建設・海運の世界から、丹波での建築へ。現場監督として現場を仕切りながら、子育てと両立できる柔軟な働き方を実現している小林真也さん。建築業界の“当たり前”を疑いながら、自分らしいキャリアを築きつつある彼に、これまでの道のりとこれからについてお話を伺いました。
ー これまでのご経歴を教えてください。
出身は姫路市の家島です。大学卒業後、まず親戚がやっている和歌山の会社に入り、1年間土木の仕事をしました。その会社が事業を閉めたタイミングで地元に戻り、土木と海運業を手がける建設会社に転職しました。
そこで現場監督をし、その後の3年間は船に乗って海運の仕事もしていました。がっつり現場系のキャリアですね。
ー そのキャリアから転職を考えたきっかけは何だったのでしょう?
家庭の事情で仕事を辞めることになり、「次に何をやるか」と考えたときに、やりたいことは何だろうと自分に問い直したんです。そこで浮かんだのが“建築”。
資格がなくても挑戦できるところもあるし、自分の力でつくるって面白そうだなと思って。そんなときに「栄建」のスカウト面談を受けてみないかと声をかけてもらったのが、今につながっています。
やる気さえあればやらせてもらえる環境がある。それが、入社の決め手でした。
ー 実際に入社してみて驚いたことはありましたか?
正直、「建築業界=休みなし&残業まみれ」だと思ってました。でも、全然そんなことなくてびっくりしました。
確かに土日完全休みではないですが、日曜日が当番勤務だった場合はしっかり振替休日があるし、フレックスでコアタイムは10:00〜16:00。必要な時間を自身で調整して確保すれば、柔軟な働き方ができるんです。建築業界でこんな働き方ができるのは想像していませんでした。
ー 現在のお仕事内容について教えてください。
今は現場監督として、受注してきた案件を管理しています。例えば、図面作成・見積もり・工程管理・現場でのやりとり・引き渡しまで一貫して担当しています。
ちょっとしたリフォーム案件もあったり現場ごとに違う面白さがあるし、自分の手で回していける感覚が楽しいです。
ー 栄建やフォレストグループ全体としての魅力は何ですか?
「建てる」だけじゃなくて、「どこから木を持ってきて、どう加工するか」まで遡って学べるところですね。フォレストグループは、林業から製材、建築、店舗運営まで全部つながっているので、ものづくりの背景が見える。
現場だけじゃなく、もっと広い視点で建築を捉えられるようになりました。
ー 働き方や丹波での暮らしについてはいかがですか?
今は子どもが3人いて、家族との時間を大切にしたいと思っているので、今の働き方はすごく合っています。
朝は自然の中で子どもと過ごして、夕方は帰宅してご飯を一緒に食べる。そういう当たり前のことがちゃんとできるようになりました。
丹波市には移住者向けの補助金制度もあって、3人目の子どもには50万円の補助も出ます。「移住は大変そう」って思う人も多いけど、意外とハードルは低いですよ。
ー これからのキャリアについて、どんな挑戦をしていきたいですか?
いずれは、自分で設計してリノベ案件を担当できるようになりたいです。まだまだ設計や管理に関しては学び途中ですが、少しずつ自分の幅を広げていきたいと思っています。
ー 最後に、転職や移住を迷っている方にメッセージをお願いします。
迷っているなら、やりたいことを見つめ直してまず動いてみたらいいと思います。
不安があるのは当然。でも、動かなきゃ何も始まらない。一歩踏み出せば、意外とちゃんと道は見えてきますよ。
“現場のプロ”として、一歩ずつ力をつけながら、暮らしと仕事のバランスをとっていく。建築の楽しさも、自然の豊かさも、家族との時間も大切にしたい。小林さんの働き方は、そんな欲張りな希望にしっかり応えてくれる環境があることを教えてくれます。