「本当の意味で、人生を幸せに暮らせるための力になりたい。」医療法人が予防・未病事業に本気で取り組む理由
~新型コロナウイルス感染症流行による開院以来の大打撃~2020年1月、日本で新型コロナウイルス感染症の発生が確認されて以降、私たち医療機関は未曽有の困難に直面しました。感染リスクを不安視し、受診をためらう人々の増加により、2020年度の患者数は著しく減少しました。特に、梅華会の運営する小児科・耳鼻科は、他の診療科に比べて最も大きな影響を受け、前年比マイナス30%(小児科)と、前年比マイナス20%(耳鼻科)という厳しい数字を記録しました。この状況に直面した時、今後は従来の保険診療だけでは持ちこたえられない、と危機感を覚えました。将来にわたる組織の安定を考える際、いかなる逆境にも立ち向かえる...