2018年8月20日にBitStarは13億円の資金調達および戦略的協業を発表。 それと同時にBitStarの4期が終了しましたので、4期の振り返りとこれからのBitStarについて 代表の渡邉にインタビュー形式で話を聞きました。
Wantedlyにおいては代表の渡邉が話をしたのは1年と3ヶ月ぶりのフィードになります。 ではご覧ください!
◆会社設立してから現在までのBitStarを簡単に振り返っていただけますか? 2014年7月に設立したBitStarですが、2018年6月で第4期を終了しました。 社員総会でも話した内容をもとに、これまで約4年間歩んできた軌跡を簡単に振り返りたいと思います。
私たちはミッションでもある産業・文化をつくるために直近1年間で多数の事業、サービスが生まれておりまして、この1年間は怒涛の新規サービスリリースラッシュでした。
【会社の沿革】 2014年7月 会社設立 2015年9月 BitStar α版リリース 2017年6月 メディア制作事業スタート 2017年7月 プロダクションE-DGEスタート 2017年10月 Influencer Power Ranking α版リリース 2018年3月 costarスタート 2018年5月 VTuber事業スタート
お陰様で順調に売上も推移しておりまして、直近3年間の売上成長率は1600%ほどとなっております。
デロイトトーマツさんが発表をしている「テクノロジー企業成長率ランキング」で去年1位の企業様が1250%成長でしたのでそれを上回る成果を上げることができたのは全従業員が頑張ってくれた成果だと思います。本当に感謝しています。そして、メンバーも倍増して1年で100名ほどにまで成長しました。
◆現在のBitStarの事業領域を教えてください。 現在、BitStarではテクノロジーと軸として「広告領域」、「プロダクション領域」、「メディア領域」の3つにおいて様々な事業を展開しております。
(1)広告領域 この領域で成し遂げたいことは、「インフルエンサーという職業を増やし人々により良いコンテンツを提供すること」です。私達が継続的に仕事を提供させていただくことで、インフルエンサーという今までになかった職業を生み出していると考えています。さらに、BitStarがサービス提供しているインフルエンサーの世の中への影響力は、総フォロワー数は1億人、日次再生数は4000万Viewという数字が物語る通り、私達が関わることでこれだけの視聴者の方に継続的にコンテンツが提供できると考えると非常に重要な役割であり意義深いと考えています。
(2)プロダクション領域 この領域で成し遂げたいことは、「インフルエンサーの「やりたい」を叶え、人々に喜びや感動を提供する」です。実現したいことは数多くありまして、イベント、店舗、オリジナルブランド、ファンコミュニティ支援、テレビ進出、音楽、海外進出など他にも多数ありますが、あくまでインフルエンサー自身がやりたいと思うことを叶え、それをビジネスにしていく方針で考えています。将来的なビジョンとしては、インフルエンサーがやりたいと思う領域で次世代スターを創出することです。
(3)メディア制作領域 この領域で成し遂げたいことは、「ワクワクするコンテンツを提供し、インフルエンサーが憧れる場をつくる」です。インフルエンサーの人がその番組・コンテンツに出演して有名になれるぐらいのネット発のIPコンテンツを作ることが目標となっています。テレビ局や新聞社様との提携を通じたマスとデジタルの融合をはかることで実現させていきたいと考えています。
そして、この3つの領域+「テクノロジー」でインフルエンサーの活躍を加速させていきたいと思っています。
◆インフルエンサーの時代は今後も続くのでしょうか? 間違いなく加速していくと思います。
過去メディアの変遷としては、劇場から映画、映画からテレビ、テレビからスマホへというかたちで過去3回のパラダイムシフトが起こっており、その都度メディアとタレントの関係は大きく変化していきました。テレビだと芸能人、スマホにおけるスターだとインフルエンサーというかたちに変化してきています。そして今後もこの流れは加速していくでしょう。
さらに、今後3年間で起きるパラダイムシフトとしては、「通信」が大きく、通信回線が5Gとなり、画質も4K, 8Kとなります。ですので、制作/メディアプロダクション、広告もテレビに依存しなくても良い時代になり、スマホファーストの時代、つまり、インフルエンサーの時代になります。
また、今後のスマホの動画コンテンツは、電波の利権に関係なく、各キャリアやプラットフォーマーによるコンテンツが拡大し、インフルエンサーの活躍の場が増えると思っています。海外では日本以上に環境変化が進んでおり、インフルエンサーがビジネスの中心になる中で、一方日本ではまだまだなので、成長の余地が大きいと確信しています。したがって、今後インフルエンサーという存在がタレント史上大きなパラダイムシフトになっていくと思っています。
そんな中、BitStarのビジョンは「インフルエンサーが活躍できるインフラを創る」ということを掲げています。私たちはこの領域において誰もが使っていただけるようなサービス提供を目指し、最終的には世界にもプロダクトを展開していきたいと考えています。
◆第5期の経営方針を教えてください 経営方針は3つあります。
1つ目は、BitStarテクノロジーの強化です。 インフルエンサーの成長・活躍を支援するテクノロジーを強化したいと思っています。BitStarはインフルエンサーの創出・発掘、育成、マネタイズ、マルチタレント化と支援していく過程の中で、テクノロジーの力を借りて支援した方が良いことは多数あります。
2つ目は、事業間連携の強化です。 BitStarは広告、プロダクション、メディアの3つの領域を垂直統合したビジネスモデルを強みとしています。ここまで本気で垂直統合のビジネスを展開しているインフルエンサーマーケティングの企業は他に無いかと思います。BitStarでは強みを活かし、事業間の連携、ナレッジやテクノロジーの共有により、相互成長を促進していきます。
3つ目は、戦略的協業の加速です。 先日、13億円の資金調達を発表致しました。資金調達の背景の一つとして、戦略的協業の推進があります。戦略的協業には事業会社との資本提携のみならず、インフルエンサーに関わるスタートアップへの出資やM&Aも含まれています。 https://corp.bitstar.tokyo/news_release/365
私たちはインフルエンサーが活躍できるようなインフラをつくる、というビジョンを推進すべく上記3つの方針に注力するとともに、併せて各事業の人材採用も強化致します。
最終的にはコンテンツ産業におけるメガベンチャーを目指すべく、引き続き「新たな産業・文化をつくり、人々に幸せや感動を提供する」というミッションを推進していきます。
◆上場は考えているのでしょうか? 2020年を目処に上場を目指しています。上場をする理由は3つあります。
1つは新たな産業や文化をつくるために、新たな事業をどんどん作っていくべく、資金を継続的に調達でき、多様な調達手段が必要であるため。 2つ目はインフルエンサーという 言葉が今まで以上に 一般化することで、 産業や文化として世の中に認められることがインフルエンサーや業界への貢献になると考えていること。 3つ目は会社の信用、ブランドを高めることで関係者の安心感を高め、更なる事業機会の創出に繋げることが挙げられます。
◆BitStarが大事にしている価値観、向いている人を教えてください。 ミッション・ビジョンを達成するために以下の3つの行動指針がありますので、この行動指針に合致するような方がBitStarにあっているかと思います。
1つ目はMake Value 〜新たな価値の創造〜 新たな価値を提供することで世の中にインパクトを与えよう。新たな産業・文化づくりも身近な価値創造から始まる。
2つ目はProfessionalism 〜プロ意識〜 プロとして責任感と当事者意識を持ち個人の専門性を高めることで成果を発揮し相手の期待を越えよう。
3つ目はUnity 〜一致団結〜 多様なメンバーが一致団結することでより大きな成果を出そう。
これら3つの行動指針を遵守することによってミッション、ビジョン、自己実現を達成できると思っています。※行動指針についてはまた別の記事で詳しく紹介しますのでそちらをご覧いただければと思います。
また、事業創造集団として、「アントレプレナー精神を持った組織」を目指しているので、受け身ではなく自発的に考え行動できる方が向いているかと思います。
◆最後にこのインタビューを見ていただいている方々へメッセージをよろしくお願いいたします。 BitStarは資金調達や事業会社との提携が決まり、更に事業成長を加速させるタイミングなので今が一番面白いタイミングだと思います。なので少しでも興味を持った方は是非気軽にご連絡、ご応募いただけたらと思います。
★☆★☆★BitStarでは以下の事業を行っています!★☆★☆★ 1.広告領域 ●インフルエンサーと企業のマッチングプラットフォーム「BitStar」 3,000名が登録し過去4,000件以上のマッチングを成立させてきた実績を有する日本最大のマッチングプラットフォーム。インフルエンサーを職業として成立させるために様々な仕事を継続的に提供しております。 URL: https://bitstar.tokyo/ 【掲載事例】
●プランニング・分析ツール「Influencer Power Ranking」 代理店やマーケターを中心に500社に利用されている月額制のYouTuberやInstagrammerのプランニング・分析サービス。これまで比較検討・定量判断しづらかった影響力や実績情報を収集、ビックデータ解析により、不明確なインフルエンサーマーケティングを科学し戦略的なマーケティングを可能にします。 URL: https://ipr.tokyo/
2.プロダクション領域 ●インフルエンサープロダクション「E-DGE」 BitStarに登録されている3000名から選抜されたYouTuberを中心とするプロダクション。現在クリエイターのフォロワー数が合計1,000万を越え、若者中心に人気拡大中。クリエイターの「やりたい」を叶え、次世代スターの創出を目指します。 URL: https://e-dge.co.jp 【掲載事例】
●ファンコミュニティサービス「costar」 ファンと共創するコミュニティをコンセプトとしたファンコミュニティサービス。8月のアプリ化、コミュニティ機能の増強により、協業先と利用者数の拡大を推進します。 URL: https://co-star.me/
3.メディア制作領域 ●インフルエンサーと共創するメディア制作事業 テレビ局、新聞社などのメディア企業様と協業したYouTubeチャンネルを運営。IPコンテンツの創造を目標としてマルチメディアへの展開を予定。 【掲載事例】
●バーチャルYouTuber事業 個性的で可憐な集団を目指した11名の2D VTuberグループ「アマリリス組」をはじめ、今後は3D VTuberを展開して参ります。IPキャラクターの創出を推進します。 URL: https://project-amaryllis.com/ 【掲載事例】