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【福利厚生はお米!?】来春「農業部」始動!森を育てる私たちは、なぜ田んぼを耕すのか。

「米がないなら、自分たちで作ればいい」 そんな冗談のような会話から、FORESTGROUPの新しい部活動が動き出しました。その名も、ズバリ『農業部』です。近年、米不足や食の安全への関心が高まり、「自分の食べるものは自分の手で」と考える移住者が増えています。私たちフォレストグループは、来春からグループ内で農業部を発足し、希望するメンバーで米作りをスタートすることにしました。▍なぜ、林業グループが「農業」なのか? 古来より「春夏は農業、秋冬は林業」と言われるように、この二つは切り離せない密接な関係にありました。 山に雨が降り、豊かな森がミネラルたっぷりの水を蓄え、それが川となって田んぼを潤す...

一般社団法人 丹波森林LSCを立ち上げた理由。

森を社会のインフラに。僕が森に関わるようになったのは、建築業からでした。木を使い、人が暮らす空間をつくる。でもそのうちに気づいたんです——「木を使う」ことの前に、「森を育てる」ことが必要だと。そこから林業に入り、製材、建築、地域連携、エネルギーへと事業を広げてきました。どの仕事も結局、根っこは「森」。森が元気でなければ、地域も元気にならない。そんな想いの中で出会ったのが、**丹波県民局が発足させた「シリ丹バレー構想」**でした。その中の第4分科会「丹波ウッドバレープロジェクト」の代表として声をかけていただき、行政・企業・教育・NPOが垣根を越えて動く経験をしました。この活動を通じて、僕の...

森を通じて得た知見や思い

森の仕事に関わる中で、僕が強く感じているのは——「森の再生は、地域の再生そのもの」だということです。伐って終わりではなく、植えて、使って、また還す。森の循環は、まるで人と地域の関係のように、“関わり続けることで豊かになる”仕組みだと思っています。長年、製材・建築・林業の現場で働いてきた中で、「この地域を森から立て直せるかもしれない」——そう考えるようになりました。そんな折、**丹波県民局が発足させた「シリ丹バレー構想」**の中で、第4分科会として「丹波ウッドバレープロジェクト」が立ち上がり、当時の局長から代表就任の依頼をいただきました。これは、行政と企業、教育、NPOが連携して“森を社会...

「料理だけじゃない、“地域”と関わる仕事」——【フォレスト・ドア】廃校レストランふむふむ 西崎陽祐さんインタビュー

お客様の笑顔と地元の食材に向き合う日々。フォレスト・ドア内にある廃校レストラン「ふむふむ」で働く料理人・西崎陽祐さんは、かつて大阪の居酒屋で店長を務めていました。多忙な都会の飲食業界から一転、家族との時間、そして地域への貢献を軸にした新しい働き方に踏み出した彼に、お話を伺いました。ー まずは、これまでのご経歴について教えてください。学生時代から飲食店でアルバイトをしていました。料理をするのが好きだったので、自然とその道に進んで。27歳のときに三田市の飲食店の正社員になり、その後は店長も任せてもらいました。忙しかったですが、飲食業ならではの達成感やお客様とのやりとりにやりがいを感じていまし...

「自分で考えて動ける営業の魅力。木と向き合いながら、田舎で見つけた自分のペース」——【木栄】今西さんのはたらき方

アパレル業界、飲食業界。そして“木”を伝える営業職へ。都会育ちでありながら、自然豊かな丹波市での生活を選び、地域と木に根ざす働き方に挑む今西竜太さん。自身の言葉で語る、キャリアと暮らしのリアルとは。ー まずは、これまでのご経歴を教えてください。京都市で生まれ育ち、専門学校ではファッションを学びました。卒業後はブランドの立ち上げなどにも関わっていたんですが、ちょうどその頃にコロナ禍になってしまい、思うように活動ができなくなって…。それから飲食店で働き始め、ホール・キッチン・カウンター業務に加え、企画にも関わらせてもらいました。お客様と直接関わる現場は楽しかったですし、接客や空間づくりの面白...

「山とともに生きる働き方を見つけた」——【フォレスト・ドア】 阪口明美さんインタビュー

大阪府豊中市出身。短大卒業後、ワーキングホリデーや販売、旅行業などさまざまな仕事を経験してきた阪口明美さん。現在は丹波市で、“フォレスト・ドア”の一員として働いています。都市から山間部へ。働き方も暮らしも大きく変えた彼女に、その決断の背景や今の暮らしについてうかがいました。ー これまでのご経歴について教えてください。短大を卒業してから、ワーキングホリデーで海外へ行ったり、服飾雑貨の販売、旅行会社勤務、半年間ベトナムでの滞在など、いろんな仕事を経験して大阪に戻ってきました。ただ、それから満員電車に揺られ、人の多い環境で働く日々にだんだん疲れてしまって。癒しを求めて山に行くようになったんです...

「森を活かす方法は、木を売ることだけじゃない」——【木栄】田仲大哉さんインタビュー

“木材を売る営業”として日々現場を走りながら、実は彼の頭の中にはもう一つのビジョンがある。それは、日本の森林資源を未来へつなぐ「J-クレジット」事業。——この道を選んだ理由はそこにある。社会人10年目、異業種から林業の現場に飛び込んだ田仲大哉さんが語る、これからの「木の仕事」とは。ー これまでのキャリアについて教えてください。大阪府堺市の出身で、社会人としては今年で10年目になります。最初に入社したのは精肉店で、4年間、現場での販売・接客・仕入れ・管理など、肉に関する仕事を幅広く担当していました。その後、医療系SaaS企業に転職し、顧客管理や契約のサブスク営業などを3年間経験しました。S...

「やってみたい」がはじまりでいい——設計もキャリアも、自分のペースで育てる場所——【栄建】浜野春菜さんインタビュー

工場勤務から建築設計へ。2020年にフォレストグループ・栄建に入社し、リノベーションやリフォームの設計を手がける浜野春菜さん。空間デザインへの憧れを胸に、資格がなくても“やってみたい”を行動に変えて設計の仕事に挑み続ける彼女に、働く環境やキャリアのことをお聞きしました。ー これまでのご経歴について教えてください。出身は山口県で、社会人としてのスタートは工場勤務でした。でも、決まった流れ作業にずっと向き合っていくのが自分には合わないと感じて…。やっぱり、もっと自分のアイデアや感性を活かせる仕事をしたいと思って転職を決意しました。ー 空間デザインや建築への関心は、もともとあったんですか?はい...

「未経験から林業の現場責任者へ」——【森のわ】黒木智成さんの挑戦

林業未経験から、現場を任される存在へ。丹波市を拠点に山と共に働く会社「森のわ」で日々チェーンソーを握る黒木智成さん。動物に関わる仕事や温浴施設の店長を経て、まったく異なるフィールドから林業の世界に飛び込んだ黒木さんに、転職のきっかけ、現場での仕事、林業の魅力について語っていただきました。ー まずはこれまでのご経歴を教えてください。もともとは兵庫県農業共済で獣医として大動物に関わる仕事をしていました。その後は転職して温浴施設の店長をしていました。それから店長の仕事を辞めたタイミングで「次どうしようかな」と思っていたら、妻がグループ会社の「木栄(もくえい)」のことを見つけてくれて。「体も動か...

「建築業界=激務」の思い込みが変わった。柔軟な働き方で築くキャリア——【栄建】小林真也さんインタビュー

建設・海運の世界から、丹波での建築へ。現場監督として現場を仕切りながら、子育てと両立できる柔軟な働き方を実現している小林真也さん。建築業界の“当たり前”を疑いながら、自分らしいキャリアを築きつつある彼に、これまでの道のりとこれからについてお話を伺いました。ー これまでのご経歴を教えてください。出身は姫路市の家島です。大学卒業後、まず親戚がやっている和歌山の会社に入り、1年間土木の仕事をしました。その会社が事業を閉めたタイミングで地元に戻り、土木と海運業を手がける建設会社に転職しました。そこで現場監督をし、その後の3年間は船に乗って海運の仕事もしていました。がっつり現場系のキャリアですね。...

「林業って、こんなに可能性があるんだ」——【森のわ】稲次郁哉さんインタビュー

アウトドアブランドの販売職から、林業の世界へ。2025年に「森のわ」に入社した稲次郁哉さんは、全くの未経験からチェーンソーを手にし、毎日新しい学びと出会っています。林業に踏み出した理由や、丹波市での暮らし、そしてこれからの目標について、じっくりとお話を伺いました。ー まずは、これまでのご経歴を教えてください。出身は兵庫県加古川市です。社会人としては今7年目になります。新卒でアウトドアメーカーに入社し、販売職として働いていました。服が好きだったし、アウトドアも趣味だったので、「スーツを着て働くイメージがない自分には、ここが合ってる」と思って選びました。2年目からは店長も経験させてもらって、...

製材業を地道に営んできた真摯さに惚れて。里山の循環の実現に挑む、46歳の挑戦。

25年以上建築の現場に携わってきたベテランが、なぜフォレスト・ドアグループに転職したのでしょう。1300棟以上の施工設計を経験したからこそ見えてきた木材のおもしろさに惹かれ、材木の価値向上と里山の循環の実現に挑戦する。いつ始めても、遅くない。46歳の挑戦を聞きました。岸本泰典 / 第一事業部工事部現在46歳。学校を卒業してから、25年ほど建設業に従事。3840歳までは公共事業がメイン、3940歳以降は木造住宅をメインに76年ほど、現在のフォレスト・ドアグループに転職。前職の仕事を通じて、木材に関して興味が湧き始めた。自社で生産、加工、施工を一貫して行う事業に惹かれ転職。これまでの経験やウ...

【イベントレポート】廃校利活用施設で木の温もりに触れる、 『木の地産地消』をテーマにしたクリスマスイベント「FOREST DOOR Christmas 2022」開催!

株式会社フォレスト・ドアが運営する廃校利活用施設「FOREST DOOR -旧神楽小学校-」(https://forestdoor.co.jp/)は、2022年12月3日(土)〜12月25日(日)の期間限定で、『木の地産地消』をテーマにしたクリスマスイベント「FOREST DOOR Christmas 2022」を開催しました!市の面積の 75%を森林が占める兵庫県丹波市の山林は、現在思うように間伐が進んでおらず、 この状態が続けば、近い将来に自然災害を引き起こす危険性があります。多くの人に木の魅力を 知ってもらい、丹波産木材の需要を拡大すると共に森林資源の利用促進...

森林のまち丹波から始まる、一級建築士の新たな挑戦。一級建築士が魅了された、森林の6次産業化とは?

手に職を持ち、誰もが知る大手企業で働くこと、これが世間でいう成功ルートに乗るひとつの手法でもあります。でも、だからこそ未知の世界に挑戦するおもしろさに気づかせてくれるのが、山田さんのキャリアだ。一級建築士である山田さんが、なぜ大手企業ではない、地方にある中小企業での挑戦を選んだのか。そこには、静かに燃える信念がありました。山田 将州 / 一級建築士中学卒業後、高専に入学。5年間建築を学ぶ。新卒でゼネコン大手に入社。その後、ビルなどの大規模建築ではなく、住宅の仕事を志し、川崎重工の子会社に就職。リフォームを主に行い、新築の設計・工事管理まで、現場を毎年何十件も担務。その後、34歳の時に一条...

“森林施業プランナー”という仕事で山の課題解決に挑む。意外と便利な田舎、丹波で暮らす選択。

都会の喧騒に疲れ、自然と近い田舎で働きたい。でもどんな仕事があるのか?疑問に思う人も多い。田舎で台頭する課題のひとつに「山」の問題があります。間伐がままならず、山が荒廃していき、土砂災害や田んぼへの栄養不足など、様々な弊害が生まれています。そんな中、兵庫県丹波市も同様、山の課題に直面しています。課題解決の手法に林業がありますが、現場に入り木を切り出すなど、体力勝負の仕事であるイメージを持たれる傾向にあります。ですが、それ以外にも山や自然にかかわることができる職種があるのです。それが「森林施業プランナー」という仕事。様々な角度から森林課題にアプローチ出来る仕事として、今注目を浴びています。...