みなさんこんにちは、NSグループインハウスクリエイティブチーム責任者の長尾です。
普段面接・面談で求職者の方とお話ししていると、「サービス業界のインハウスデザイナーってどんなことをやっているのですか?」という質問を受けます。
この記事はそんな声に応えるためスタートした、NSグループインハウスクリエイティブチームの仕事を紹介するシリーズ記事の第2弾。今回も1デザイナー×1案件で紹介していきます。
「デザインを通じた動画制作の案件ってどんなことをするの?」
「インハウスのデザインチームで働く魅力ってなに?」
「どんな人が働いてるの?」
といった疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください♪
<今回登場するメンバー>
高田敬子(37歳)
宣伝制作チーム(通称「制作チーム」) デザイナー
美術大学を卒業後、アミューズメント業界メーカーで約15年間勤務。2D・3Dグラフィックの制作や筐体開発、新規コンテンツの企画、キャラクター作成まで幅広い業務に従事。その後、NSグループに入社し、現在入社1年9ヶ月。NSグループでは、チラシ制作や動画制作、キャラクターデザインなどを担い、デザインに関わる多種多様な案件に携わっている。仕事では双方向のコミュニケーションを重視し、率先して他メンバーへの声かけを実施。チームの「ムードメーカー」的な存在になれるように務めている。
<目次>
1、動画を活用し、目指せ!コミュニケーションの進化&深化
2、作っているのはパセラの魅力をより多く伝えられる動画
3、NSグループのインハウスクリエイティブチームの魅力3選
動画を活用し、目指せ!コミュニケーションの進化&深化
――今回紹介してくれる仕事内容について教えてください。
今回お話ししたいのは、社内で新たにスタートした、動画チームの発足メンバーとしての仕事です。
動画チームは、お客様と社内の仲間、双方に対するコミュニケーションをテキストから動画へ切り替えるべく発足したプロジェクトです。ユーザーによりわかりやすく、楽しく情報提供するためにスタートしました。
第一目標は、これまで活用しきれていなかった動画を撮って、編集して、発信し、制作を内製化すること。社内からの動画に関するあらゆる要望・相談に応えられるチームをつくっていきます。
動画チームにはパセラ営業推進室室長の北見さんとクリエイティブチーム責任者の長尾さん、Webチームの山崎さんに加え、外部協力人材の千田さんが関わっています。「私は前職の経験を活かせるのではないか」と、上長の長尾さんに声をかけられたことがきっかけで動画チームに参加しました。
まだ発足したばかりのチームで手探りな面もありますが、クオリティの高い動画を制作できるように、リサーチ・企画・動画編集などの実践経験を積んでいるところです。
作っているのはパセラの魅力をより多く伝えられる動画
――動画チームとして取り組んだ具体的な案件について教えてください。
現在、動画チームでは会社説明などに使用するロング動画とTikTokやInstagramに投稿するショート動画の作成を行なっています。
私はロング動画の素材作成とショート動画の企画・撮影を担当しています。ショート動画に関しては全く携わったことがなかったため、動画チームとして最初の業務はTikTokをダウンロードするところから始まりました。現在も、日々投稿動画の研究をしながら進めています。
動画の題材は様々で、清潔でラグジュアリーなルーム、お子様連れに大変喜ばれる遊具付きプラン、推し会にぴったりなカラーチェンジルームや豊富な推しグッズ貸出品など。
「動画だとより伝わりやすい」と考えたパセラの魅力をピックアップして動画の作成を行なっています。推し会プランでは別プロジェクトで動いていた自身で作成したキャラクターのグッズを使用して撮影しました。「自分×自分」というセルフコラボで仕事ができたことが嬉しかったです。
また、1番緊張するのは、【食】の撮影時です。箸上げでは手が震え、温かいものの撮影時には「湯気が無くならないうちに!」と時間に焦り、ナイフを入れて断面を見せる時は「絶対に失敗できない!」と冷や汗をかきながら臨んでいます。
実際の動画撮影風景
パセラはお食事のメニューも本格的で力を入れているので、できるだけ“美味しさ“を伝えられるよう試行錯誤しています。動画というツールを通じて今までパセラを知らなかった、色々な世代のお客様に自社の魅力をお伝えしたい、という一心で取り組んでいます。
動画チームの案件に加わったことで一人のデザイナーとしても収穫があったと感じています。
実際にルームやプランを使用しながら撮影するので、今まで店舗からの依頼でしか知らなかったことを自分の経験にできる点が他のデザイン業務にもとても活かされています。さらに、撮影を通して空間を把握することで、サインやPOPなどの制作物の改善にもつなげていけると感じています。
NSグループのインハウスクリエイティブチームの魅力3選
――インハウスのクリエイティブチームで働く魅力を教えてください。
個人的に、チームの魅力は3つあると思います。
1つ目は、一般的に「デザイン」と総称される手法で、現場の「困った」を解決できることです。一言に「デザイン」と言っても、グラフィックやWeb・店舗の空間デザイン・動画制作・キャラクターの提案など、さまざまな仕事があります。
それぞれの課題に合わせて柔軟にデザインする楽しみと、ユーザーに喜んで使ってもらえる嬉しさの両軸を、インハウスクリエイティブチームでは体験できます。
店舗での打ち合わせから帰社し、さっそく内容をまとめます。
2つ目は、店舗と直接やりとりができる点です。社内には現場の状況を把握してすぐにフィードバックができる環境があります。そのためデザインが机上の空論にならず、しっかり現場目線で本当に機能するものに仕上げることができます。この環境はとても有難いですね!
ハイブリッドワークを推進しているチームで打ち合わせはオンラインで実施することも。
3つ目は、何と言ってもチームの雰囲気が良いことです。メンバー間でも気軽に相談できたり、互いに協力し合える環境が整っているので、新しいことに挑戦するときも安心して取り組めます。
撮影中、カラオケルームのハンモックで揺られたり。
「デザイン」と聞くと絵をかいたり、チラシを作ったりする印象が強いかもしれません。ですが、インハウスのクリエイティブチームでは「デザイン」を通じて担える業務が多岐にわたるので、自然と自分のスキルアップにもつながりますよ♪
まとめ
今回は、動画チームの発足メンバーとして活躍している高田さんに話を聞きました。
動画チーム立ち上げメンバーとして髙田さんに声をかけたのは、前職で動画に携わったことがあるというのも理由のひとつですが、最も大きな理由は「チャレンジに対してものすごくポジティブだから」です。
ゼロからのスタートなので、関わっているメンバーは全員が兼務です。主業務を行いながら新しい動きに挑戦し続けなければいけません。しかも髙田さんは2児のママさんで時短勤務なので、時間的な制約もあります。
そんな中、仕事の進め方を変えたり、チームメンバーに協力を仰いだりしながら見事に両立してくれています。彼女をチーム全体でサポートできる環境も、インハウスであるこのチームならではですね。
動画チームの活動は、少しずつ社内からも反響が得られるようになってきました。これまでは動画制作を内製化するための動きでしたが、今後は社内メンバーやお客様のニーズに応えていく段階です。
インハウスデザイナーが活躍できる領域がますます広がっていきそうです。
以上、インハウスデザイナーの仕事図鑑、第2弾高田さんのエピソードはここまでです。今後も定期的にNSグループクリエイティブチームのメンバー&仕事紹介記事をアップしていきますので、ぜひお楽しみに。
現在、NSグループでは以下の職種で新たな仲間を募集しています。興味がある方はぜひ下記募集記事よりご応募ください。