3月開催！木造建築を体感！構造設計インターン募集

【従来の木造住宅で主流となっている工法】 ①軸組工法（在来工法 　軸組工法とは、日本で最も多く建てられている伝統的な工法で、柱や梁、筋交を組合せて軸組（骨組み） 　を作ります。 　　メリット　：間取りや構造の自由度が高い。 　　デメリット：大工の経験や技術の差が出やすく、完成時の室に差が出やすい。 ②枠組壁工法 　枠材に面材を緊結させて「壁」をつくり、その壁を組合せて家をつくる工法です。 　　メリット　：安定した品質を届けられる。 　　デメリット：間取り変更や開口部を大きくとるのが難しい 【エヌ・シー・エヌ独自のSE構法】 「SE構法」とは、S造やRC造で主流であるラーメン構法を木造住宅に取入れ、安全かつ便利に利用できるようにシステム化した当社独自の木造建築用の建築システムです。 さらに、住宅・非住宅といった分野に関わらず、全棟に構造計算を行うことで耐震性のチェックを実施しております。 【構造計算の特徴】 一般木造住宅の規模では、構造計算の実施が義務ではないため、ほとんど構造計算が行われておりません。 しかし、「SE構法」では、当社の目標のもとS造やRC造と同じ手法である許容応力度計算による構造計算を実施しています。 構造計算においては、構造図面作製用CADと連動した立体解析による構造計算プログラムを使用し、構造図と構造計算図の整合性を確認することで安全性を確保しています。 【資材の供給体制と登録店とのネットワーク】 「SE構法」は、構造部材の品質基準や性能が明確であることとトレーサビリティが条件となるため、供給プロセスを整備しています。 そのため、品質協定を結んだ全国9拠点の指定プレカット工場からのみ資材を供給し、建築資材の安定的な供給体制を構築しています。 また、600社を超える工務店を中心とした登録店を中心とした登録施工店ネットワークを通じて「SE構法」を展開しています。 【中大規模木造建築への事業拡大】 2010年に施行された「公共建築物における木材の利用の促進に関する法律」により、保育園や老人ホームなどの住宅以外の建築の木造化が促進されており、市場規模も拡大しております。 住宅よりも規模の大きい建築物では構造計算が必須となることから、エヌ・シー・エヌの高度な構造計算技術を中大規模木造建築へ転用し、事業を拡大しています。