こんにちは!採用担当です。
今年もあっという間に残すところ3か月になりましたね。
秋めいてきていますし、皆さん、体調を崩さないようにお過ごしくださいね!
前回は期待の若手、Oさんが大手企業を辞めて、
超スタートアップのマーキュリーに飛び込んできたお話をお届けしました。
今回は、マーキュリーの取締役の、ベテランKさんに突撃インタビューをしてきました!
最初に感想を言っちゃいますが
「あれ?これ、この前まで見てたドラマの話みたいだ....」
っていうくらい、すごい方です!!!!!
是非最後まで読んでみてください^^
ー今日はよろしくお願いします!(緊張...)
では、自己紹介としてKさんのこれまでのご経歴を教えてください!
よろしくお願いします。
ちょっと長くなっちゃうんですけど、これが私のバックボーンになるのでお付き合いください。
1979年、財閥系銀行に入行しました。
その後、二カ店ほど経験した後、行内の留学生試験を受けて海外留学を行うことになりました。
1984年から2年間、アメリカのペンシルバニア州にある、
ペンシルバニア大のウォートン校で勉強しました。
そうそう、今話題のトランプ大統領の出身校ですね(笑)
そこでMBAを取得して、銀行に戻ったら資本市場部っていうところで働きました。
その後は出向でカリフォルニア現地の商業銀行に行くことになりました。
その頃がちょうどバブル真っただ中でして、
あちらも不動産融資の焦げ付きが多く、経営再建をミッションに現地に渡りました。
だいたい6~7年いましたが、戻ってくるときには何とか経営状況も上向かせることができました。
銀行に戻ってきたら、今度は大企業取引の部署に次長として着任しました。
ーあれ!?なんか半沢直樹みたいですね...
そうなんですよ(笑)
半沢直樹は航空会社担当でしたが、私は商社担当として働きました。
その後、他行との合併を経ましたが、引き続き同じ部署にいることができました。
皆さんも聞いたことあるような○○商事さんや○○物産が最重要顧客でしたね。
さらに、その後は証券会社に出向しました。
あ、これも半沢直樹みたいですよね(笑)
銀行だけではなく、グループ会社である証券会社の合併も行われましたので、
その取りまとめをするために企画部長として着任しました。
ここでの仕事は合併に伴う本部のスリム化がミッションにありましたので、
リストラという辛い仕事もありましたね。
その後、また銀行に戻って都内の法人営業部の部長に着任した後、
今の仕事にもつながるんですが、コンプライアンス部に異動になりました。
当時、ある問題が起こっていまして、その対応に忙殺されていましたね。
そして、金融系キャリアの最後を飾ったのが金融庁への出向でした。
その頃、ちょうど50歳を超えていたので、ずっと金融に携わってきた身として、
最後のキャリアとして金融行政に携わるのはいい経験だと思い、
金融庁へ出向することにしました。
ー金融庁への出向ってすごいですよね!?
いや、そんなことはないですよ。
期限付き公務員って言うのがあって、それで着任することになりました。
なんだかんだで、再採用もしていただけて、延べ8年間くらいお世話になりました。
金融庁では検査局でオンサイトで検査に入る部署で検査官として従事しました。
ーあれ!?今度は黒崎検査官ですか!?
あ、そうなんです(笑)また、半沢直樹みたいですよね。
最後は、主任検査官としてチームを引き連れて地方銀行を中心に検査を担当しました。
その後は金融庁を定年退職で退官し、
1社挟んで2019年にマーキュリーに入社しました。
ーす、すごいキャリアですね...。
どうしてKさんみたいな方が、マーキュリーに入社を決めたんですか?
もともと、金融庁時代からFinTechの分野には非常に興味を持っていました。
当時の金融庁長官がFinTechに非常に敏感な方で、よく話を耳にしていました。
その当時から「いつかはそんな時代が来るんだろうな...」って思っていましたね。
でも、それからFinTechって騒がれた割に、世間にはインパクトのあるものは出てこなかったんですよね。
「名前倒れだな...」って思ってましたよ(笑)
そんな中で出てきたのが暗号資産でした。
その時、暗号資産とブロックチェーンがFinTechにおいて、
中核的な存在になりそうな印象を受けました。
これならFinTechの本命になりえると直感的に感じました。
そんな時に、たまたま都木社長にお声がけいただいて、
まさに私と同じように「暗号資産・ブロックチェーンの技術が今後大化けするかも」
というお考えを聞き、面白そうだなって感じましたね。
金融に30年以上関わってきた者として、
この分野で発展する可能性がある事業に身を置いてみたいと感じました。
更に、会社も事業もこれからのフェーズなので、若いメンバーとみんなで一緒になって、
新しいビジネス立ち上げに経験を活かしたいと思い入社を決めました。
ーもし私がKさんと同じ年齢だとしたら、
勇気のいる決断だと思うんですが不安とかはありましたか?
当時、コインチェックの事件があったり、すごく世間的に話題になっており、
イロイロ言われたりもしていましたが、個人的にはあまり気にならなかったですね。
多分金融庁にいたからかもしれないですが、やり方を誤ってしまっただけで、
きちんとしたやり方さえすれば問題は避けれると考えています。
しかも、お誘いいただいたポジションがコンプライアンスポジションだったので、
これまでの経験を十二分に生かせると思いましたし、
マネロンとかに関しても発展途上の分野なので、
その中で携わっていけるのは面白そうだなって思いました。
ー今はどんなことをされているんですか?
今は登録申請が通るような体制整備を行っているところです。
主には登録を取るにあたっての組織と規程周りの整備ですね。
組織に関しては、この前ジョインしてくれた若手20代の方と一緒に動いています。
今度は彼がコンプラ部の中核を担ってもらえるようにトレーニング中です。
規程に関しては、その整備が終わったら、
最後は実務対応部分をしっかりと仕上げれば開業に向けての準備は
ある程度完了したと言えると思っています。
ー将来のマーキュリー像、考えていることがあれば教えてください。
会社を作ったからにはしっかりと生き残っていけるようにしたいと思っています。
もちろん、赤字続きにならないように収益を出さなきゃいけないと思います。
また、せっかく事業としてやるので、社会の役に立つ会社にするべきだと個人的には考えています。
例えばですが、暗号資産を投機対象だけではなく、
都木社長も考えているような決済ツールなどとして発展させられればいいなと思っています。
もちろん、そこにたどり着くためにはまだまだ乗り越えることも多いと思いますが、
今後は、新しいアイディアをたくさん出してくれるメンバーが来てくれると嬉しいですね。
ー最後に、すごく気になってたことを聞かせてください...。
超エリートな経験をされてきたKさんから見た
マーキュリーってどんな印象ですか?
いやいや、エリートとかじゃないですよ(笑)
メガバンクやお役所なので優秀な人もたくさんいましたが、
マーキュリーの人材の質は本当に高いと思います。
非常に責任感もあるし、前向きだし、協働の意識がすごく高いと思います。
非常に個々の素質が高い&優秀&チームワークもあるので、
なんでこういう会社ができたのか不思議に思うことがあるくらいですよ(笑)
Kさん、ありがとうございました!
なんというか....とにかく圧倒されたインタビューでした...!
今、Kさんが管轄するコンプラポジションも絶賛採用中です!
マーキュリーでは新規事業の立ち上げを一緒に行っていただけるメンバーを募集しています!
※当ストーリーは、内容を一部変更しました。(2024/09/11)