう。それでも、納得して働くことができるように、心の支えとなるものは多いほうが良い、というのが長年採用に携わってきた私からのメッセージです。もちろん企業側としても、できる限り正しく伝える、という努力を忘れないようにしたいと思います。
最終的に10名の学生さんとご縁があり、入社していただけることになりました。意思決定をしてくれた内定者の皆さんを迎えるということに改めて身の引き締まる思いもありますが、純粋に嬉しい気持ちでいっぱいです。
今回、大きな挑戦をしたことで色々見えてきたことがあります。パートナーの方々の存在は、やっぱり非常に大きく、適宜様々な意見をいただきながら改善していけたのは、今回の採用成功という面において欠かせなかったということ。
そして、もうひとつは来期に向けて、というお話ですが…学生さんの動向は、毎年目まぐるしく変わっていきます。だからこそ、振り返りの時には「残すべき部分」と「変える部分」が何かを整理し、次年度の採用でもスタートダッシュができるような体制を作る必要があるのだな、と感じました。少し気が早いですが…今期学び得たことを2024卒採用向けに進化させて、よりよい採用ができるように繋げていきたいと思っています。
\ 関連記事 /
【代表 長井の創業ストーリー】
「どの記事を読めばいいのか分からない...」
「知りたい情報が載っている記事はどこにあるのだろう?」
と思っている方は、🔗マークをクリックしてみてください!
(2024年9月19日最終更新)