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老害?若害?歩み寄るために興味を持とう

どーも。堀内です。

自分はラジオを聞く事が多いんですが、お笑い芸人さんのラジオで 「若害(じゃくがい)」 というフレーズがでていました。

「老害、老害って言われるけど、若い人が常識ないみたいなのも若害じゃない?」みたいな話でした。

率直に、すごく共感しました。どっちが多数派なのか?という話だったり、若い人がネットで多く話しているから「老害」という言葉が広まったのかなと感じていたので、もやもやが言葉になった感じを得ました。

現在ではSNSやインターネットを使う人の中でも年齢差があります。
「昔を知らないことを自信満々に話されても…勉強しろよって思う」
みたいな話に笑ってしまいました。

弊社の場合はわりと年齢層が近いとは言え、21-44歳という年齢層です。
確かに23歳も差があったら子供の頃の話とか、小さい頃に常識だと思っていたことが違う、というのはよくあるのもわかります。

この◯害というのは、年齢を一つのポイントにして、除け者、仲間はずれを作ろうとしている感じですよね。

大きな会社だと、年齢層が高い人が多かったりして、年齢層の間での派閥や主導権争いのような物があるのかなと思います。その陰口のために生まれた老害という言葉なのかと思います。社会で生活する人間がそもそも高齢者が多い構造なので、このような発想が生まれるのもすごくわかります。

とは言え、自分の周りではあんまりそのように感じないなと思っています。

自虐的に本人が行ったりするケースは見るんですが、身の回りの実態としてはない印象です。
まぁ、年輩の方に頑固親父ぶりを発揮されて「いいからやれ」みたいな理不尽なことをされるとそう思う気持ちはとってもわかります。普通に生活している中で、他人の人に思うことはありますが、年齢関係なく「人に思いやりがない人」だなというシーンに出くわした時に思うだけだなとも感じます。

社内でも発生しているのかと言うと、たぶん小さくは発生しているんですが、双方の信頼関係や、相手に対する興味があることで成り立つ状態になっていると思います。実際に自分が若い人や年配の人、それぞれ上下10歳以上離れている人でも、話を聞く姿勢を持っていれば悪い印象は持たないことが多いです。昔話も面白いことも多いです。(酔っ払いが、何度もする昔話がきついだけなんじゃないかと思いますw)

後は自慢話ですね。そんな話は聞いてないよ、っていう。自分も話しているシーンがありそうで危機感がありますが、できるだけ簡潔に話すように心がけてきました笑

お互いに興味を持っていること、が会話の中では重要なのですが、仕事など関わりがある場合は、「相手が何を大事にしているのか」について考える必要があります。価値観と言ってしまっても良いかもしれません。

何を大事にしていて、何はいらないと思っているのか、細かい部分ではおそらく全員が違います。しかし、全員がこういう価値観を持っていますよ!と言いふらしていません。少しずつ関係性を築いて確認していく必要があります。

この「価値観の違い」が少ない人が気が合う、良い仲間となりうるのだと思います。
「価値観の違い」が少なくなかったとしても、認め合うことができていれば良い仲間になれます。
「価値観の違い」を吸収しない、押し付け合って、違うから嫌だ!が「◯害」という言葉を生んでいる感じですね。

ご近所のつながりなどでは、まだまだありがたいことに年上の人とのやり取りがあります。
だいたいの場合、誤解が生まれているのは双方が何も言わずに自分の価値観で物事を考えているときです。

大人になると、「自分はこういう人間です!!」という部分にブレがない人が信頼されていきます。自分の話を相手に聞きやすいように話すことも大事です。子どもは関係なくダラダラと自分の話をしますが、大人になると、その話をしない人が多いです。価値観を隠してしまっています。
価値観を隠したままでも生活できる社会です。

しかし、本当の意味での仲間は生みにくくなります。ネット上で仲間がいらない人達が◯害と言い合っているのかもしれません。擬似的に、悪口を言うことで、共感を持つ人と仲間と感じているのかもしれません。

どんな相手でも、必ず「相手に興味を持つこと」から始めることが正解だと思います。
相手に興味を持たないのであれば、接点をなくすべきで、関わらない場所に行くべきです。
大きな組織や、町とかになって避けるのは難しい場合は「無関心」であることを明確にできるとよいのかもしれません。

「好き」の反対は「無関心」ということが、よくマーケティングなどで言われます。
「アンチ◯◯」は◯◯を認めている上で嫌いと言っているので、認知度合いなど含めて上位になるからですね。何かをきっかけに好きになる可能性があります。

「無関心」から考えると、反対の言葉は「興味を持つこと」です。
興味を持って、眼の前のものに触れていくと、時間の充実度が変わります。
人の話も、人の文章も、人の行動も、興味を持って見てみてください。

このブログも僕のことを好きな人だと響くのかもしれませんね。

ではまた。

20241004 堀内文雄(新しいことに興味を持つ大人で居続けてます)

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