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これからのデザイナーに求められる事

はじめまして。


フィグニーでデザイナーをしている今井です。
バナー写真は僕が描いた絵になります。

まず、僕が何者なかのか、自己紹介も兼ねて経歴を簡単に書かせて頂きます。
アニメーターを7年間ほど経験した後に、主にソーシャルゲームの3DCGやキャラクターイラスト作成などを6年ほど経験してきました。
この会社には去年の7月に入社したので、ちょうど1年経ちます。

今回、このWantedlyの記事を書く機会を頂いたので、僕の職業であるデザイナーについて、書いてみようと思います。
その為デザイナー向けの内容になりますが、この会社で働いてみたいと思っている方の参考になれば嬉しいです。

デザイナーという仕事について

まず、僕がどんな仕事をしているかを説明します。
前述の通り、僕の役職はデザイナーになります。
一見、華やかな職業に見えるかもしれませんが、実際には地味で過酷な仕事です。(どの仕事もそうだと思いますが)


デザイナーといっても、一括りに捉えている方もいるかもしれませんが、
さまざまな種類があります。

製造物などをデザインするプロダクトデザイナー、広告や商品パッケージなどをデザインするグラフィックデザイナー、WebサイトなどをデザインするWebデザイナーなど、さまざまなデザイナーがいます。その分野は多岐にわたり、活躍の場によって求められる知識や技術も異なってきます。

僕の肩書きは3D&2Dデザイナーになります。
フィグニーでもこの1年間、3DCGや2Dイラストの仕事をしてきました。
実際に携わった仕事は、色々です。来るもの拒まずに取り組んでいます。

これからのデザイナーに求められる事

さて、ここからが本題になります。
デザイナーといっても色々な職種に分かれている、と書きましたが、
昨今その隔たりがなくなってきているように感じています。

知人の同業者達の話になりますが、2Dデザイナーという肩書きでありながら3DCGデザイナーの領域に携わる事が増えてきているそうです。他の分野のデザイナーもそうなっているのかもしれません。1人が携わる業務範囲が広がってきているようです。

なので、これからはデザイン全般に対応できる人が、デザイナーとしての価値が高くなってくると思います。
その為には色々な事に興味を持って、幅広い知識を身に付ける必要があります。

例えば、世の中にデザインされていないものはほとんどないので、ネットの広告などあらゆるモノに対して「自分ならどうすか?」と常にアンテナを張って考えるようにしたり、仕事以外でデザインの勉強をしたり、たくさん引き出しを増やす必要があります。(これは僕自身なかなか出来ていないので説得力がありませんが、大切な事です)


また、いかに技術やセンスが優れた人であっても、長年同じ分野で業務を行っていると、ワンパターンに陥り無難なモノを提案してしまう為、常に「魅力的なモノとは?」を自問し続け、スキルアップの為の努力を怠らないことが大切です。(これも実際やるとなるとなかなか難しいんですが、大切な事です)

逆に、1つの分野だけをひたすら突き詰めたい、という職人気質な方は向いてないかもしれません。
ですが、逆に自分の守備範囲が広がり仕事の幅が増える、という事です。
色々と厳しい状況になってくると思いますが、表現方法は増えるのでクライアントの要望に対して柔軟に対応する事が出来ます。

デザイナーはアーティストではない

クライアントという言葉が出ましたが、僕たちの仕事はクライアントが必要とするモノを提供する事です。
決して独りよがりのモノを作ってはいけません。
デザイナーの多くは、絵を描く事やデザインをする事が好きでこの職に就いたと思います。そういった創作活動で独自のモノを表現する事に喜びを感じている方も多いかもしれません。

しかし、それがどんなに素晴らしいモノだったとしても、クライアントが求めるモノでなければ、仕事として成立しません。それはただのエゴになってしまいます。
人の手で作る以上、エゴが出てしまうのは仕方がない事ですが、そこは常に客観的な視点を意識しながら作業を進めていく事が大切です。(このバランスがなかなか難しいんですけどね)

また、クライアントの要望についてですが、必要なものが明確に決まっていないまま依頼に来るクライアントも少なくありません。(というか大半がそう)
そういった場合、打ち合わせで細かく要望を聞き出しましょう。決して曖昧のままにして、好き勝手に作業を進めてはいけません。後々クライアントとの食い違いが起こり、トラブルの元になります。

フィグニーに1年在籍していて思う事

フィグニーの従業員は数十名で、その中でエンジニアの方の比率が多く、僕は社内で数少ないデザイナーの1人になります。
その為、デザイナーである僕が仕事を任されると「自分で判断して決める」事が多くなります。
もちろんチームで仕事をしているので他のスタッフと話し合いながら決めますが、デザイナーは自分1人の場合が多いので、デザイン部分は自分で決めます。

これは一見マイナスに思われるかもしれませんが、逆に良い環境だと思います。
「言われたからやった」「頼まれたからやった」ではなく、意識的に頭を動かして自分で決めて、主体的に行動する。その積み重ねが、自分を成長させてくれる大きな糧になると思っています。

また、周りのメンバーは熱意を持って仕事に取り組んでいる方ばかりです。それは異業種でも良い職場環境だと思います。

あとはその環境のなかで1つずつ自分で試行錯誤してみて、デザインそのものの考え方を深めていけばいいのです。

以上になります。
まとまりのない内容になってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

よければこの自由と責任が求められる環境で、一緒に仕事をしてみませんか?
良い経験になると思いますよ?

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