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【クラファン成功報告】470名の支援により、700万円の目標を達成!CAMPFIRE成功要因と反省まとめ

「コロナで利用が激減したカプセルホテルを、もう一度お客様に必要とされる場所に」

その思いを胸に、私たちは2ヶ月前に会社として初めてクラファンの活用を決定。CAMPFIREで支援の募集を開始したのは、4月26日(月)9:00のことでした。

<クラファンページ>※支援募集期間は6月30日まで。

コロナ禍で生まれた個室空間。半年で七千人利用のカプセルコワークをより多くの人に
はじめに 初めまして、カプセルホテル「安心お宿」の庄司です。このプロジェクトには 「カプセルホテルを、多くのお客様に利用してもらえる場所に生まれ変わらせたい」 という思いが込められています。 発生から1年以上が経過した今なお、社会全体で猛威をふるう新型コロナウィルス。その影響は私たちが運営しているカプセルホテルにも、大きな打撃を与えました。 ...
https://camp-fire.jp/projects/view/408618

この記事は上記クラファンプロジェクトの成功報告です。クラファンでの反響についてまとめています。コロナ禍で苦しむサービス業がクラファンを使った結果を見ていただける内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。

カプセルホテルをコワーキングスペース化した経緯やクラファン挑戦を決めた背景については前回のストーリー記事で説明していますので、あわせてご覧ください。

<目次>
①初めてのクラファン挑戦、その結果
②成功要因と各種データ
③もう1度チャレンジするなら

初めてのクラファン挑戦、その結果

4月26日(月)9:00にオープンしたカプセル型コワーキングスペースのクラファンプロジェクトページ。支援開始から52日が経過した6月18日(金)、私たちのプロジェクトはCAMPFIREにて470名の方々から合計700万円の支援を受け、目標を達成しました。

達成時のスクリーンショット。

470名という大勢の方が私たちの思いに共感し、手を差し伸べてくださいました。金額以上に、本当に嬉しく、そして、このコロナ禍においてとても心強く感じます。

ちなみに、期間を12日残しての達成は意外でした。前日夜時点での支援額は690万円と、もう少し達成まで時間がかかりそうな状況。正直なところ、「ラスト1週間での追い込みで達成できるかな?」という見立てでした。

達成に気づいてからは慌ててプロジェクトメンバーに共有し、喜びをわかち合いました。初めてのクラファンが成功したことには大きな安心感がありました。

成功要因と各種データ

ここからはクラファン初挑戦の企業なりに成功要因を分析しつつ、募集開始から目標達成までの各種データを紹介していきたいと思います。

まず、成功要因は次の4点だと考えています。

1、スタートダッシュ
2、中だるみの解消
3、共感を得られた思い
4、魅力的なリターン


1、スタートダッシュ

今回私たちが活用したのは「CAMPFIRE」ですが、公式の「クラウドファンディング プロジェクト作成マニュアル」の中には次のような記載があります。

●「掲載後にすぐ支援されている」という印象をつけることがとても大切なので、早めに支援してもらえるように、掲載前後で掲載されるURLを支援してくれる可能性の高い人に送っておきましょう。
●目安で1週間以内に目標金額の30%以上を目指しましょう。

これに対して私たちは、最初の4時間で目安とされている目標金額の30%を達成。1週間経過時点での達成率は70%を記録しました。

<支援額と支援者の推移>

スタート直後は数字の動きが早く、追えないほどでした。ページを更新するたびに支援者数・支援額が増えていく様子に、達成への期待が膨らみました。


2、中だるみの解消

次に中だるみ対策についてです。
これもやはり、CAMPFIREの公式資料に下記のような解説画像があります。

私たちはこの中だるみ期間を解消するために、公式が推奨する広告パックを使用。結果として、下記のようなPV推移を記録しました。

5月から6月に月をまたぐタイミングでPVが伸びていることがわかります。支援額としても効果を実感できました。


3、共感を得られた思い

ここからは推測なのですが、今回のプロジェクトがしっかりと共感を得られるものになっていたことも成功要因の1つだったと思います。

前述の通り、支援者数は470名をこえ、500名に迫る勢いです。これだけの数の方々が「応援したい」と思ってくれたことは本当に大きな意味を持つと思います。

トップぺージのテキストや画像の作り込みの部分で、しっかり思いをのせていくことが大切です。


4、魅力的なリターン

そして、最後の成功要因はリターンについてです。今回のプロジェクトを振り返ってみると、目標額達成時点の平均支援単価は約1.5万円でした。

CAMPFIREの公式マニュアルでは「成功したプロジェクトの支援単価は1万円を上回っている」というような説明があり、この点でも条件を満たしていることになります。

今回リターンには1口36万円・20万円といった高額なものもありましたが、それぞれに支援してくださった方がいます。金額に見合った価値を感じられる魅力的なリターンを設定したことも重要だったと考えています。

もう1度チャレンジするなら

ここまではプロジェクトが成功した事実や成功要因について振り返ってきましたが、最後に今回できなかったことについて、まとめていきたいと思います。これからクラファンに挑戦したいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

今回できなかったと感じているのは次の3点です。

1、PV集中期間のリターン管理
2、支援者へのフォロー
3、活動報告の活用


1、PV集中期間のリターン管理

スタートダッシュに成功した今回のプロジェクトは初日で約1万、2日目で約5000というPVに恵まれ、数多くの支援を獲得できました。

それは私たちにとっても想像以上の反響で、数量限定のリターンでは数多くの売り切れが発生してしまいました。結果として、PV集中期間にリターンの選択肢が少ない状態が発生してしまったという反省が残りました。

<数量限定リターンの売り切れ状況>

もしまたクラファンに挑戦するなら、こういった事態を招かないように、しっかりとリターン管理をしたいと思います。


2、支援者へのフォロー

支援者に対するコミュニケーションについても、十分ではなかったと思います。具体的には自動送信メッセージだけでなく、支援後に個別の連絡を行い、さらなる支援・SNSでの拡散をしたくなるような交流があれば、よかったと考えています。

もしまたクラファンにチャレンジするなら、1回の支援・1人の支援者で終わりにしないアクションをとっていきたいです。


3、活動報告の活用

支援者とのコミュニケーションに加え、露出を増やすという意味で有効なのが「活動報告」の活用です。活動報告はCAMPFIREの基本機能で、プロジェクトの活動状況をCAMPFIREユーザーに報告するものです。

活動報告をすると、プロジェクトページでの表示と既存支援者への通知に加えて、CAMPFIREトップページの「最新の活動報告」欄への表示が期待できます。

支援額や目標達成率の推移など、もっとこまめに活動報告で発信すれば、露出を増やせたのかもしれないと考えています。

まとめ

今回は初めてのクラファン挑戦の結果をまとめました。いかがでしたか。

コロナ禍でサービス業各社は苦しい状態にあると思ます。そのような中、CAMPFIREは通常12%かかるサービス手数料を0%にするキャンペーンを実施しています。

私たちのプロジェクト開始後に始まったキャンペーンのため、私たちは利用できませんでしたが、多くの企業の助けになる素晴らしい取り組みです。

コロナ禍の苦しい現状を打破したいという思いがあるなら、この記事を参考にして、クラファンにチャレンジしてみてください。

今後もコロナ禍での取り組みを積極的に発信していきますので、興味がある方はぜひフォローをお願いします。

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