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「カルチャーフィット」を重視した独自の採用法、エンジニアにとって働きやすい会社へ

2019年現在、クラスメソッドの社員数は年々増加しており、これまでのキャリア採用に加え、新卒採用なども行っています。そこで今回は採用専任として入社し、人事部門の新規立ち上げを行った西 博之から、クラスメソッドに入社希望されている方々へ、求める人物像やお伝えしたいことを詳しく紹介します。

成長期につき中途採用は年間100人。新卒採用、始めました

「エンプロイーサクセス部」という部署で、人事業務全般を担当している西博之です。一般的には「人事部」と呼ばれる部署ではありますが、「社員の成功を支援する」という想いを表現するために、このような部署名にしています。

今のクラスメソッドは売上規模がどんどん拡大しています。それにともない人員数もかなり増えており、新規採用は毎月5~10人程度にものぼります。300人くらいの会社規模で年間約100人採用しているという数字から、その増員スピードの速さがわかっていただけるのではないでしょうか。

これだけの採用数ですから、応募してくださる方を探すにも、幅広くいろいろな方法を積極的に試しています。これまで中途採用のほかに、リファラル採用の強化や海外での採用活動、そして来年の4月入社を見据えて、現在は新卒採用も始めました。新卒採用は今まで窓口を設けていませんでしたが、新卒向けの説明会をしたり、学校を訪問したりして、まずは学生の方にも会社を知っていただくところから始めています。

採用にあたって最も重視しているのは、「当社のカルチャーにフィットした人か」という視点です。具体的に3点挙げるとしたら「技術が好き」「学習エンジンがある」「なんでもやってみる」でしょうか。

自分から積極的に「これをやりたい」「これを教えてほしい」と発信すれば、「これでもか!」というくらい周囲のサポートがある環境です。自発的に勉強したい方にはとても居心地が良いと思います。

新しいことや良いと思ったことはどんどん取り入れる社風ですので、 時には業務範囲でないような仕事が発生することもあるかもしれません。そういうときでも、「わかりました、まずはやってみますね!」と言える方と、一緒に気持ちよく仕事をしたいですね。

またクラスメソッドは8割以上がエンジニアで構成される会社ですが、事業拡大に伴い営業職も募集をしています。現在営業として活躍しているメンバーはIT業界出身ではあるものの、技術者ではない方がほとんどです。ポジションによってはポテンシャル採用ということもありますので、会社のカルチャーに興味持っていただけたら、まずは一度応募していただければ幸いです。

「部署全員OK」が原則 “クラスメソッドらしい”驚きの採用面接

弊社の採用にあたっては、技術力はもちろんですが、カルチャーフィットすることをとても重視しています。でも、それをどうやって判断するのかと疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。そこで、簡単にクラスメソッドの選考がどう進行するのかをご説明します。

応募書類が通過した場合、まずは一次面接を行います。ここではエンジニアではない人事のメンバーが、カルチャーフィットしそうかどうか確認します(部門によっては、エンジニアが一次面接をする場合もあります)。これは通常の面接とあまり違わないと思います。

そして一次面接に合格したら、技術課題をお伝えして準備していただき、二次試験でその課題を面接官の前で行っていただきます。課題に対してどう取り組んでいるのか、どう考えたのか、どこまで調べているのかなどを見て、採用を判断します。

特徴的なのはこの二次面接です。基本的には配属予定部門の社員が複数名同席します。ですから人数が多い部門の場合は、応募者1名に対して十数名の社員が同席することもあります。もちろん全員がその場にいるとは限らず、リモートでの参加の社員もいますが、二次面接はこの同席した全員が「OK」と言った人しか採用しないことが原則です。もし上長がOKと言っても、ほかの人がNGと言ったら採用しません。

また、課題を行っていただく方式の面接のため、長いと3時間くらいかかることもあります。すごいコストのかけ方ですよね。それを毎月各部署複数名やっているんです。普通は入社面接といっても2~3人程度の人事部や部門長が会うだけ、しかも30分程度の会話で判断しているわけです。この差だけでも、かなりの工数をかけて採用をしているということがおわかりいただけると思います。

これは私がクラスメソッドに入る前からの採用方法で、クラスメソッドらしい、特徴的な採用だと思います。こんな方法ではなかなか採用できないのではないかなと思っていましたが、面接をして「一緒に働きたい人」へは、みんなすぐに「OK」を出しますので、実際には毎月5~10人が採用となっています。この方法のおかげで、自由で自発性のあるカルチャーの「血」をなるべく薄めずに、採用できるのではないでしょうか。

前職時代に制度の参考にしていた、クラスメソッドの自由な働き方

私自身がクラスメソッドに入社したのは、2018年10月のことでした。IT業界や不動産業界などで15年ほど人事全般を経験してからのことです。当時のクラスメソッドはまだ人事として独立した部門がなく、採用については各部門長が独自にやっている状況でした。

会社の規模拡大にともなって業務規模も拡大する中、「新規人事部門を開設しようとしている」という話を面接時に聞いて、「200人規模でかつ業績が伸びている会社で人事採用部門がなく、立ち上げから携わることができるのはおもしろそうだ」と思い、入社しました。

入社して3カ月程経過したあたりで、2019年4月には人事部門を独立させようという流れになり、予定より早く現在の部署の責任者になりました。過去在籍した会社でも、人事部門は多くて7~8名、少ないところだと私ひとりということもあったので、少人数で業務をこなさなければいけないことについてのプレッシャーはありませんでした。

入社後最初に驚いたのは、リモートワークの“当たり前さ”です。今まで私が所属していた会社では、人事部が地方に散らばって仕事をしているといった状況はありませんでした。そのため、東京や札幌など別の拠点オフィスに同じ部署のメンバーがいる、ということに驚きました。ですが実際に働いてみると、チャットやオンラインでのコミュニケーションはしっかり取れていると感じていますし、今となっては特に問題になるようなことはないなと思っています。

実は、前職時代に人事制度を検討していたときから、クラスメソッドが運営している「 DevelopersIO」という技術ブログやコーポレートサイトを人事制度の参考にしていたんです。リモートワークやフレックスタイム制度の記事を読んで、「働きやすそうな会社だな」と思っていました。

これからもクラスメソッドにもともとある良いところは残しつつ、今後メンバーが増えていく中で窮屈に感じない程度に、フェアな人事制度づくりをしていかなければならないなと考えています。

エンジニアの誰もが「入社したい!」と思う会社にすることが、目標

クラスメソッドは「 DevelopersIO」のおかげもあり、「この会社で働きたい!」と希望して応募してくださるエンジニアの方がたくさんいらっしゃいます。

採用担当としては非常に嬉しいですし、働いていてやりがいがあります。また、入社してみてわかったのは、本当に社員の方が楽しそうに働いている会社なんです。それが何より人事として嬉しいと感じるところです。

そのためか、離職者が少ない会社でとても定着率がいい。採用した人数がほぼそのまま社員数増加につながっているというのも、すごいことだと思います。まだできたばかりの人事部門ですが、これまでよりも働きやすい環境づくりや業績に貢献できる人材採用など、攻めの姿勢で取り組んでいきたいと思っています。

採用については、現在リファラルや海外での採用に力を入れようとしています。今ITエンジニアは売り手市場ですから、応募を確保するだけでも大変です。ご応募いただいてから、カルチャーフィットをゼロベースで判断していくとなると、それだけコストもかかってきます。

その点、リファラル採用であればクラスメソッドの文化をすでにわかっている社員が「この人ならきっと合うだろう」という人を連れてくることで、カルチャーフィットする可能性がより高まって、効率よく人材採用ができると思っています。

弊社は幸い、エンジニアにはある程度知名度のある会社になってきました。しかし営業などの非エンジニアに対してはまだまだリーチできていないと感じていますので、リファラル採用は重要になってくると思っています。

また海外にも優秀なエンジニアの方がたくさんいらっしゃいます。海外での採用も積極的に行おうとしているのは、そういった方と一緒にお仕事をするのは、新鮮で新しい発見があると感じているからです。

私たちが目指しているのは、世の中の多くのエンジニアに「クラスメソッドで働いてみたい」と言ってもらうこと。もちろん人事の力だけでできることではなく、社内の皆さんからのご協力も非常にありがたいです。この会社で採用をしていると「本当にそんな日がくるかもしれない」と思える瞬間があるんです。

今も実際に「クラスメソッドで働きたい」と言ってくださるエンジニアさんがたくさんいらっしゃって、とても嬉しいです。ただ、さらにより多くの人に知っていただき、いろんな人に応募してもらえるような会社へ成長していきたいと思います。

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