企業の福利厚生と言うと、何を思い浮かべますか?
最近では、福利厚生がより多様化しており、メンバーのモチベーションや生活の質を向上させる新しい取り組みが増えています。
そんな中、aciassでは「キャンプ代の補助」を福利厚生として取り入れています。
この取り組みは、単なる福利厚生を超えて、メンバーの生活に直接的な影響を与えると同時に、会社の文化や価値観にも深く結びついていると考えています。
この記事では、aciassがなぜこのキャンプ代補助を導入したのかを改めてお話すると共に、その背景や実際に福利厚生を活用しているメンバーたちの声を紹介します。
1. aciassの”ワクワク”の価値観
aciassは、湘南エリアに本社を構えるIT企業で、社名である「aciass」は“a child in a sweet shop”の頭文字をとって名づけました。
直訳すると「お菓子屋さんにいる子供」となりますが、慣用句で”ワクワク”を意味します。
ワクワクを指針とし、全てのステークホルダーがハッピーになれるような会社づくりを目指すという想いを込めています。
この”ワクワク”という感情は、aciassの企業文化の核を成しており、弊社はメンバーが仕事でもプライベートでも楽しみを見つけることを促進しています。
今回取り上げるキャンプ代の補助も、この”ワクワク”の価値観に基づいています。
この価値観はすべてのメンバーに共有されていますが、その”ワクワク”は人それぞれです。キャンプが好きな人もいれば、他の趣味に時間を使いたい人もいます。
aciassはその全ての価値観を大切にしたいと思っていますし、各メンバーが”ワクワク”できる活動があれば、会社としてその想いを尊重しサポートしています。
こうした活動が結果的に会社の成長にもつながると信じています。
2. キャンプが仕事に与える影響
キャンプやアウトドア活動が、仕事にも多くの好影響を与えることをご存知でしょうか。
特に、IT企業では、デスクワークが長時間続くことが多く、忙しい日常の中でなかなかリフレッシュの時間を取ることが難しく、仕事に対するモチベーションの維持が課題になることがあります。
しかし、自然の中で過ごすことで、仕事とは違った楽しさや発見があり、それが新たなエネルギーとなって仕事に良い影響を与えるとaciassは考えています。
アウトドア活動を通じてリフレッシュすることで、日常のストレス軽減や、仕事に対する前向きな姿勢が生まれやすくなると感じています。
実際、メンバーの中には、キャンプを通じて「仕事のモチベーションにつながった」「心の余裕ができた」といった声もあります。
3. ワクワクを支援する仕組み
aciassがキャンプ代補助を導入した最大の目的は、アウトドアに興味を持ったメンバーに、手軽にキャンプを楽しんでもらいたいからです。
前述のようなキャンプによって生まれるポジティブな影響を、少しでも多くのメンバーに感じてもらいたい。そんな思いが込められています。
特に、キャンプは自然の中で過ごし、家族やペットと一緒に楽しめるため、多くのメンバーにとって魅力的な活動だと考えています。
この福利厚生は、単なる金銭的支援ではなく、自然との触れ合いや、キャンプという活動そのものが、メンバーの人生を豊かにしてくれると確信しています。
4. 福利厚生を活用してキャンプに行っているメンバーのインタビュー
会社の一方的な想いで福利厚生を作っても、活用されないとあまり意味ないですよね…
そこで、実際にこの福利厚生を利用してキャンプに行ったメンバーに、インタビューしてみました。
メンバーはキャンプやこの制度を通じて、どのような体験や発見をしているのでしょうか。
4-1 女性メンバーAさんの回答
Q.キャンプ歴はどれくらいですか?
A.11月のキャンプが初めてなので2ヶ月です。
グランピングなどの経験はありますが、テントで一晩過ごしたのはこの時が初めてでした。
犬を飼っているので、一緒にできることを考えると外で過ごすことに行き着いて、キャンプに興味を持ち始めました。
Q.福利厚生を利用して、キャンプに行きやすくなったことはありますか?
A.犬をリードに繋がずフリーにできるサイトがあるのですが、他のサイトに比べるとやや利用料が高いです。福利厚生のおかげで、そのようなサイトも選択肢に入れられるので愛犬と快適に過ごすことができています。
道具さえ揃えれば気軽にキャンプができる状況なので家族も喜んでいます。
Q.キャンプで得た発見や学びを教えてください。
A.テント泊だとあまり寝られなさそうと思っていましたが、快適に眠れて驚きました。
キャンプ道具は災害時にも活躍するような物が多いので、防災面でも揃えて良かったと思いました。
Q.キャンプ後のリフレッシュ感や、仕事に戻った後の活力の変化を感じましたか?
A.普段は家にこもって画面とずっと向き合っているため、自然の中で過ごす時間はとても気分転換になります。
またキャンプに行くため、キャンプ道具を買うため、と仕事のモチベーションにもなっています。
Q.キャンプを通じて、最も印象に残っている体験は何ですか?
A.自然の中で食べるご飯が美味しかったです。
今まで休日は愛犬と行けるカフェなどを探していましたが、キャンプをしてからは公園でレジャーシートと小さなテーブルを広げてのんびりご飯を食べることが増えました。
Q.キャンプでのリフレッシュ効果を実感していますか?
A.1日中外で過ごしたり、テントで寝たり、日常とは異なる状況だけでわくわくしてリフレッシュ効果を実感しました。
4-2 男性メンバーBさんの回答
Q.キャンプ歴はどれくらいですか?
A.キャンプ歴は1年目です。会社のメンバーが参加したキャンプに行ったのがきっかけです。
Q.福利厚生を利用して、キャンプに行きやすくなったことはありますか?
A.福利厚生の範囲内で、どのシーズンもほとんどの施設が候補に入ります。
道具があれば、交通費+食費の負担だけで行けるので、毎月行くことも可能になりました。
Q.キャンプで得た発見や学びを教えてください。
A.正直、キャンプに行く前は「金のかかる野宿」くらいに思っていました。
非日常を感じるには、遠くの観光地や海外に行くしかないと思っていましたが、自宅から1時間程度の場所でも、十分であることに気付かされました。
Q.キャンプ後のリフレッシュ感や、仕事に戻った後の活力の変化を感じましたか?
A.土(山)のニオイを嗅ぐと元気になった気がします。
今までは、数ヶ月に1度の長期連休まで旅行には行きづらく、行く道中も旅行先も混雑していることが多く、何のための休みかわからなくなることが多々ありました。
キャンプは、予約さえ取れれば今日行くことも可能ですし、混雑状況もある程度調べることが出来ます。
『いつでも行ける』事を知っているだけで、心に余裕が生まれたと感じています。
Q.キャンプを通じて、最も印象に残っている体験は何ですか?
A.初めて自分の道具でキャンプに行った時、火を起こせませんでした。37歳になって火も起こせない事がわかりました。特別な瞬間です。
Q.キャンプでのリフレッシュ効果を実感していますか?
A.まだ3回しか行っていないので、今はただただ楽しんでいるだけかも知れません。
火も起こせないので、今後はキャンプがストレスになる可能性があります。
終わりに
aciassが導入している「キャンプ代補助」は、単なる福利厚生の枠を超えて、メンバーが日常を離れてリフレッシュし、新たなエネルギーを得る大切な仕組みとして機能しています。
この取り組みを通じて、個々の”ワクワク”を支援しながら、メンバー同士が共感し合い、絆を深められる環境が生まれています。
キャンプというアクティビティは、非日常を楽しむ場としてだけでなく、自然の中で新たな発見や学びを得られる特別な機会でもあります。
そして、その経験が日々の仕事や生活に新鮮な視点をもたらすきっかけとなっています。
aciassはこれからも、メンバー一人ひとりが自分らしく活躍し、充実した毎日を送れるような取り組みを続けていきます。「キャンプ代補助」をはじめとする取り組みが、メンバーの活力や創造性を引き出し、会社全体をより良い方向へと導くと信じています。
もしこの記事を読んで”ワクワク”を感じたなら、ぜひaciassでその感覚を共有してみませんか?あなたの”ワクワク”をaciassは全力でサポートしたいと思っています。