BLITZ Marketing7つの文化を考える【新卒1期生が語り合って見つけた自己責任の文化が生む強さの本質~】
ブリマには7つの文化と呼ばれる明文化された社風があります。
草創期の3つの至上主義からはじまり、大切にしたい思いを一つずつ加え今の文化になりました。
そこで今回から7つの文化を一つずつ深堀し文化という側面からブリマの本質に迫る連載をスタートします!
第2弾は『自己責任』
コロナ禍で世界中がロックダウンや緊急事態宣言のタイミングで入社したブリマ期待の新卒1期生13名。
入社して1年が経ち、役職に就いたり月間のMVPに選出されるなど目まぐるしい活躍を見せています!
特に新卒採用1期生ということもあり、ブリマの未来を担い文化というブリマスタイルを最も身軽に身にまとっていると言っても過言ではありません。
そこで今回21卒から4名を招集し7つの文化【自己責任】というお題で同期座談会を開催してもらい、彼らの本音に迫ってみたいと思います!
-Q1. 自己責任の文化どんなことを思いうかべる?-
(M) やり抜く事。
(H) 自責。
(K) まあでもいずれにしても堅苦しいですよね、難しそうな言葉。
ふわっとはわかるけどよくは分からないというか、ビジネス的には自己成長のきっかけを作るものだと思うんだけど、一方で弱者を責めるものでもあるのかな。
日本の教育的にも何か失敗したら自己責任だと非難に使ったりして、世間では自己責任はマイナスイメージの方が強いのかなと思う。
子どものころからそういう気がしない?
(all) 確かにそういわれるとそうだね~。
(M) 脅迫的なね。
(K) 特に大学生になってから何でも自己責任って言われて社会からの圧力のようなもの感じるところあるかな。
(H) 多分その言葉だけを聞くとKくんみたいにマイナスイメージがあるけど、いざ社会人になったら分かったことがあって、新卒生や大学生に社会人として最初に意識するべきものとはって聞かれたら俺なら絶対に自責って答える。
プライベートでもビジネスでも自責精神があればマイナスに作用することは多分滅多にないんじゃないかな。
自分の子供が生まれたら自責って名前をつけてもいい笑
(U) それはちょっとやめたほうが笑
(K) 結構ありなんじゃない笑
(H) 自と責でもいいな。
~笑~
(K) でもまあ自分にベクトルを向けることは成長のきっかけになるし。
僕は使う目的の方が割と大切だと思っていて、自己責任を持つというのは手段で意識する事で失敗したときに自分を顧みて考える事が目的だから、そういうときなら自己責任はいい方向に使える気はするよね。
(M) 自己責任ないほうが逃げだし、言い訳するし学ばないし、まあいいかになるから仕事においては自己責任がある方が大事だよね。
まあ言葉自体が強いっていう印象はどうしてもあるよね。
(U) 人によっては重たいと感じるけど、実際働いてみてこれって大事だと思わざるを得ないって感じだよね。
(K) 自分を追い込みすぎることに繋がるから、言葉自体を神格化するんじゃなくて目的や手段として考えられるといいよね。
-Q2. なぜ文化としていると思う?-
(K) 自己責任のいいほうの目的を達成する、自己成長につなげられるという理由はあるのかな。
(U) 成長するというところに重きをおいて文化にしているってことかな?
(K) 自分ごとに捉えて、自分に何ができるか自分を変えるきっかけの一つに自責があるんじゃないかな。
(M) ブリッツは大企業じゃないから一人あたりのやるべきことは大企業に比べて必然的に多くなってくる、自己責任で自分で巻き取る気持ちを持たないといけないというのはある意味健全だと思う。
(K) あと他責にならないように意識するためにある、っていう点もあるんじゃないかな。
(H)…みんなが言った通りだ!
俺が経営者の立場なら社員には自責でいてほしいし、そのほうがマネジメントしやすいし離職につながりにくくなる、かな。
(M) これ見方変えて、上司が部下に自責を押し付けるとそれは他責だよね。
(H) 難しいと思うのは、これを会社側が強要するのは違うと思っていて。
あくまで上司が自責を体現してその背中をメンバーをみて育つという環境を作らないとそもそも理にかなわなくなるからハードルは高いよね。
(M) ”文化”にならないよね。
(U) そうだね、文化とするともしかしたら誰かにとっては押し付けられていると感じたり、それ自体会社として他責なんじゃないかとなり得るかもしれないよね。
(K) 君らが責任を取るんだよ、的なね。
でも会社自身も自責の念を持つという意味で文化にしているなら、押し付けにはならないかな。
(U) でもこれが文化として根付いたら良い会社になれると思うんだよね。特にブリッツはベンチャーだから他責思考の人が居座り続けて養う余裕はないので、他責の人が組織にいると悪い組織になると思う、これからもっと良い会社にしていくとすると自責の文化は必須だと思う。
(K) みんなができていたらめちゃくちゃ良い文化だよね。
(U) そうだよね~。
(H) 難しいね~。
(M) 難しいね、役職順にそうなっていかないと。
(K) そうなんだよね~。
(M) 極論一番下の人って自責じゃなくても成立するからね。
(U) 成立はするよね、確かに。
(K) みんなが自責でも誰か一人が他責だとみんなが自責で行動してくれて他責の人が得になる構図できてしまう。
だから結局文化として成り立たせるには全員で自責の意識を持たないと成立しなくなるんじゃないかなと思うから難しいと思います。
(U) 結論、難しいということで落ち着くんですが…。
(M) 必要だけど難しい!
(K) 質問の答えとしては、自己責任の良い面での自己成長と組織の成長につながるから自己責任を文化に挙げている、という事かな?
(all) ということだね。
-Q3会長の自己責任の文化に込めた思いに対してどう思う?-
(K) 自己責任の意図を自分たちはある程度正確に汲み取れているように思った。
(H) うーん。
(M) まず自分が変わればいいということかな。
(K) 人を変えることはできないとして、でも自分自身が変わるべきなのかどうかをまず自分に問うということが大事なのかな。
結果はもう変わらないとしてもこれからどうしないといけないかを考えないといけないね。
(M) 自己責任には自己犠牲や自己中心とか似た言葉があって、自己犠牲は他から押し付けられた自己責任になると思うし、そうならないためにみんなで頑張るしかないから自分も自己責任で頑張ろうと思う。
(U) 確かにこのバランスは難しいよね、自己責任を追及しすぎると自己犠牲に変化していっちゃうよね。
(K) 自己犠牲を望んで世間は自己責任をを追及しているところがあったりするよね。
圧力として人を追い詰めていくことになるから難しいよね。
自己責任て責任の所在にフォーカスしていて、誰かに責任がある前提になっているのが僕はあまり好きじゃないな。
1人だけに責任があるとは限らないし、責任と付いているとそう考えがちだけど一人一人が何事も自分事としてとらえる事が大事なのかな。
自己責任=何事も自分事に捉える
とすれば誰かを助けたり且つ自己成長につながって良いんじゃないかな。
目的を失わずに何事も自分事にして自己責任の文化を全うしたいな。
(K) 何事も自分事のようにとらえると考えたほうが思いの部分に合っているような。
(U) 自己責任と聞いて縛りとして捉えてしまうより良いかもしれないね。
(K) 相手のミスを自己責任でなく何か自分にできることはなかったかの思考の方が良いよね。
自分一人でできる事には限りがあるけど誰かにサポートしてもらったら成長の度合いもスピードも圧倒的だから、みんなが助け合う世の中世界にしていきたいと思っています。
(U) 世界?
(K) 世界。みんながそういう意識を持てば。
僕だって助けてもらいたい派(笑)
もちろん人のことも助けてあげたいと思う、相手が思いつかないような解決策を提案できるかもしれないしね。
-Q5. 自己責任を発揮できた自画自賛エピソードを教えてください-
(H) まだ僕は活躍できていないのでないです。
(M) なんかあったの?!
(H) うーんまあ、難しいね…。
(U) まだ自信が納得できるほどの発揮ではないという事?
(H) まだお給料に見合ってないと思うので、はい。
(K) でもそんなことないと思うけどね。
Hくんはうまくいかないことを誰かのせいにしないで、自分の力の及ばないところでも施策が足りなかったことを自己責任を持って反省しているところは会社にたくさん貢献していると思う。
そういうところは周りの人も一目置いていると思うし、謙遜しているけど僕は自己責任ができているメンバーの一人だと持っているしカッコいい男性だと思ってるよ。
見習いたい!
(U) 確かにミスを絶対に誰かの責任にしないよね。
(K) 絶対しない!
(H) 言うからミス全部、俺ミスった!て全部言うから。
(U) それも自己責任だと思う。隠したり誰かのせいにも言わないしどっちかというとミスをやっちゃったと堂々と言ってる。それを繰り返さないようにどうすればいいかをちゃんと考えているからそういう意味では自己責任を体現しているって言えるんじゃないかな。
(K) カッコいいよね~!
(U) うん!
(H) 周りの評価が大切なのでそう思ってもらえているんなら良かったです!
(K) 素晴らしい!
(M) 締まったね!
(U) じゃあ次Mくん!
(M) 業務領域でやることやれることできることは1年経つと必然的に増えてきて、自分から得ようとしなくても増えてくるところがあってそういうところも自己責任に繋がっていくのかな。
(U) 今年から後輩が入って、後輩に対して自己責任体現しようとして意識していることってある?
(M) 色々教える側だから、後輩のミスも自分の責任にもなるっていう心構えかな。
(U) Hもそうじゃない?
(H) あんまり気にしない。
(U) そうなんだ! 教えたことができなくてミスしちゃって自分の教え方がいけなかったのかなって思わない?
(H) あ~思う思う、意識というか別に当たり前にやってる。
(K) やっぱりMくんすごいよね~
後輩に教えたことで失敗したことを自分の失敗として意識しているのすごいと思う。
日本社会って部下の責任は部下の責任、上司の責任さえ部下の責任というか半沢直樹とか見てるとそういうの根強いなと。
そんな中でMくんめちゃくちゃカッコいいし、来年僕にも後輩が入ってくるらいしいのでMくんやHくんの教育マネジメント見習ってやっていきたいな。
(U) Kくん自身はどう?
(K) 僕は自己責任かどうかを考える時ってミスをしたときがきっかけになると思うんだけど、僕ミスしないし周りもそういう人ばかり。強いて言えることとすると、プログラミングをやっていて分からない部分は『教えてもらわなかった』んじゃなくて『自分が勉強不足』なんだからしっかり勉強するようにしています。
-Q6. 自己責任を一番体現していると思う社内メンバーは?-
(H) 僕が一番尊敬しているN課長は本当に自責の上司で見習わなくちゃいけない部分がたくさんあって、21卒が広告運用の業務を担当するようになってから結果が出ない時も自責で捉えていて見習いたいです。
(U)やっぱりそこは一番近くで見ている同期のNくんだね。
(H) もう今は馴れ馴れしくニックネームで呼べない(笑)
(M)いや、ここはHでしょ!
この質問を見たときから思っていて、最初の部署で一緒だったとき個人売り上げ目標があったけど、Hのすごいところは自分のノルマだけでなくて他のメンバーの分も巻き取ろうとしていてチーム全体の達成のために動いていたから一番自己責任の化身なんじゃないかな!
(H) もう僕が名前変えちゃう?(笑)
(K) もう何かみんなが自責できすぎていて僕恥ずかしい(笑)
僕は誰かを巻き込んだ失敗とかそもそも業務的にあんまりなくて、自責について考えるような時もあまりなくてみんなみたいに営業の最前線にいる人って他責だと絶対に成り立たないと思っていて、その中で21卒はめちゃくちゃ活躍しているし並みの世間の社会人よりも自責を体現していると思う。
自責が求められる環境下で成長できているのマジですごいと思う!
僕がもし前線に立ったらめちゃくちゃ迷惑かけると思し不安だらけだし、21卒みんなが自責体現しているメンバーとして僕はみんなを尊敬しています。
(H) あれ、上司ではないんだ?
(U) Kくんの部署(情シス)ってすっごい体現だよね?
(K) うん、すごい、本当すっごい体現している! でも年齢も社会人キャリアも違いすぎて比較しにくいというか。
同い年で21卒メンバーは世の中の同い年よりめちゃくちゃ本当にすごいことなんだからね!
Hくんとかめちゃくちゃやってるのに謙虚を崩さなくてめちゃくちゃカッコいいじゃん!
僕なんか自責云々の立場になくて語っていて恥ずかしいもん~、前線で活躍している人には敵わないよ。
(U) みんながみんなまさかの同期を挙げるとは、本当に同期思いなんだなって自責と共に感じました(笑)
(K) Uちゃんもすごいからね!
(U) ありがとう~(笑)
-Q7. 後輩に対してこれからもっとどんな先輩になりたいですか?-
(K) 意図が分かるようにしたいな、自己責任っていう言葉は人を責めているように受け止められやすいから、自己責任でいる事でどう自分が成長していったかだったり良い方向に繋がっていったかをわかるような伝え方に意識できたらと思うんだけど、…じゃあ具体的にどうしたらいいんだろう?
(H) 今やっていることかな。
(M) 行動ベースでいうと何度聞かれても教えるってことなんじゃないかな。
質問されるということは相手が理解しきっていないってことで自分が上手く伝えられていないってことだから、聞かれた事には何度でも答えようと思うしそれがあるべき姿だと思うんだけど、ただそれだけだと甘えに繋がりやすくて逆に健全じゃないから、つまり22卒のメンバーにも自己責任を持って自覚ある質問ができるようになったら良いんじゃないかな。
僕のスタンスとしてはちゃんと質問に答えるってことかな。
(K) めちゃくちゃ良い~!
加えて何度も聞かずに済むのかを一緒に考えられたらいいよね。
(M) そうそうそういう事!
(H) 俺は現状よりあげていくの難しいかな。
思ってたらやってるから現状アイデア思いつかないな、常に常にアップデートですね。
(U) 日々思いついたらアップデートしていくこと?
(K) それいいね! なかなかできる事じゃないよね。
(H) 逆にこの場で出る時点でやってないじゃないかと思っちゃう。
(K) おー真理だわ。
(U) 最後言い残したことは?
(K) 僕はお二人の意見に禿同です。
(all) 古い…!
(K) 見習っていきたいです、後輩ができたときに今日の話は活きると思います!