はじめまして!宿場JAPANインターン生の扇谷です。
8月31日(木)から1泊、スタッフ計4名で宿泊研修をしてきました。
場所はOMO5東京大塚。皆さんご存じ星野リゾートが展開する、「テンション上がる『街ナカ』ホテル」をコンセプトにした都市観光ホテルです。
この記事では計3つのツアーに参加して得た大塚の魅力と、ツアーの感想をお届けします!
ツアーの出発はご近所マップから
どのツアーも集合場所はホテルの玄関口にあるGo-KINJO Map前。
都電をイメージした遊び心あるソファが向かい側にあります。
地図を眺めながら行先の概要を掴み、いよいよツアーがスタートです!
17:00 大塚の魅力が満載なご近所巡り
このツアーでは今夜の夜ごはん探しや大塚お土産紹介を中心に、大塚の魅力をとことん紹介してもらいます。
お店情報以外にも地域の小ネタを聞くこともできます。特に印象的だったのは空蝉(うつせみ)橋のフェンスにまつわるエピソード。
大塚駅すぐ近くの空蝉橋は東京スカイツリーを眺められる穴場スポットで多くの人が写真を撮りに来るそう。
ある日、橋から線路への不法投棄や事故の問題から、橋に2mほどのフェンスが設置されてしまいます。地域の人はせっかくの景色がもったいないと嘆いたそうです。
そこで大塚の有名なお茶屋さん、空蝉橋のすぐ近くにある矢島園の店主がせめて覗けるようにしようとJRの方に掛け合い、十字フェンスの一部には穴があけられました。
このエピソードを聞いた後はうわさの店主がいる矢島園へ。
元気な店主さんから美味しい緑茶の試飲をいただき、参加した品川宿スタッフ全員がお土産として購入して帰ってきました。
19:00 大塚通気分なはしご酒ツアー
このツアーでは、初めてだと躊躇してしまうような地元の居酒屋やバーで、OMOレンジャーと一緒にはしご酒をします(レンジャーはお仕事中なのでソフトドリンク、、、)。
先ほどのツアーと同様に、ただお店を紹介してもらうだけではありません。
お店の普段の雰囲気やおすすめメニュー、それにまつわる小ネタまで聞くことができます。
また、このツアーでは私たちも同業者であることを早々に明かしたうえで、たくさんお話させていただくことができました。
大塚についてはもちろん、憧れの星野リゾートについてもたくさん勉強になりました(笑)
9:00 都電を追いかける朝散歩
アルコール片手にホテルでのDJナイトも楽しみ、ぐっすり寝た次の日も朝からお散歩ツアーに参加しました。
夕方のツアーはお店の紹介が中心でしたが、朝は都電や観光スポットを中心に別のルートを辿ります。
台湾からのご家族6人組、大阪からライブ遠征のために宿泊していた2人組と一緒に、おしゃべりも楽しみながら快適な朝散歩/朝活になりました。
計3つのツアーと1泊の宿泊を体験して
さて、ここからはOMO5東京大塚での宿泊とツアーを体験した、ゲストハウス品川宿インターンであり外泊&旅行好きな女子大生である私の感想&発見パートに移ります!
掘れば掘るほどわく街の魅力
たった1泊2日の時間で、
「このお店好きそうな友達いるな、今度一緒に来たいな」
「次大塚に来たときにはこのお店でお土産買おう!」
「たまには池袋じゃなくて大塚で飲み会したいな」
なんて、次大塚に来ることをたくさん想像してしまうほど、
私はすっかり大塚という街に魅了されました。
この魅力ってツアーを通して大塚についてよく「知った」からこそ生まれたものなのではないでしょうか。
実は、通っていた高校が近く、大塚という街にはもともとなじみがあるつもりだったのですが、ただ目的地に向かって街を通りがかるだけでした。
当然ですが、こんな街の見方ではなかなか街自体を楽しむことはできません。
でもきっと、大塚にまつわる小ネタを聞いたり、実際に地域の人とあいさつやお話をしたりすることで、この短期間でぐっと親近感や愛着がわいたのだと思います。
自分自身、地元である品川や大好きなゲストハウスのある品川宿には愛着をもっていたのですが、お店や地域の人、その歴史を掘って知ることで、思いがけない更なる魅力に出会えるのでは?と可能性を感じることができました。
宿ならではの一期一会と不確実性をいかに楽しむか
今回参加したツアーは、1つ目が日本人グループ2組、2つ目が私たちだけの貸し切り、3つ目が日本人グループ2組と台湾人グループ1組という、各回様々なパターンでの開催でした。
ツアーごとに毎回参加する方の属性や反応、言語などが異なります。
はしご酒ツアーでは2時間という長い時間、レンジャーがお酒の場に付き合ってくれるのですが、2組の参加者を同時に案内することや1人の参加者とマンツーマンで案内することもあるそうです。
あまりにもの不確実性に、自分には同じ接客ができないなと悲嘆してしまいましたが、そんな可能性とその場の出会いを楽しもうとする積極的なマインドが重要なのだと考えさせられました。
台湾人グループのいた3つ目の朝散歩のツアーでは、レンジャーが器用に日本語と英語で2度案内していました。
でも、その場の雰囲気や笑顔、仕草で日本語が通じる瞬間がたくさんあるのです。
コミュニケーションの手段を英語という言語にしばられないで、
日本人グループと海外グループの両方を巻き込みながらツアーと会話を盛り上げるレンジャーの計らいに終始素敵だなと感じていました。
ゲストハウスで働いてもそうですが、その場の雰囲気やリアクション、ゲストの求めることなんてあらかじめ細かに想定できるものではありません。
ただ、その不確実性を一期一会として捉えて、自分自身もポジティブに参加できることが重要なのではないでしょうか。
自分達で見つけた近所の朝ごはん✨
おわりに
なんだか真面目な感想で締めくくってしまって、照れくさいですが、こんな感じでインターン生扇谷のOMO5東京大塚宿泊レビューとさせてもらいます。
まだまだ未熟な私ですが、この貴重な体験・学びを吸収しつつゲストハウスで伸び伸びと成長していきますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。