どーも。堀内です。
小学生の夏休みを思い出すと、プール、虫取り、海、川遊び、スイカ割り…色々思い出すこともあると思いますが、夏休みには宿題がつきものでした。
今の子供たちは我々の時代とは違うようで、タブレットで何かをやるというのが多いそうです。
夏休みの宿題って、さっさと終えればいいのになかなかやらなかったり、絵日記なんてあるもんだから、序盤に完了できなかったりで。今でも絵日記だけはなぜ欠かされていたのかよくわかんないなって思います。話を捏造した想い出しかないです。笑
「はれときどきぶた」を思い出しませんか?笑
で、残り2週間、10日間、7日間、5日間…なんてカウントダウンしてくるのに手を付けず、謎の焦燥感とだけお付き合いしたこともある人も多いのではないでしょうか?
考えれば、全部を10日間2時間ずつとかやれば確実に終わる量だったと思います。
なんなら2-3日本気出せば終わるんですよね…
なのに締切への焦りと、なんだか手がつけられないもどかしさと、楽しい遊びの誘惑と………なかなかできませんでした。
そんな焦燥感の話をしたいと思います。
「時間がない」「忙しい」は焦燥感からくるものだと思います。
実際に忙しい時期はあると思いますが、焦ったところで仕事は早く進みません。
落ち着いて一つ一つこなしていくしかありません。
以前にマルチタスクの話もしましたが、同時に勝手に終わることは、他の人がやらない限りありえません。チームでの対応として解消することはできると思いますが、夜中に小人が勝手にやってくれることはありません。
「やばい」「忙しい」「間に合わない」「どーしよー」なんてシーンは、落ち着いて対応すれば良いものがほとんどです。深呼吸して、なんならコーヒーブレイクして、やることリストに書き出してみましょう。そして、上から順にやっつけていきましょう。たくさんあると強そうですが、一つ一つはスライムです。1撃とは言わずとも、何回か攻撃すればきっと倒せます。倒せない敵はチームの仲間か上司に相談しましょう。
実際の仕事中には
・差し込み
・急ぎ(優先度変更)
・難しくて完了できない
・想定外のトラブル
などが詰まった予定とともに存在しています。
その詰まった予定を見直しましょう。
というより、最初から差し込みがあるものだと思って計画しておきましょう。
6-7割くらいで見ておかないと絶対遅延するよね、というのは社内でよく言っています。とはいえゴールから考えると、余裕ないよねっていう話はもちろんあります。
スケジュールを引くのが仕事みたいなこともあるので、よく半年、1年先の予定をひいたりします。
そんなことばっかやってると、「あれ、まだ今月は8月か」みたいに感じることも多いです。自分の中でシミュレーションを色々していると、もう年末年始の自分がいたりします。笑
まぁそんなに没入する必要は全くありませんが、予定のたて方で自分の過ごし方が変わります。
以下に焦燥感なくできるか、落ち着いて取り組めるか、パフォーマンスを最大に発揮できる状態を作れるか、ということになると思います。
タイトルに使ったのは、スラムダンクにでてくる仙道選手のフレーズです。
※スラムダンク好きすぎて読み返して思いついたのは秘密
負けているシーンで、相手にさらに得点され、点差が開くタイミングで言ったセリフです。
「まだあわてるような時間じゃない」
※著作権の問題で弊社くまちょんのコスプレにて再現しております。知らない方は「まだあわてるような時間じゃない」で検索!
この一言でチームメンバーは落ち着きを取り戻して、逆転の流れが生まれます。
まだ行ける!という希望を示すことができていますね。
とまぁ漫画の中のその後はどうでも良いのですが、自分の中で自分に「慌てるな、落ち着け」と思うときに、仙道のこのセリフが思い浮かびます。信頼できるリーダー、キャプテンに「まだあわてるような時間じゃない、落ち着こう。チャンスはある」みたいなことを言ってもらえると、勇気を持てるし頑張れますよね!
そのようなリーダーでありたいですし、各メンバーにもその落ち着き、気持ちの切り替えを持ってほしいなと思います。
焦燥感を作っているのは、大体の場合自分自身です。
もちろん、周りの人に急かされるケースもあると思いますし、プロジェクトマネジメントをする側からすると「いつ終わりますか?」「もう少し早くなりませんか?」という問いはあって然るべきものです。
その中で、慌てずに落ち着いて対処する。急ぐ時はもちろんありますが、無駄な焦燥感を排除しながら、日々の生活を送りましょう。
どんなに忙しい時でも、きちんとした計画のもとで毎日のゴールテープをしっかりきっていれば、絶対に大丈夫です。
今は あわてるような時間じゃない です。
ではまた。
20230818 堀内文雄(ここまでサッカーサッカー言っているのにベスト漫画はスラムダンク)