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自分らしさを失わずに就活するには~そもそもダイアローグに参加して考えた「自由」について~

今回は、学生インターンの土持さんが、アミタ主催のイベント「そもそもダイアローグ」に参加して考えたことを執筆してもらいました!
就職活動に疑問を持っていた土持さんが、働き方や自由について、どのように考え、変化があったのか。
ぜひお楽しみください。

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こんにちは。アミタでインターンをしている土持と申します!

京都の文化と芸術が大好きな就活中の大学4年生です。
大学では、ソーシャルビジネスなどを学んでおり、大学の教授の紹介でアミタの存在を知りました。
現在、京都本社で広報に関連する業務を担っています!


↑私が働く京都本社のエントランスです。

突然ですが、皆さんは自分がどうして就活しているか深く問い直したことはありますか。

「将来成し遂げたいことがあるから」
「家族を安心させたいから」
「みんなが就活しているから」

いろいろな理由があると思いますが、心から「働きたい!」と思って就活をしている方は一体どれくらいいるのでしょうか。
大学4年生である私は、毎日のように「就活」に関する話題を耳にします。

「周りは30社面接している」
「今すぐ就活を始めないと周りに置いて行かれる」
「大手企業から内定をもらった」

そのような言葉に焦らされると、いつしか内定を得ることだけが目的となってしまい、「なぜ働くんだろう」「自分は何がしたいんだろう」と深く考える時間がありません。
自分を見失うほどの速度でどんどん前へ押し出されてしまいます。

しかし、私は自分や社会と向き合うことなく、社会人になろうとする友人を見て、同じ道を辿りたくはないと、強い抵抗を感じていました。

「私は何を望み、誰と、どのように生きていくのか」
「私たちが生きる社会は何か」

就活への抵抗感を抱える私に、「自分の生き方」について考え直すきっかけを与えてくれたイベントが「そもそもダイアローグ」でした。

「自分の生き方」を問い直す時間を与えてくれた「そもそもダイアローグ」

↑そもそもダイアローグの対話の様子
 中央の男性が、ファシリテータであるアミタホールディングス株式会社の熊野英介さん


「そもそもダイアローグ」とは、社会の豊かさや幸せについて、対話しながら、深掘りをするイベントです。ファシリテーターはアミタの創業者である熊野さんが務め、参加者と深い対話を交わします。

私が参加した回のテーマは、「そもそも、自由とは?」でした。(その他にも大人・時代・生きる・未来・働く・平和・時間などをテーマに開催されています)

一見、就活とは関係のないイベントに思えますが、私はこの「そもそもダイアローグ」が、「自分の働き方」を問い直す機会になりました。

↑ダイアローグ中、参加者の発言を聞いている会場の様子

皆さんは、「自由」という言葉について、深く考えたことはありますか?
「自由」と聞いて、真っ先に思い浮かぶのが「お金」や「時間」の制約がない状態だと思います。

私たちは、自由になるためには健康な体・お金・時間などが必要であると考えがちです。
実際、お金や時間に余裕がないと自由を感じられないと考える人は多くいます。
しかし、本当にこれらのような条件が整わないと自由を得られないのでしょうか。もしそうなら、今より条件が悪かった昔の人々は、みんな不自由だったのでしょうか。

ライフスタイルが多様化し、自由に生きることへの憧れが増している現代。果たして、自分のしたいことを欲するままに行動できることが自由であると言えるのでしょうか。

誰かに認められたくて、周りに合わせて生きることは、むしろ不自由ではないでしょうか。


当たり前すぎて考えもしなかったことに、改めて向き合うことで、自分が何を大切に思っているか、どのように生きていきたいかが見えてきます。

例えば、私が参加した回のゲストの方々は
「制約を選べることが自由である。例えば、子どもを持つと自分の時間が制約されるが、それが自分で選んだ結果なのか、そうではないのかが重要だと思う。」
「大学卒業後、なんでも選べるからこそ何を選んだらいいのか分からなくなった。自由とは自分で選べることだと思う。そして、その中で立ち往生することもある。」
といった意見を発してくださいました。

「選択肢を持っているかどうか」が自由を握る鍵であり、それを奪われた際に、「不自由」と感じるのではないかと考えました。

その考えを私のモヤモヤに当てはめて考え直してみると、「なぜ、多くの大学生が就活に違和感を感じるのか」という問いについて、1つの仮説が生まれました。

 会社に入り、会社員として拘束され、働く時間が増えると、その分、さまざまな選択肢が奪われることになります。
具体的には、「今日はどこに行くか」「明日はなにをするか」などです。さらに、社会に出れば義務や責任が発生し、一見すごく不自由な人たちに見えます。

しかし、社会人=不自由というイメージは本当に正しいのでしょうか。

私の考える「自由」とは

そもそもダイアローグを経て私は、
「友達に言っても恥ずかしくない進路を選ぶ」「親が求めているから大企業に行く」など、周りの人たちにどう思われるかに縛られず、「自分のしたいこと」を見つけ、選択することが「自由」だと考えました。

昨今は、SNSにより、派手で華やかな生活を目にすることが多くなりました。
ネットの世界と現実の自分を見比べて苦しさを感じることもあると思います。
そのような中でも、「自分らしさ」を見失わず、やりたいことを選択できることが重要だと考えました。

そして、そのような選択をするためには「自分が誇れる自分の姿」について考え続けることが必要です。
この発見は私の就活における軸の1つになったと感じます。「みんなが就活しているから」ではなく、「自分が働きたいから」という気持ちをより大切にするようになりました。

このように、つい焦ってしまう今の時期だからこそ、当たり前のことを、深く考え直す機会はとても大切だと考えます。

 

↑会場参加者の集合写真

まとめ

さて、今回は就活に対するモヤモヤとともにアミタの「そもそもダイアローグ」について紹介しました。

毎日が忙しく、なかなか「自分の生き方」について深く考えることができないこともありますが、それでは物事の本質からどんどん遠ざかってしまいます。

「自分はどうして就活するのか、どう生きたいのか」と改めて問い直すことで、おのずと、「自分の生き方」が見えてきます。

そして、その一度きりで終わらせず、「なぜ?」と繰り返すことが重要です。
その繰り返しのなかで、「自分はどう生きたいのか」が日々磨き上げられ、周りに流されて、思考停止に陥る場面を減らすことができます。

つまり、考え続けることが自分の人生を自由に生きることに繋がるのです。

アミタは、そもそもダイアローグを通して「過ごす人生より、生きる人生」を目指す人々を社会に増やし、未来の社会づくりを参加者の方々と一緒に考える場を提供しています。


未来に希望がなければ、自分たちで希望を創る。
自分はここに居ていいのか?と悩むのではなく、ここに居ていいんだと証明して見せる。

そのような生き方に少しでも興味・関心のある方は、是非一度「そもそもダイアローグ」に参加してみてください!

 【申込受付中!】そもそもダイアローグ ’24~わたしたちが生きる社会の本質を考える~(全10回の対話会)

以下のWebサイトより、イベント詳細の各回申込URLからお申し込みください!

https://recruiting.amita-hd.co.jp/event/60

 

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