■自己紹介
こんにちは!
髙智と申します。先日、株式会社any styleのインターンと早稲田大学を卒業しました。
any styleでは3年次からの2年間、新規事業開発のBizインターンとして多種多様な業務に携わってきました。
本記事では、any styleでのインターン経験や業務について、2年間の振り返りをお伝えします。
■入社理由
➀エンターテインメントに対する興味があり、提供側の経験を積みたかった
②少数精鋭のスタートアップで、幅広い業務経験を積みたかった
③当時any styleが提供していた「dear.」のプロダクトコンセプトに共感した
これらの動機で入社を決めました。
■入社後のギャップ
入社前にCEOとの面談で会社理解を深められていたこともあり、上記の入社理由➀②③の全てが合致し、ギャップなく理想通りに働くことができました。
一方で、入社当初は学びたいことや達成したいことが漠然としていましたが、与えられたタスクをこなすうちに自身の強みや具体的な興味の方向性が把握でき、関心を抱いたプロジェクトに自ら手を挙げて参画させていただく機会が徐々に増えていきました。
初めは週10時間程度の稼働でしたが、出来ることが増えるに連れて「事業を成長させたい」「ユーザーにもっとエンタメを提供したい」といった意欲が高まり、最終的にはフルタイムに近い形で働くようになりましたね。
気付けば勤務時間外でも無意識に事業に関する情報を積極的に収集していました(笑)
■職場環境
外資コンサルやメガベンチャー出身の優秀なメンバーと共に働くことで、恵まれた環境で経験を積むことができました。
議事録作成やファシリテーションなどの基本的なビジネススキルから、オーナーシップやアントレプレナーシップなどの事業を推進するうえで重要なマインドセットまで自然と身につく職場でした。
働き方としては基本的にリモートでの勤務が中心でしたが、経営層や社員の方々との距離が近く、オフラインで交流する機会も定期的にあり、密接な関係を築くことができたと思っています。
また私が在籍していた2年間で、オフィスの拠点が青山、六本木、虎ノ門と変わることも多かったのですが、その度に足を運んでましたね。
CEOとCOOが美味しいコーヒーを持ってきてくれるという隠れ福利厚生があったりなかったり(笑)
■業務内容
希望通り幅広い業務に挑戦させていただきました。以下は、主な業務内容の一部です。
【コンテンツ制作】
・ラブコメディ脚本プロット制作
・キャラクタープロデュース / ディレクション
・YouTube配信・動画企画立案 / ディレクション
・グッズ制作ディレクション
【渉外】
・法人向け営業資料作成 / 企画提案営業
・イラストレーター・Live2Dモデラ―リスト化 / 提案営業
・オーディション掲載サイトリスト化 / 掲載営業
・(iOS・Androidアプリ)ユーザーインタビュー / 報告書作成
・問い合わせ対応
【マーケティング】
・ASO
・YouTubeアナリティクス分析・広告運用
・Discordサーバー運用
【採用】
・Wantedly記事の最適化
・インターン生・VTuberオーディション人事採用
【マネジメント】
・タレントマネジメント
■印象的だったプロジェクト
【VTuberプロダクションの立ち上げ】
初期の企画段階から関与し、コンセプトの策定や成長戦略立案に取り組みました。
キャスティングやVTuberのコンセプト作りからスタートし、ラブコメディや配信の台本からキャラクターデザインの監修も行いました。自社のプロダクトの特徴を踏襲したクリエイティブな発想で、独自性のあるVTuberプロダクションを設立することができました。
(キャラクターコンセプト設定資料)
【東京ゲームショウ2023】
自社のタレントを東京ゲームショウという大規模な会場で出演させていただける機会に恵まれ、当日の台本・絵コンテ・投影スライドの作成を担当しました。
複数のクリエイターとの連携や調整が求められましたが、最大限のリスペクトを持って丁寧なコミュニケーションを日々取っていたことで、スケジュールで切羽詰まった際も何とか間に合うように協力していただけました。野球部時代に培ったチームワーク力を発揮できたのかもしれません。
クリエイターやKONAMIの方々は勿論のこと、出演するMCやVTuberの方々と連携しながら、0からステージを創り上げていく過程は非常に刺激的でした。
(絵コンテ)
(東京ゲームショウ2023本番ステージ)
【my dear. CUP】
KONAMIさんのご協力のもと、約40名のVTuberの方々にご参加いただいたゲーム大会「my dear. CUP」では、VTuberさんが参加されるDiscord(チャットツール)でのコミュニティ運営を主に担当しました。
限られたスケジュールで多くのステークホルダーを巻き込んで大会をスムーズに進めるためには、試合の手順や起きうるトラブルへの対策を明文化する必要がありました。
そのために、緻密なレギュレーション策定や正確なタスク管理に加え、採用されたゲームの事前検証やMCや参加者との打ち合わせなど、大会に関する全般的な運営もサポートしていました。
(大会HP:https://nest.mydear.anystyle.jp/events/mydear_cup/)
■CEOから見た髙智くん
・第一印象について
「まず最初に感じたのは、『素直で、真面目で、コミュニケーション能力の高そうな早稲田生』という印象でした。お話をしている中での物腰の柔らかさや、課題に楽しそうに取り組む姿勢、そしてフィードバックを素直に受け取って吸収しようとする学習態度は、まさにany styleのカルチャーにフィットして急成長する予感がしました。
一方で初期の頃は、所謂ビジネス本に書かれているようなフレームワークに当てはめて考えようとして、それが空中戦になっているような印象も受けました。
そこで、まずは現実のビジネスの場でアウトプットの量を増やして本質的なビジネス戦闘力を高めつつ、any styleの事業理解も深めていってもらい、最終的には裁量を持ってコアメンバーとして活躍して欲しい、と考えていました」
・その後圧倒的に成長した髙智くん
「入社から半年ほど経過し、だんだんコミット量が増えていった結果、気づいたらany styleのコアメンバーの1人になっていました。実際、大学3年生時点で一般的な新卒2〜3年目ぐらいのバリューを出せるレベルまで急成長したと思います。
元々ポテンシャルを感じていましたが、やはりコミットが増えれば増えるほど思考量と経験値も急速に増していき、社員に言われなくても率先して本質的なタスクに気づいて、自走して取り組めるようになりました。
この急成長のきっかけは、何より本人が『any styleでのインターンを楽しんでいたこと』だと感じます。
恐らく本人としても何かストイックに辛い努力をしている訳ではなく、『楽しいから熱中してやってしまう』という状態だったのだと思います。
そしてそれこそがany styleが大事にしているカルチャーであり、顧客を楽しませるエンタメ事業をやる上でも非常に重要なマインドだと考えています。
髙智くんは、このようなany styleのカルチャーにフィットしていたからこそ、このインターン経験で圧倒的な成長を遂げたのだと思います」
(CEO萩原談)
■最後に
any styleの魅力をまとめると、以下のようなポイントになります。
・優秀かつ仲間想いなメンバー
・手を挙げたら裁量をもって挑戦できる風土
・柔軟な労働時間やリモートワークなど多様な働き方を実現できる環境
any styleでの2年間は僕の人生にとって大きな財産であり、大切な思い出です。
「エンタメが好き」「ビジネス戦闘力を高めたい」「いつか起業したい」
上記のいずれかに当てはまる人にはお勧めの職場です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
(エンタメスタートアップ界隈の会)
(フルタイムで働きながらも、長期休暇で海外へ旅行)