代表取締役:亀山 強
ITバブル真っ只中、Webエンジニアになる。月間300hの稼働を経験。
その後フリーランスのエンジニアに転身、26歳の時に株式会社C4Cを設立。
2019年から積極的な採用計画をし、15期に向けて100名体制となるよう組織一団で前進中。
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インタビュアー:
13年継続してきたC4Cの歴史や今後のビジョンについてお話を伺いたいと思います。
本日はよろしくお願いします。
ーーまずはじめに、C4C立ち上げの経緯を教えてください!
会社設立を考え始めたのは、24,25歳ぐらい、業界経験が7年ほど経った頃です。
理由は大きく以下の2つでした。
・自分のエンジニアとしての限界値が見えた
・エンジニアにとってもっと働きやすい環境があったらいいなと思った
ITバブルと言われた時代を乗り越えてきて、実際の経験年数は7年でも、10年以上やってる感覚がありました。
当時は自分のエンジニア能力に限界を感じ始め、社会に対してさらなる価値を提供するにはどうしたらいいか悩むと同時に、SES事業の弱点もなんとなく見えていたので、「もっとエンジニアのためになる会社ができるのでは?」とぼんやり考えていました。
最終的には、小さい頃から「貧乏」だったということが自分の背中を押して、C4Cの立ち上げを決意したのだと思います。
インタビュアー:
エンンジニアとして限界を感じつつも、それ以上のパフォーマンスを出していくにはどうすればいいのかと考えて行き着いたのが、「起業」だったんですね。
そんな立ち上げから今年の4月で丸13年が経ちました。この13年で様々な変化があったのではないかと感じています。
ーー亀山さんから見てC4Cはこの13年でどのように変化してきましたか?
『エンジニアが作ったエンジニアのための会社』を理想とすると、それに近づいてきた気がします。
4年ほど前まではリファラル採用を中心に組織を拡大してきましたが、その後は採用の主軸をリファラル採用からエントリー採用に移行し、今では会社が求める人材を明確に発信して、一定の基準で採用活動をしています。
また採用の変化に合わせて「教育に力をいれる」と決め、その体制づくりにおいて請負開発事業部の立ち上げを行いました。
C4CはIT技術を売る会社ですが、教育業に近いと感じています。
ただ技術力がある人を採用するのではなく、会社の想いに共感してくれる人を採用し、長期的な目線で育て、社会的価値のある人材にしていくことが会社の価値だと思っているのです。
その想いがメンバーに伝わり、会社を盛り上げようとしてくれる仲間が増えていると感じています。
それが今のC4Cの良いところかもしれません。
インタビュアー:
「教育業に近い感覚」というのは、会社経営をする側ならではの目線かもしれませんね。
話を聞いていて、この13年で理想の組織になりつつあると実感していることが伝わりました。
より高みを目指すべく様々な計画を立てていると思いますが、その中の一つに『15期までに10億円企業』という目標がありますよね?
ーー今後のビジョンとして『15期までに10億円企業』を掲げているのはなぜですか?
何かを続けるためには「成長」が必要です。
その成長度を測る指標として、15期10億円という目標を立てました。
また、経済的・経営的視点から考えると、C4Cの市場を大きくしていくことで仕事の選択肢拡大に繋がると信じています。
わかりやすく島に例えて話をしましょう。
人口100人の島があったとします。その島の経済圏は小さく、職業も農業や漁業など限られたものになりますよね。
しかしその島の経済圏が大きくなり10,000人になったらどうですか?きっと農業、漁業以外に魚の仕入業や加工業、それを配達する流通業などが増えると思います。
このように一次産業から二次産業へ発展して、選択の幅も広がります。
エンジニアも一緒です。市場(会社)を大きくすることで、技術の選択肢が増えると考えています。
インタビュアー:
わかりやすい例えで説明していただきありがとうございます。
会社が大きくなれば技術の選択肢が増え、所属するエンジニアが求めている技術を叶えてあげることができそうですね!
会社を大きくすることの重要性は理解したのですが、それをどう実現していくかが気になるところです。
ーー「15期までに10億円企業」に向けての具体的な施策はありますか?
ここ数年で10億円の売上を達成する基盤づくりをしてきました。
■教育について
採用した方が3年で一人前になるように教育、計画を立てています。
一人前に成長した後、経験が3年未満のエンジニアをマネージメントするリーダーとして活躍してもらう仕組みです。自分が教える立場になり技術をアウトプットすることでより一層成長にも繋がります。
■SES営業について
まずはさらなる取引先の獲得です。
そして商流も三次受け・四次受けのような末端で仕事を受けるのではなく、二次受けまでに制限し顧客に近い立場で仕事ができるように強化していきます。
■採用について
毎年8人前後の採用を続け、100名体制を目指します。そのための採用力と、社内外への広報力の強化をしていきます。
今現在は若干ペースが遅れていますが、基盤づくりが完成すれば自然と10億円が見えてくると思います。
インタビュアー:
教育、営業、採用の三方向からアプローチしていくということが分かりました。
エンジニア目線としては、3年で一人前を目指すスピード感で成長していくことが求められているんだと知ることができて良かったです。
インタビュー全体を通しても、会社のこれまでとこれからがわかる良い時間でした!ありがとうございます。
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インタビュー内容はいかがでしたか?
今後C4Cがどこに進んでいくのか、エンジニアが今求められていることは何かなどが具体的に見えたのではないでしょうか🌟
亀山さんの話にもありましたが、C4Cは会社の想いに共感してくれるメンバーを随時募集中です。
少しでも興味を持っていただけた皆さん、まずはカジュアル面談でお待ちしています。