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受託開発がメンバーの成長の近道。自社サービスも開発するpluszeroが、それでも受託開発を続ける理由──COO森・CTO堀内

自社サービス開発はエンジニアにとって魅力的な仕事の一つ。plusuzeroでも自社サービス(SaaS)の開発を手がけています。

一方で、受託開発だからこそのやりがい・面白みがあるのも事実です。弊社は2018年の設立以来、受託開発を事業の柱にして歩んできました。受託開発を通じて得られた知見やノウハウも社内に蓄積されています。

そこで今回は、CTO堀内 暢之とCOOの森 遼太に、エンジニア視点・事業視点から見た受託開発の魅力を聞いてみます。

写真左:代表取締役社長COO・森遼太(以下、森)
東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻博士課程修了。産業技術総合研究所CBRCにて統計や人工知能を活用した生物情報解析に従事。数学を使った理論やモデルが好きで、能力テスト理論開発、個人ゲノムに基づく疾病リスク推定、自動査定や人や文字の画像認識といったプロジェクトを主導。
写真右:CTO研究開発担当・堀内 暢之(以下、堀内)
東京大学工学部電気電子情報学科卒業。大小分野も様々なプロジェクトを多数経験し、フロントエンド・サーバーサイド・インフラ(特にAWS)の全てをこなす。またビジネス面も理解し、新規事業の立ち上げのサポートが得意。

受託開発のイメージには誤解がある

森:
受託開発は社外の人と一緒にプロジェクトをまわすことが大半なので、自社開発に比べ、コミュニケーションに齟齬が生じやすいイメージがありますよね。発注元のクライアントとの距離が遠いほど、複数の会社が間に入ることになり、関係各所との調整はさらに苦労することもあります。

また受託開発と聞いて懸念されることの一つに、納期の厳しさも挙げられます。自社が不利になる条件でプロジェクトを引き受けると、社員が疲弊するまで働くことになる。でも、早期に売上を立てようと焦るあまり、条件が良くない状態の案件を受注し続けてしまう。結果的に、自転車操業のような悪循環に陥るおそれがあります。

堀内:
森の言うとおり、受託開発の性質上、コミュニケーションや納期の面で難しさがあるのは一理あります。ただ、長く受託開発に携わってきた立場として、受託開発のネガティブイメージには、勘違いから生まれたものも多いことをお伝えしたいです。

例えば「自由に開発したいから自社開発の方が良い」という意見がありますが、自社開発=自由とは必ずしも言い切れません。自社開発だからといって、やりたい技術だけを扱えるわけではないからです。むしろ、過去に開発したものがしがらみになる「技術的負債」が生じて、技術選定が制約されることもあります。

よくある勘違いとしてもう一点挙げられるのは、「受託開発は短期間で終わってしまうため、サービスを育てる面白さを感じられない」という懸念。

ただ実際には、新規開発の場合は追加開発や運用もセットでご依頼いただくことが多く、「受託だから納品したら終わり」ではないケースもあります。そのため受託開発であっても、エンドクライアントの声をもとにした追加開発や運用など、サービスを育てていく過程に携わることもできるのです。

飽きがこないのが受託開発の何よりもの魅力

堀内:
pluszeroでは3〜4ヶ月スパンで新しい案件に取り組めるため、繰り返し作業がほぼありません。毎日パズルを解いている感覚で非常に楽しく、飽きないですね。

私は特にコーディングが好きなこともあり、自分で作ったものが動くと単純に嬉しさを覚えます。またリピート依頼がきたときはやりがいも感じます。前回の仕事にご満足いただけたのだと実感できる喜びは、受託開発ならではですよね。

これに加えて、弊社では幅広い規模のプロジェクトを手がけていることも魅力の一つです。大規模な案件だとリスク回避のため保守的な技術選定になりがちですが、小さな案件では新しい技術にチャレンジしやすい。

流行りの技術や気になっている技術を試せる機会は、エンジニアとして成長につながると思います。

受託開発で得られた経験が自社開発に役立

森:
受託開発では、要件定義・開発・納品(必要に応じて保守運用)の流れが一般的です。

しかしpluszeroにおいては、ざっくりとしたビジネス課題をご相談いただき、それをITを活用してどう解決していくかという、要件定義よりもさらに上流の「ITコンサル」のような工程から関わらせていただくこともあります。

求められたものにしっかり結果を出すことで、より上流工程の案件をご依頼いただけるのです。

クライアントのなかには自社で開発チームを設けていないケースもあるため、その場合は、pluszeroがその企業のIT領域を支えることもあります。

このように、受託開発によって得られる各業界の課題や問題意識は、pluszeroがサービス開発を進める際の参考になります。いわば、マーケティング的な機能を担うわけです。

特にpluszeroでは、特定の業界に絞った案件獲得を行っていないため、ある業界が下火になっても仕事がなくなる心配はありません。こうした観点でも、安定的なポートフォリオを組めていると言えるでしょう。

受注開発のトラブルは工夫次第で防げる

堀内:
受注開発を円滑に進めるには、2つのフェーズにおいて大切にすべきことがあります。

1つは、案件を受けるとき。ここでは、間に会社を挟まずお客様と直接やり取りすることを徹底しています。先述したとおり、間に入る会社が増えれば増えるほど、調整やコミュニケーションの難易度が上がるためです。また相手の要望を何でも受け入れるのではなく、できる・できないを明確に伝えておくことも基本ですね。

さらにpluszeroでは、システム開発とAI開発の両方が求められる案件に積極的に挑戦しています。双方をハイレベルに開発できる会社は意外と少ないので、価格競争に飲み込まれないためにも大切な視点です。

2つめは、プロジェクトが進行しているときです。スムーズに開発を進めるためには、クライアントと相談や調整がしやすい関係性を作っておくことが肝になります。

森:
お客様との期待値調整や状況を率直に共有しあえるような関係性構築は、エンジニアではなく、アカウントエンジニアの仕事となります。

特にAIが絡むと課題の抽象度が上がったり、どの程度の精度が出るか予想できない仕事も多くなる傾向にあります。このような場合、クライアントの期待値調整は必須。本当に大切なポジションです。

またこれは受託開発に限った話ではありませんが、メンバーの心身・健康状態の把握も外せません。なかには過度に自分を追い込んでしまうメンバーもいるため、1on1や月1のアンケートで状態を確認し、早期にフォローできるように努めています。必要に応じて配置転換をすることもありますね。

受託開発・自社開発の両輪をまわし続けたい

堀内:
受託開発はコストパフォーマンス・納期が重要視されるため、一つの事象にこだわりすぎてしまう人には難しい部分があるかもしれません。特定の言語や開発手法を貫きたいと思うあまり、自分のこだわりから外れてしまうことに苦痛を感じてしまうのではと考えます。

一方、興味関心の幅が広い人には楽しめる環境だと思います。というのも、クライアントの課題によっては、開発部分だけではなく、マーケティングやデザイン的な観点を交えた提案をする必要もあるからです。

そのため、良い意味で「飽きっぽい」タイプが向いていると思うのですが、こうした方は自社開発を主軸とする企業では転職を重ねてしまいがちなので、ジョブホッパーになるおそれがある。

しかし受託開発では、定期的に新規案件に携われるため、飽きることなく挑戦し続けられるでしょう。市場での競争力を身につける上では、多業界の仕事ができるのも長期的に見て強みになると思います。

森:
チームで開発をすることを是とする人も、受託開発を楽しめると思います。pluszeroでは、2〜3人の少人数から10人ほどの大規模チームで、お互いの得意不得意を活かしながらプロジェクトをまわしています。チームで進めることで、自分一人では対応できない難しい課題にも挑めるのです。

自社開発と異なり、受託開発は「納品したらまた0から開発」のため、積み重なるものがないのではと聞かれることがあります。確かに、会社としてはあくまで単発の案件ですし、何か有名プロダクトをリリースしたという意味での実績の積み重ねはないように思えるかもしれません。

しかし受託開発で得た知見自体は、会社・エンジニア双方の経験値として積み重なっていきます。自社サービス開発ではハイペースで新規開発は経験できないと思いますし、そういう意味では、受託開発の方が成長スピードは早いかもしれないでしょう。

会社はもちろん、なかで働くメンバーにとってもメリットが多いので、受託開発はやめられない。そのためpluszeroでは、今後も受託開発と自社開発の両輪をまわし続けます

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