岸保産業は業務用厨房用品の専門商社として、創業から約80 年にわたって培ってきた業界トップクラスの経験とノウハウを武器に、全国70万点以上の飲食店様に向けて厨房用品をお届けしています。日本の外食産業を支えるプロフェッショナルとして、挑戦心を持ちながら進化を続けてきました。
今回はそんな岸保産業の人事に携わっている平澤さんに、岸保産業の特徴と求める人財についてお話をうかがいました。
1.岸保産業とは
岸保産業は「老舗だけどベンチャー気質」というキャッチコピーを使用していますが、これにはどのような意図が込められているのでしょうか?
岸保産業は約80年にわたって飲食業界を支えてきた老舗商社です。その歴史の中で培ってきたノウハウや顧客とのつながり、経営の基盤は、我々の強みです。一方で、ビジネスのスピード感や経営形態など、老舗ならではの課題もありました。そこで現社長の岸さんをはじめ社員一丸となり、会社の変革やIT・DXを用いた業界の課題解決への挑戦など、様々な取り組みを行っています。今の岸保産業は、安定したビジネスの基盤とベンチャースピリットが掛け合わさった形になっている。まさに「老舗だけどベンチャー気質」な会社です。
待遇面や職場環境にはどのような特徴がありますか?
岸保産業では年に一度、リフレッシュ休暇という名の長期休暇を取得できます。会社の設定した期間の中で、自分のタスクとプライベートのスケジュールに合わせて、好きな時に長期休暇を取得してもらえます。もちろん通常の有給休暇もしっかりと取ってもらえます。
それから、社内でのコミュニケーションは非常に重要視されていますね。というのも、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)がなければ、どんなタスクに取り組んでいるのかが見えなくなる。そうなれば、仕事がうまくいっているのかわからず次のタスクが降ってこなかったり、逆にタスク過多になってしまったりする。こうしたリスクがありますから、上司やチームメンバーとのコミュニケーションには重点を置いています。
コミュニケーションの円滑化を目指した具体的な取り組みとしては、上司との1on1ミーティングの設定、懇親会などの活用が挙げられます。特に我々は中小企業で部署間の連携も必要不可欠なので、こうした取り組みは大切にしています。社員全体で会社のMissionやValueを共有し、会社として一つの目標に向かって走れるような環境づくりを行っています。
2.岸保産業のMission
岸保産業はMissionとして「厨房用品の商流と物流をスマートに」を掲げていますが、これにはどのような意図が込められているのでしょうか。
我々のような商社とエンドユーザーである飲食店様の間には、販売店様の存在があります。一つの業界の中で各々がうまく役割分担をしていくことで、業務用調理器具をお客様のもとに届けることができているわけです。しかし、飲食店の裏側にあたる厨房周りに関わるシステムは、まだまだアナログなのが現状です。非効率なシステムは業界全体の負担となり、売り上げの伸び悩みや人材不足にもつながってしまいます。
このような業界全体が抱える課題を解決するため、岸保産業はITとDXの力で効率的な商流や物流のシステム作りに取り掛かっています。「厨房用品の商流と物流をスマートに」というMissionには、飲食業界全体の未来を明るくしようという意思が込められています。
3.人事担当者が語る「岸保産業のValueを体現する人材像」とは
岸保産業では「Challenge, Professional, Passion」という3つのValueを掲げていますが、これについて詳しくお伺いできますか?
岸保産業が特に大切にしているのは、変化を恐れず様々なことへ挑戦し、自分自身も会社とともに成長すること、仕事に対する誇りと責任を持ち続けること、そして楽しみながら情熱をもって仕事に取り組むことです。もちろん最初から業務用厨房用品に関心があってこの分野が大好き!というのは珍しいと思いますが、やっていくうちにどんどん好きなことを見つけていって、情熱をもって仕事に取り組んでほしいと考えています。
またこのValueを実現するために必要なものを各々が考えて、実際に様々なタスクの中で体現していくというのが、我々の目標としているところです。
入社後の最初の1年で、社員にどのような姿勢を求めますか?
まずは、学びを前向きに受けとめ、成長する意欲を持っていることです。特に最初の1年は仕事の基礎を固める時期ですから、一つ一つの仕事に丁寧に取り組んで、基本のルールやマニュアルをしっかりと身に付けるということが重要です。それから、これは入社1年目に限りませんが、部署間やチーム内でのコミュニケーションを通じて、会社のMissionやValueの波及にも積極的に貢献してほしいなと思います。
採用したい人材に共通するスキルはありますか?
様々な部署がある中で何か一つに絞るのは難しいのですが、やはりコミュニケーション力ですかね。これは決しておしゃべりが上手というわけではなくて、会話のキャッチボールが成り立つ、そして会社にとってプラスとなるようなアクションが伝播できるという意味です。面接では問いと答えが一致しているかという点が、コミュニケーション力を見るポイントになります。
それから、自分の意見を持っているというのも重要です。これから様々な仕事に挑戦していくことになると思いますが、その中で自分はどうありたいかというビジョンを描けると、さらなる成長にもつながります。
4.岸保産業で働く魅力とは
社内の雰囲気や文化はどのような特徴がありますか?
実際に働いていて感じるのは、風通しがいい会社だなということです。例えば、上司を呼ぶときに役職名は使いません。社長のことも全社員が「岸さん」と呼びます。小さなことかもしれませんが、こういったところから部署内外でのコミュニケーションが円滑になるようにシステム作りがされているのは、岸保産業の特徴かなと思います。必要に応じて役員と直接話す機会も得られます。同時に、会社としてのピラミッド構造はもちろんあって、プロジェクト自体はしっかりとシステムが構築されたうえで進んで行きます。
岸保産業で働く魅力や、社員がやりがいを感じる瞬間はどういったところですか?
長い年月をかけて培ってきた国内の顧客とのつながりも大切にしながら、時代の移り変わりに合わせた挑戦を続けるところは、岸保産業の魅力の一つです。それにより会社がどんどん成長していますし、そのなかで各社員がチャレンジできる環境があります。みんなが飲食業界の未来を見て仕事をしているというのも、働く上で大きなモチベーションになります。それから、パフォーマンスに対する評価が昇進や昇給といった形ですぐに反映されますね。こうしたところでベンチャー気質の動きの速さが生かされています。
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仕事もプライベートも全力で楽しむ平澤さん
5.岸保産業への応募を検討されている方へ
最後に、応募を検討している人に特に伝えたいことはありますか?
岸保産業は、多様なバックグラウンドを持つ社員がどんどん集まってきていて、今まさに会社として発展している最中です。そして同時に、長年にわたって培ってきた安定したビジネス基盤もあります。いわば老舗とベンチャーの良いとこどりですね。そんな環境の中で新しいことにチャレンジして、飲食業界の未来を明るくしたい、面白い未来を描きたいという人を、私たちは求めています!
人事目線からみた求める人財像、いかがだったでしょうか?就職活動に少しでもお役に立てば幸いです。
岸保産業へ少しでも興味を持っていただけましたらぜひカジュアル面談でお待ちしています!