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【コドモン21新卒 Vol.4】「新卒」を言い訳にしたくない。ひとりのエンジニアとして、価値を発揮するために〔side:Dev〕

こんにちは!みなさんに「コドモンの新卒」のフレッシュかつ熱い姿を、井戸端会議のような気軽な座談会形式でお届けしていく本企画。今回も21新卒のエンジニアたちに集まってもらいました。

収録日は、22卒の新入社員たちの内定式が行われた10月。もう後輩がやってくる!ということに月日の流れの早さを感じつつ、研修担当の「おかぱる」こと岡本遥さんと一緒に、今の気持ちや今後の意気込みなどを聞いてみました!

コドモンの新卒 (エンジニアチーム)
写真左から
・阿部さん (プロダクト開発部 保護者系販売チーム)
・江口さん (プロダクト開発部 請求チーム)
・成本さん (プロダクト開発部 保護者アプリ基盤チーム)

働いてはじめて身についた、計画性と質問力

---------22新卒の内定式が行われましたね

阿部:もう後輩が入ってくるって……早いなあ〜! 1年前は、なにもわかってなかった気がする。

江口:今はどうなの?

阿部:無知の知、って感じかな(笑)。

岡本:わかっていないことを理解する、というのは成長のために大事な一歩だね。

(写真:無知の知を得る前の江口さんと阿部さん)

---------内定式のときと比べて、今の自分は何が変わった?

阿部:計画的になりました。自分の持っている時間は有限で、それをどう割り当てるかをあらかじめ考えられるようになったのが大きな変化です。「勢いに乗ってるけど、ここで切り上げないと明日に響くな」とか「Aはそこそこで切り上げてBをやるべきだな」って考えたり。

江口:たしかに。好きなことを好きなようにやっていた頃は自分の責任の範囲だったけど、チームでやるとなると優先順位があるからね。学生時代は大事じゃないことでも終わるまでやり切れたけど、今は違う。取捨選択して取り組めるようになりました。物事を慎重に判断できるようになった気がします。

成本:たしかに時間の使い方は割り切らないといけないところがあるもんね。

江口:わからないことは最後まで解き明かしたいタイプなんだけど、いつまでも抱えていると迷惑がかかるから、誰かに任せて次に行かなきゃいけないタイミングが増えた気がしてる。

成本:わかりそうにないのにずっとボールを持ってるのはよくないもんね。ただ、わからないって決めつけちゃうのもよくないし、質問して自分で解決できたら一番いいなって思う。

阿部:俺は「わからないです!教えてください!」って言ってるよ。

成本:質問するとき、事前に自分の中で仮説を立てておく必要はあるなって感じてるんだよね。今知っていることの範囲は狭いから、仮説をちゃんと立てられているのかな?という不安はあるけど。理にかなった質問になっているのかな、って。

江口:わかるなあ〜。自分の持ってる物差しが貧弱すぎて心配になるんだよ。

阿部:「ここまでできたんですけど、ここで詰まって……」って伝えるとよさそうだよね。質問に対応してもらうときは相手のリソースも使っちゃうわけだから、時間をもらうなりに効率のいいもらいかたをして全員の得になるようにしたいなと思うよ。

内定式からの違いでいうと、入社前はわからないことがあってもGoogle先生に聞くしかなかったところから、聞ける相手ができたことで質問するスキルがついた!個人で開発していたときだと聞く力は伸びなかったし、わからないときにチームと協力できるのは本当にやりやすい。自分ひとりで2,3時間悩むより、誰かに30分借りて解決したら、ふたり合わせても1時間のコストだから生産的だよ!

江口:質問力も伸び代か〜。そう考えたらあまり心配しすぎずに聞くことも大事かもね。今のうちに聞けるだけ聞いておこう!

成本:ちなみに、業務とは関係のない変化ですが……。僕は半年以上ずっと肉野菜炒めを食べ続けて来た結果、肉野菜炒めについて考えるのも嫌になりました。

岡本:最初の記事では「これぞ完全食です!ずっと食べても飽きないのでどんどん上達しています!」って言っていたのに、そんな結末になってしまったの……。ほどほどが肝心だね(笑)。

新卒でも、先輩たちと肩を並べて働くエンジニア!

---------最近はどんなお仕事してますか?

江口:僕は請求チーム配属になりました! 施設が保護者に保育料を請求するための機能を担当しているチームです。金額を計算するためには、子どもたちがどれくらい施設を利用したかの情報も必要なので、登降園の機能も担当しています。星加さんがPdM(プロダクトマネージャー)をやってるチームです。

自分がやっているのは、常に発生するユーザーからの技術的な問い合わせの対応や、小さな問題の対応で、ほかの忙しいメンバーに代わってガンガン仕事を取りにいくことが求められているので頑張っています。

阿部:自分はもともと保護者に関わる機能を担当するチームだったのですが、9月からチームが分かれたので、保護者アプリ基盤チームにいます。プロダクトデザイナーの小塚さんが同じチームです。アプリ全般のリリースフローの整備やブランチ戦略の整備、品質保証などを進めています。既存の課題対応もしつつ、最近は仕組みづくりの部分も結構やっていますね。

課題に早い段階で気づいて、意見交換しながら走るチームになってます。コドモンユーザーのメンバーが増えたことで、ユーザーならではの視点から意外な意見がもらえたりするのもいい!

成本:僕も保護者に関わる機能を担当するチームだったんですが、今は保護者の利用する販売チームにいます。担当している機能は、写真販売や連絡帳製本など、販売に関わる部分です。保護者の方々がスムーズに購入できるようなフローを確立することが求められています。改善すべきポイントは山積みなので「さあどうする!」とみんなで改善策の立案と修正を繰り返している感じ。みんなで話し合って進めた結果、ユーザー体験が改善すると嬉しいです。

---------チームで働く中で、心境の変化はありましたか?

阿部:学生のうちは学べたらいいと思っていたけど、今は価値を出すことが大事だと思っています。チームメンバーが少数だからこそ、自分がいい意見を言えるとチームにいい影響があるんですよ。

保護者アプリ基盤チームは自分(=新卒)と、以前から働いてるメンバーと、最近ジョインした中途メンバーが本当にフラットに白熱して話せているチームなんです。意見交換がしやすくて、仕事中のほとんどの時間、バーチャルオフィスで音声をつなぎっぱなしにして話しています。

みんなちゃんと意見を言うタイプだから「こういう修正をしたほうがいいのでは?」という意見に対して「いや、そうは思わない」と反対意見が出ることもあって。話すうちに前提の認識は合っていると確認できたから「じゃあ根拠を持ち寄ろう」ということで「なぜそう思うのか」のプレゼン大会になったりしたんだよね。そういうときに「いや〜、新卒だから勉強中ですが……」ってスタンスじゃなく、自分も価値ある発言をしていきたいって思う!

江口:阿部くんのチームの人たち熱量が強いよね。アクセル全開!

成本:僕もエンジニア3人でXPっていうアジャイル開発手法をやっていて、3人の中で責任あるひとりのエンジニアとして発言をする必要があるなって感じているから気持ちがわかる。でも、メンバーから出てくる仮説や根拠は本当によく考えられていて、自分が出す意見との圧倒的な差に引け目を感じたりもするんだよね。

ただがむしゃらになにか言おうとしても仕方ないので、今わかる範囲での整理された根拠を提示する必要がある。でも僕にわかることなんかもうみんなもわかってるよなと思って……。でも発言しなかったらバリューが出せないんだから持っているもので意見を出していくべき……っていうジレンマです。

そんな中で、メンバーは僕の発言を常に尊重して、内容と根拠をフラットに見てくれるので成長の機会としてありがたいな。間違ったことを言ってしまっても、あくまでも事実に基づいてフィードバックしてもらえるから勉強になる。

自分の発言に根拠が伴わなかったとき「議論をミスリードしてしまった」と落ち込んでいたら、エンジニアの浦中さんが「申し訳ないって気持ちは一旦置いておいて、問題を解決するために今後どんなアクションをすればいいかを考えることが責任ある態度ですよ」と言ってくれて。

江口:か、かっこいい〜〜〜!!それ、絶対いつか言いたい。

成本:だよね。過去を振り返って後悔するんじゃなく、次どうするか考えることが自分にとっても周囲に対しても価値ある姿勢だ、ということを教えてもらって、心が軽くなりました。

阿部:あんまり落ち込むことってないけど、感動しちゃった。

江口:阿部ちゃん落ち込まないの強いな……。自分は他のメンバーが対応できないタスクをひとりで対応していて、それが積み重なって『つらいな』と感じる時期がありました。

でも星加さんに「これは誰かがやらなきゃいけないことで、チーム全体を考えた時に江口くんがやるとみんな助かる。それを考えたら、やることに対する意義が見出せるのでは」と言ってもらって、それから仕事が楽しくなってきた。

成本:江口くんいい子だなあってなんか、ほろっと来ちゃった。

阿部:助かってますって言われると、頑張んなきゃな!って思うよね。

江口:あとチームのメンバーを見てて思うのは、請求っていう間違いの許されない機能を担当しているからか、みんな安定感のある印象なんだよね。タスクひとつにも、やる・やらない以外の複数通りの選択肢があるし、タスクの工数を見積もることがタスクに入っていたりする。そうやって全体を俯瞰して作業に落とし込んで、タスクに切り分けているのがすごいなって思って、仕事の進めかたを勉強させてもらってる。

成本:社会人になるまではYoutubeとかUdemyみたいに、体系的な知識をパッケージ化して提供してくれる場所で学んでいたけど、会社に入ってからは試行錯誤のなか手探りで学んでいる人たちに出会ったって感じがしてる。「こうすれば確実にうまくいく」という正解がない中で、考えて考えて掴み取っていくのがかっこいいなと思うようになりました。

阿部:たしかに……!

岡本:仕事をする中で難しさを感じながらも、たくさんのことを学んでいる姿勢がとても頼もしいな。各チームのメンバーからも、皆さん実際にチームで活躍していて、チームになくてはならない存在になっていると聞いています!この調子で新卒一年目を駆け抜けてください!

江口:がんばります! はやくコロナが終わって、もっと気軽にチームで飲みに行ったりできますように〜!

(写真:今月やっと飲みに行けた新卒エンジニアたち)


新卒の活躍や1日の流れについては、noteでもご紹介しています。
・インターン時代の江口さんの1日
・入社半年ごろの成本さんの1日

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