【読書研修】セカツク社員の推薦図書 Vol.6 | 株式会社セカツク
こんにちは!採用担当の恩田です☻セカツクでは内定が決まったら、毎月「読書研修」が行われます!弊社には仕事に役立つ推薦図書があるのですが、読書研修ではその推薦図書を読み、web上で社員とアウトプッ...
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こんにちは!採用担当の恩田です☻
セカツクでは内定が決まったら、毎月「読書研修」が行われます!
弊社には仕事に役立つ推薦図書があるのですが、読書研修ではその推薦図書を読み、web上で社員とアウトプットをしていくんです♪
そこで、定期的にセカツク社員の個人的な推薦図書を紹介しています!
「本棚を見れば、その人が分かる」という言葉があるように、セカツク社員の好きな本を知る事で、セカツクの雰囲気を知っていただけたら嬉しいです♪
第七回目は7月に入社したばかりの河野さん!
前回のストーリーも併せて、是非ご覧ください(^.^)
私は元々哲学とか心理学みたいなものが好きなので、「時間と自由」がおすすめです。
超難しい本で、10代のときは全く理解できませんでした。大人になって何回か読むうちに、ちょっとずつ、この本の淵が見えてきたというか…。
一日は24時間とか、一週間は7日間とか、人って無意識に区切って生きてるんです。でも、実際は繋がってますよね。そういう時間に対する考え方を教えてくれます。
例えばなんですけど、人の目ってすごく気にするじゃないですか。若い子とか特に。「こう思われたい」とか嫌われたくないとか。
だけど、その人たちって三年後に自分のこと覚えてるかっていったら、まぁほとんどが忘れてるし、百年後にはもう生きてないじゃないですか。
自分のことをずっと覚えてる人ってそんなにいないので、「こう思われたら嫌だなぁ」っていう気持ちも時間とリンクさせて考えると、めちゃくちゃ大したことないなぁって。だから、しょうもないことや答えが出ないことで悩むことがなくなりました。
自分の軸ができるきっかけとなった私のバイブル的な本です。
もう一つは「ものぐさ精神分析」。
私は結構考え方が純粋で真っすぐってタイプじゃなくて、卑屈なタイプなんです。自分も含めて人間は愚かだなって思う事象があまりにも多すぎて、犯罪学や心理学を勉強したり、犯罪者の裁判の傍聴に行ったりしました。
この本は人が今までやってきた歴史を精神的に分析しています。私が印象に残ってるのは、自己嫌悪は一番手っ取り早く何もせずに自分を守れる方法だということです。
何か失敗したときに「自分は本当にダメだな」って思うのって、自分を傷つけてるんじゃなくて、自尊心を守ろうとしているだけというか…。自己嫌悪を続けて自分を守ろうとしているだけで、特段何も行動してないのに何かした気になるっていう悪循環なんです。
そういう人間がやりがち、陥りがちな気持ちを分析している本です。結構シビアに人間の精神を分析しています(笑)この本もバイブルですね。卑屈な自分に合っているというか。
概要:時間を、時計のような区切られた点の集まりではなく意識の内的持続の中に見る。19世紀実証主義哲学を批判し、人間の意識と科学の因果律の違いを説いた、ノーベル賞哲学者の代表作。
引用:
概要:日本は黒船来航ショックを病因的精神的外傷とする精神分裂病質であると診断した「日本近代を精神分析する」代表作
引用:
いかがでしたか?
物事を深く考える河野さんらしいチョイスでしたね!
セカツクではアルバイトから社員まで、従業員全員に蔵書を貸し出しています。
少しでも気になったら気軽にご応募ください!